かつての日本社会党は、
うまくやれば、
政権を取ることができた。
安保反対、
黒い霧事件、
田中角栄逮捕、
大型消費税反対、
売上税反対、
田英夫ブーム、
土井たか子ブーム・・・
何度も追い風が吹いた。
しかし、結果的に、
政権を取ることができなかった。
なぜか?
主な理由は、
労組を大切にしすぎたからだ。
労組を大切し、
その結果、
市民の求める政策を掲げることができなかった。
そして市民の支持を失い、
万年野党の座を続けるしかなかった。
確かに、国会議員にすれば、
労組の*万票や、
労組の献金や、
労組の選挙応援は、
貴重に思える。
でもさ、そのせいで、
労組の4倍?もある一般市民の票を失うとしたら、
愚の骨頂だぜ。
でも、悲しいかな・・・
やはり、彼らは、
労組の*万票が欲しいわけだ。
社会党ばかりではない。
民主党も、全く同じ道をたどり、
自治労を切れず、
公務員改革ができなかった。
民主党が市民の方に顔が向いていない以上、
市民の支持を失うのも当然だった。
身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ!
・・・・
社会党や民主党ばかりでなく、
あらゆる人間に贈りたい言葉だ。
過剰な見栄や恥辱や人情が、
人を滅ぼすだろう。
すべてを捨てて裸になった者は、
水に浮くだろう。