福井県から来られたHさんご家族と屋久島世界自然遺産の森あるき西部林道ツアーに行ってきました。
前日は種子島でロケット打ち上げを鑑賞。ロケットの打ち上げを目当てで来られたのかと思いきや、たまたまだったそうです。
さて、屋久島の西部林道は名の通り屋久島の西側。移動時間も長いので途中、大川の滝に立ち寄りました。
屋久島を代表する日本の滝百選にも選ばれている滝です。落差88m。近くまで行けるところが良いところです。
森の中に一歩足を踏み入れるとそこは動物たちの世界。この日はヤクシカを34頭、ヤクシマザルを20頭ぐらい見ることができました。
子供たちが数を数えてくれていました。ありがとう!
屋久島にはいろいろなタイプの森があるのですが、ここは亜熱帯性のジャングルチックな森。
気根と呼ばれる根っこが特徴のガジュマルの樹。
ヤクシカの角が見えてます。屋久島のシカは本州のシカに比べて身体も角も小さいです。
このヤクシカは足が悪いようで近づいてもあまり逃げませんでした。
見慣れてくるといろいろなシカがいて顔の違いも分かってきます。
大きなクワズイモの葉っぱ。名の通り毒があり食えないイモです。大きな葉っぱは1mを超えてきます。
丈夫なつる植物。ターザンごっこ。
丸々と太ったように見えたジョウビタキ?の雄。他にもシロハラやヒヨドリがいました。
大きな岩をおそるおそる登ると世界自然遺産の森が広がっています。紅葉した葉っぱはハゼノキ。冬でもこの緑の濃さです。
なかなか高度感はあらわすのは難しいのですがちょっと高いところです。
屋久島の生態を調べるために首に機器をつけているヤクシカもいます。どこの地域でもシカが増え過ぎていると聞いたりもします。
最後にウミガメの産卵地で有名ないなか浜にも立ち寄っていきました。
この日は風がつよく波が高かったです。天気により海の色も変わって見えます。
ちなみにウミガメの産卵が見られるのは5月~7月ごろです。
この日に帰ってしまうHさん、「また来ます!」と言っていただき大変うれしく思います。
屋久島自然学校の世界自然遺産の森をあるく西部林道ツアーにご参加いただきありがとうございました。