建築・環境計画研究室 (山田あすか)

東京電機大学未来科学部建築学科

研究室(での研究活動)について_Q & A

2010-10-21 12:01:17 | ☆研究室について
昨年度寄せられた質問と回答です.
今年度もあれば追加していきます.

Q.研究/設計はどちらもできますか.
A.どちらもどうぞ..でも,「卒計だけ」はお勧めしていません
  卒計だけを,の進め方だと,たいがい前期と秋口までの時間を無駄にするからです.
  (経験上は100%ですね)
  それから,卒論に取り組み論旨構成やスケジューリングを身につけることが良い卒計
  (というか計画・設計全般)に対してよい効果があるからです.
  卒論を書きおわった学生が何人も,「いま設計やったら,絶対違う!」と言って
  卒業していきました.
  ですので,「卒論のみ」か「卒論と卒計と両方」の取り組みをお勧めしています.
  修士課程では,研究室コースでは研究活動とコンペ等での設計に取り組みます.
  (修士設計は,研究室コースではできません)

Q.研究/設計の進め方は?
A.【卒論・卒計】
  前期はテーマ決め,プレ調査等の期間です.7月末には研究全体の構想を決めます.
  卒計もやる組は,夏休みは調査と卒計の検討期間.
  後期は11月ごろまで調査,そのあとデータ整理・分析・考察,とりまとめ..と続きます.
  卒計もやる組は,先に卒論を終わらせて,それから卒計に取り組むスケジューリングです.
  前期は毎週ゼミ.後期は必要に応じて個別ゼミが基本です.
  【修論】
  修論テーマは,卒論テーマの継続でも,新規でもどちらでも.
  M1前期は,卒論の再まとめとコンペ,後期から本格的に修論用の調査などをはじめます.
  (あっという間に就活がはじまりますよ~!)  
  M2は修論・修論・修論です.
  (修士設計をしたい方は進学時に「スタジオコース」を選択)

Q.テーマの決め方は?
A.基本的にはテーマ設定は自由です.
  ただし,自由と放任,自由と指導放棄は違う,と思っていますので,
  どんなテーマをもってきても「はいどうぞ~」というわけではありません.
  そのテーマにはどのような社会的意義があるのか? あるいは知的探求を満たすとか..
  学術的新規性があるとか..要するに取り組む価値があるのか? が共有できるまでは
  やりとりをします.結構時間がかかります.
  (かけないと納得できるテーマを得られません.そこは焦るところじゃない)

Q.研究室に来る時間のルールはありますか.
A.・・・・?
  好きな時間に来て,進めるべきところまで作業が進んだら,帰ればいいんじゃない・・?
  ゼミの時間や打ち合わせの約束をした時刻にはそりゃ来るのが当然だろうけど..

Q.選考基準はなんですか.
A.研究室には定員があるので(程度に差こそあれ,どの研究室にも定員があります)
  その定員を超過しての配属希望があった場合には選考があります.
  この研究室では,面接をすることにしています(希望者がちょうどいい人数で,
  必要なければやりません).
  その際にうかがうことは,やりたいこと・進路の希望・アピール,です.
  選考?の基準というか,なにを見るかは,一応成績(GPAと関連科目の成績.ただし
  上から順に採るということはしません.単なる成績がアテにならないことは経験上よく
  わかってるんです..ええ,もうよくわかってるんです.いろんな意味で.だから見る
  だけ.)と,やりたいことが合っているかどうか.それと研究や設計等への取り組み
  姿勢が合っているかどうか.良い悪いということではなくて,マッチングを見ています.


思い出したら追加しています.
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