♪大地一人のスカイツリー暮色♪

有料版/運命鑑定
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(再掲)親はなくとも、子は育つ

2024-04-18 03:49:59 | 日記

以下は、10年以上前に書いたブログです。再掲させていただきます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

世の中の人がカン違いをしていることがある。

 

子供に親は必要だ・・・これだ。

 

もちろん、性格が立派で経済力のある親は、

存在した方がいい。

 

しかし、現状を見ると、

悲惨だ。

 

親のエゴイズムのせいで、

いかに、純粋な子供たちの心が、

ねじ曲がっているか!

 

実際、我が子を虐待する親も急増だ。

 

そんな親なら、

いない方がいいだろう。

 

こんなことを言うと、

あの世の両親は、腰を抜かすかもしれないが、

ヒット大地は、思春期以降にかぎり、

親がいなかった方がいいと思っている。

 

もちろん、我が親には、感謝の念をたくさん持っている。

愛情も、そこここに感じた。

 

ヒット大地は、その恩に対しては、

十分に、報いたつもりだ。

 

プラスマイナス、ゼロ・・・・

両親は既に亡くなっているが、

負債もなく、すがすがしい気持ちだ。

 

じゃあ、なぜ、ヒット大地は思春期以降、

親がいない方が良かったかもしれない・・・と思うか?

 

その理由は、

早くから、「神様という、真の親にめぐり会えたかもしれない」

と思うからだ。

 

ヒット大地は、かなり心の広い人間だ。

 

言わば、ケヤキのよう大きな木だ。

 

ところが、ヒット大地の親は、

しばしば、ヒット大地を盆栽のように、

扱おうとした。

 

それも無理はない。

 

盆栽の方が扱いやすいし、

他人に迷惑もかけないだろう。

 

だから、ヒット大地と両親は、

意見が対立することも、しばしばあった。

 

親に感謝しつつも、

ヒット大地は、「俺は、盆栽じゃないぞ」

と、いつも思っていた。

 

幸い、20代で、神に出会い、

本当に、救われた。

 

それまでの人生が嘘のように、

心底からの、安らぎを得た。

 

薄暗い街角から飛び出て、

急に青空を見つけた思いだった。

 

そう。神様は、のびのびと生きることを教えてくれた。

 

ただし、これは自由気ままではない。

 

神様はときどき、ヒット大地に厳しい試練も与える。

 

また、神に愛されるためには、

社会奉仕を、常に、やり続けなければならない。

 

現在ヒット大地が、

様々なボランティアを行っているのは、

そのためだ。

 

動画を作り、人生相談を行い、

最新の健康情報を、皆に届け、

こういうブログを書いているのも、

すべて神に愛されるためだ。

 

神に愛されるためなら、

命も、惜しくはない。

 

権力者が嫌がることも、

ばんばん発言する。

しかも怖くはない。

これ、不惜身命という。

 

昔、40代の有名女流作家が、次々と乳がんになった。

そして、「哀哭の書」を残し、あの世に旅立った。

 

世間は、「かわいそうに」と言った。

子供を残して、死んでしまうのね・・・

 

正直言おう。

ヒット大地は、同情しなかった。

 

40代と言えば、子供たちは、おそらく思春期だ。

 

思春期の子供たちは、

親の欠点に敏感な年頃だ。

 

ちょうど世間がわかり、

いろいろな本を読み、

親を客観的にみることができるようになる。

 

小学生のころは、

「父さん、母さん、大好き」

だったのが、中学生になり、

「ちょっと、うざいんじゃない」

ということになる。

 

そういう時期は、子供たちは、ふと、

「両親が、道徳的に素晴らしい人間なら、いいのに」

と思うことも多いだろう。

 

親の小さな「ズル」が、

子供たちの心を、ひどく傷つけるのだ。

 

そんなとき、乳がんの母親が、

ピーピー泣き言を言わずに、

「お母さんは、乳がんで、もうすぐ死ぬの。

これも運命なんでしょう。

でも、あなたたちに出会えて、本当によかった!

お母さんには、欠点もあったけど、

その点は許してほしい。

私がいなくても、あなたたちは、立派に生きるのよ!

絶対、世間の悲しみ苦しみに負けちゃダメよ!」

と言い残せば、

子供たちは、慟哭し、母親の心の強さを尊敬し、

一生、まともな人間として、生き抜くだろう。

 

生きて、「門限は、7時まで」・・・とか、

「そんな恋人とつきあっちゃダメ」

などと、子供の生活に過度にこまごま干渉するより、

子供たちにとっては、ずっと大きな意味をもつだろう。

 

そう。

ほとんどすべての親たちは、「子離れ」ができないのである。

引きこもりや拒食症の子供の原因のほとんどは親に責任がある。

 

多くの親は、子供の生活や性格に、過干渉をし、

その結果、子供の人生を台無しにしている!

・・・・これが、日本の家庭の実態だ。

 

「親であること」のステータスに甘えているのだ。

 

確かに、母親の我が子に対する愛情は理屈ではない。

女性の体内には、オキシトシンというホルモンが、たっぷりある。

そのせいで、子供に対する愛情は、

父親よりも深いと言われる。

 

しかし、そんな母親の愛だって、

世間体などのエゴイズムに染まっている部分もある。

 

子供の人格を愛するのではなく、

世間体で、いい子供になってほしいから、

子供に説教するのだ。

子供の進路に口出しをするのだ。

それはかなり自己愛だと言っていい。

 

ヒット大地は思う。

思春期を過ぎた子供には、

基本的に、親は必要ないように思う。

 

強いて言えば、

親というより、「良き相談相手」であってほしい。

 

子供たちはむしろ、それぞれ、

本を読んだり、テレビで見た理想の人、

そして、できうれば、神様を親と考え、

その教えに、忠実に生きればいいのだ。

 

死んだ子供は、あの世で、指導霊に導かれ、

最高の幸福を手にする。

 

ところが、なまじ、現世の親が、

いつまでも、死んだ子供のことを忘れられず、

その子供の心を縛り付け、

子供は、折角の幸福を、台無しにする・・・

それが霊界の常識だ。

 

こうなると、子供を不幸にするのは、親だ・・・ということになる。

 

「4歳のころの子供の笑顔を見れば、

親はもう、それだけで、一生、満足すべきだ」

・・・という意見がある。

 

ヒット大地も、それに賛成だ。

 

ヒット大地は昔、子供と多くの交流を持った。

今でも子供を見ると、つい頭をなでたくなる。

動物たちとも、いい思い出をたくさん持っている。

 

ヒット大地は、人間の子供を持つことはなかった。

しかし子供の可愛さは十分にわかっている。

 

世間の親たちは、

「子供は束縛されることが大嫌いだ」と言うことは、

最低限、肝に銘じるべきだろう。

 

思春期以降は、

基本的に誠実な親であってほしいと、子供は思う。

 

そして、ときたま、

「ちょっとアホに見える親」の方が、

子供にとっては、精神的に、ずっと楽だろう。

                                                                                           

今回の日記は、うまく行っている親子から見ると、

批判も多いだろう。

 

しかし、うまく行っていない親子も、

非常に多いのが、実情である。


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