福島県浪江町の末森地区の山本幸男は、
原発事故の後も、4年以上も、
牛を飼い続けた。
山本は、殺処分を無視したのだ。
殺すに忍びないからだ。
(かと言って、出荷はできないので、
エサ代だけが嵩む)
牛の中には、
累積の被曝線量が
人間の目安値の2000倍の被爆をしている牛もいる。
そして、その後の科学的追跡調査の結果、
事故後、4年以上経っているのに、
白血球減少など被曝の影響は、
確認されていない!
またわかったことは、
放射性物質に汚染されない餌を与えれば、
3カ月ほどで体内の放射性物質が排出されることだ!
生物というのは、
偉大なものだ。
ニワトリは、カリウムを、
体内で、カルシウムに変えている。
常温核融合が行われていたのだ!
牛が健康に暮らせるということは、
人間だって、大丈夫だ。
避難した福島の人たちが、
地元で暮らせるかもしれない。