世間の人は、「東大教授=すばらしい」と勘違いしている。
大地一人はたくさんの東大教授を知っているが、
「この人は人格的に、とてもすばらしい」という人は、
一人もいない。
また「学問上、とてもすばらしい」という人も、
ほぼ皆無だった。
ただし「それなりの知識」はある。
ただ、それは「それなりのもの」であって、
「宇宙の真理」とか、
「学問の深奥」などを、彼らに求めると、
ほぼ100%、裏切られるだろう。
正直言うと、
「個人的につきあうだけの価値のある人」は、
ほとんどいないと思う。
断っておくが、これは、個人的な感情で言うのではない。
客観的かつ冷静に判断して、そう言わざるをえないのだ。
でも、それが宇宙の真理なのであって、
本当に偉い人は、他人から「偉い」とは、
なかなか言われないものだ。
空気や水や塩は、
これがないと生きていけないが、
誰も褒めないではないか!
人々は、
どうでもいいロマネコンティやダイヤモンドは褒める。
逆に言えば、
ロマネコンティやダイヤモンドやポルシェを人々が褒めるのは、
それらが、どうでもいいからだ。
くれぐれも、
だまされませんように!