福島県から来られたFさん3人組と前日の白谷雲水峡に引き続き、大和杉の登山ガイドツアーに行ってきました。
大和杉は縄文杉に次ぐ、太さ・樹齢の巨木とも呼ばれています。
ヤクスギランドの中を通り、つり橋を渡っていきます。いつみても豊富な水量。
川の透明度の高さはすごいです。夏場であれば足なんかをつけて至福のひとときです。
歩いていると何本もの巨木の倒木に出会います。屋久島は台風の常襲地です。
大きなサルノコシカケの一種。きのこです。
ツガの球果、通称ツガぼっくり。
当たり前のように巨木が多く、見慣れてしまうほどです。
隠れて主役ミホノ杉(美穂杉)に到着。
木肌やコブの様子が樹齢の古さを物語っています。
着生している植物も多いです。
こんなことをしたくて屋久島に来ませんか?
縄文杉は一番大きいですが、触ることも、10mほど離れているので感じることもできず、残念な屋久杉なのでこちらの方が良いと個人的には思っています。
※ミホノ杉を痛めないように注意しています。
立ち枯れした巨木。屋久島では白骨樹と呼ばれています。
遠目に咲いていたアセビの花。他にもツバキ、オオゴウヨウオウレンなどの花が咲いていました。
ウィルソン株に負けないほどの切り株。
切り株の中に入り、見上げると穴が開いています。
そして、大和杉に到着。横にひっついているのはヤマグルマの巨木。
推定樹齢3000年~4000年とも言われています。
大和杉を見ながらお弁当を食べて、温かいお茶でほっとして下山をはじめました。
最後は河原でひと休みしてから帰りました。
人にはほとんど会うこともなく、川の音や鳥の鳴き声、サルの叫び声!などを聞きながら静かな森を歩くことができたことが皆さんよかったようです。
本当に穴場で良いコースですので、縄文杉にこだわりのないかたにはお勧めいたします。
屋久島自然学校の大和杉ガイドツアーはこちら。