9月27日(月)
オーストラリアの原潜問題は今年の初めに持ち上がったとの話だ。オーストラリアから、フランスの通常型潜水艦では全艦完成時(予定より遅れてまだ20年くらいかかるらしい)には時代遅れとなっているから、いい方法はないかと米英に打診したのだそうだ。そこで太平洋での潜水艦不足に悩む米英が飛びついたという事だ。フランスにも原潜はあるがそれに切り替えればさらに数十年完成が遅れて、さらに金がかかる。それにフランス製の原潜では米英との共同運用時に支障が出かねない。まあフランスとの間に亀裂が入っても潜水艦の早期導入がより必要だと、それくらい対中国作戦を米英は重要視しているのだろう。
そこで米英豪は極秘に原潜導入の手続きを進めた。そして話が纏まったのが今年の6月で、G7の場でオーストラリアはマクロンにその話を(多分婉曲に)告げた。所がフランスの諜報機関はこの打ち合わせを全く把握していなかったので、マクロンは理解できずうんと言ってしまったらしい。だからオーストラリアは事前に告げたと言い、フランスは寝耳に水だと、反駁しているのである。
オーストラリアとフランスの潜水艦契約には破棄条項が書いてあるそうだ。オーストラリアが違約金として400億円くらい払えば、契約書上は終わる話だとのこと。400億円で原潜の技術が手に入るなら(アメリカもしかるべき技術移転料を要求するだろうが、いきさつからしてそれほどの高額にはなるまい)安いものである。原潜完成までに十年くらいかかるらしいが、その間アメリカの原潜をリースして訓練しておけば、完成即実戦投入が可能となる。フランスとの従来契約によるよりも投入が速くなる。フランスには悪いが我が国にとって朗報である。
オーストラリアの原潜問題は今年の初めに持ち上がったとの話だ。オーストラリアから、フランスの通常型潜水艦では全艦完成時(予定より遅れてまだ20年くらいかかるらしい)には時代遅れとなっているから、いい方法はないかと米英に打診したのだそうだ。そこで太平洋での潜水艦不足に悩む米英が飛びついたという事だ。フランスにも原潜はあるがそれに切り替えればさらに数十年完成が遅れて、さらに金がかかる。それにフランス製の原潜では米英との共同運用時に支障が出かねない。まあフランスとの間に亀裂が入っても潜水艦の早期導入がより必要だと、それくらい対中国作戦を米英は重要視しているのだろう。
そこで米英豪は極秘に原潜導入の手続きを進めた。そして話が纏まったのが今年の6月で、G7の場でオーストラリアはマクロンにその話を(多分婉曲に)告げた。所がフランスの諜報機関はこの打ち合わせを全く把握していなかったので、マクロンは理解できずうんと言ってしまったらしい。だからオーストラリアは事前に告げたと言い、フランスは寝耳に水だと、反駁しているのである。
オーストラリアとフランスの潜水艦契約には破棄条項が書いてあるそうだ。オーストラリアが違約金として400億円くらい払えば、契約書上は終わる話だとのこと。400億円で原潜の技術が手に入るなら(アメリカもしかるべき技術移転料を要求するだろうが、いきさつからしてそれほどの高額にはなるまい)安いものである。原潜完成までに十年くらいかかるらしいが、その間アメリカの原潜をリースして訓練しておけば、完成即実戦投入が可能となる。フランスとの従来契約によるよりも投入が速くなる。フランスには悪いが我が国にとって朗報である。
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