建築・環境計画研究室 (山田あすか)

東京電機大学未来科学部建築学科

9月1日(月)のつぶやき

2014-09-02 05:17:17 | つぶやきの倉庫(あすか)

自由研究がいま!終わりました。小2倒れました。古典妖怪と妖怪ウォッチ妖怪を比較した研究の結果、「人」の要素が、怪異の原因(恨み、幽霊)ではなく結果(困った性格や行動)に変わった点が妖怪ウォッチ妖怪の特徴でした。これは、人のあるべき像への規範や、寛容の土台という新しい文化かもです。

3 件 リツイートされました

今回調べた中で個人的に一番アレだったのは妖怪「寝肥(ねぶとり)」でした、これはホントに勘弁されたいです…これはアカンヤツです


@yamaemi54it 妖怪学会ってありそうですね。ってググったらあったww世界妖怪協会もあったwww 興味あるけど化かされそうでコワイ(学会大会で講演してるつもりが気がついたら野原で演説してたとか)


古典妖怪に比べた妖怪ウォッチ妖怪の特徴)「人にとりついて性格を変える,ある行動をさせる」が多い。例えば“ネガティブな性格” “余計な一言を言う”など。なんでも妖怪のせいにして,という批判があるが逆に,「これらは妖怪のせいだ,本来人はそうでないはずだ」という規範の刷り込みを感じる。

1 件 リツイートされました

→それはある規範の押しつけであると同時に,他者を不快にする/共同体の調和を乱す性格や振る舞いを,その人の人格本体から切り分けることで「矯正可能」と見なす考え方の枠組みとも言える。「みんな違ってみんな良い」とは逆の考え方かもしれない。


→しかし,場合によっては不調和の原因の客体化による自己批判や問題共有のきっかけになるかもしれない。嫁姑問題に悩んでいる嫁が,「トメさん,ばくろ婆が憑いてるんじゃないですか。ホントはそんな人じゃないですよね」といった具合だ。


→あの人があんなことをしてしまったのは,妖怪のせいだ。本当はそんなことをする人ではない,と思えば寛容の精神が生まれるかもしれない。同時に,カンチガイさん(あの子が俺を振るなんてきっと天の邪鬼が,など)や自己弁護さん(魔が差しただけなんですぅ)湧いたら,やっぱり困るのだけど。


→そのときには,多分その状態を客体視してくれる別の妖怪が生まれるのだろう。カンチガイさせる妖怪(つくもがみ系空き缶とか)や,言い訳させる妖怪(ダッテダッテナンダモンとかいうもじゃもじゃの精霊系とか)など。そのように考えると,困ったチャンの相手や苦行会議も楽しくなるかもしれない。


@yamaemi54it ほうほうの体で家に帰り着くといつの間にか300年の時が過ぎていて家は跡形もなく,見知った人も誰もなく。。 (いろいろ混ざっている)


今年の自由研究で一番面白かったのは、限界を超え始めた小2が激励してきた父親にキレて「パパも自由研究やってみる!?自由研究ってたいへんなんだよ!」と言い返した瞬間。我々は自由な研究も不自由な研究も仕事なんだよ…と大学教員夫婦は苦笑い


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2014.09.01.研究日誌 | トップ | 9月2日(火)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つぶやきの倉庫(あすか)」カテゴリの最新記事