閑散広場の立て札

ゲームとか漫画とかについて書く、というブログであったはずですがさて・・・

歴史に埋もれた双葉社のドラクエⅡ(上)

2014年12月12日 00時10分37秒 | ゲームいろいろ
何を思ったか半年以上振りに日記みたいなの書いてみようと思う。

何をネタに書くかっつーとドラクエⅡ。またか!?大昔にも書いたじゃん!ってごく一部の記憶力のいい人は思うかもしれないけど、なーんかね、なんかやっぱ人生の外せない要素の一つなのでたまーに熱がぶり返しちゃうのなドラクエⅡ。

まあきっかけはドラクエシリーズのバグ動画とか見てたらなんとなくなんだけど。

んでドラクエⅡ。そーいえば昔ゲームブックなんかあったなあ。エニックス公式の他にも他社出版ので。個人的にはそっちのほうが好きだったんだけど、いつの間にか家から無くなっちまってて。

うーん幼少期の愛読書と言っていい存在だったから捨てるはずはないんだけどなあ?? あんまり読みすぎてボロボロになってたから知らずに捨てられたのかしらん。うーんもう1回読みてえ。しかし今となってはレア物だろうし……。こういう困ったときにはアマゾン先生だ!

で、調べたら、おおお、あるあるw しかも20数年前の子供向け文庫とは思えぬ状態のよさで!
しかも1000円ぐらいでお値打ち価格だったのでさくっと買いなおしました。


そそ、これこれ、これですがなw


しかも上巻に至っては当時の帯付き。ゲームボーイとウォークマンて(涙

そんなわけでドラクエⅡの、さらにこのゲームブックの話です。

懐かしい。いやこれ、子供時代の自分に結構衝撃与えた本だったのですよ。知らんがなといわずにまあ良かったらお付き合いくだされw

当時はっつーと、ドラクエ関連のイラストってと、元々の鳥山明の当時の画風を反映してか、割かし丸っこい感じの絵が多かったんだけど、これはまあ、なんですな、割と濃ゆいですなw しかも大抵3頭身ぐらいで描かれてたのに、これはご覧の頭身ぶり。

子供の頃の印象で、なーんとなく12~3歳ぐらい?と思ってた3人組の年齢が、これだと最低15~6かそれ以上に見える。

え、これ、ドラクエ2?変じゃない?と思いつつ、こういうのでも良いのか、アリなんだ!と結構ガツンとやられました。

あとサマルトリアの王子のイメージの違い(作中ではクッキー)

これまた鳥山明のイラストと、数少ないゲーム中でのセリフ(と貧弱さ)から、サマルトリアの王子は大人しい感じのイメージだったんだけど、このゲームブック中では一人称は『俺』で、やたら語尾に『ぜ』をつけるえらくかっこよくちょっと荒っぽい印象すら受けるキャラになってました(これはエニックス公式のゲームブックのほうでもそういう性格になってましたな)

何これ!?!?と思いつつ、サマルトリアの王子自体はその性能の微妙さゆえ逆に好きなキャラだったので、最初は戸惑いつつでもすぐに「かっこいいサマルトリアいい!こっちのがいい!」とキャライメージを180度違う方向に上書きされてしまいました。

実際作中でもみょ~に強くて、選択次第でローレシアの王子は結構死ぬ回数多く(全滅含む。単独死亡の場合でも主人公だからそのままゲームオーバー)ムーンブルクの王女もかなり死ぬのに(単独死亡回数は最多かも?)サマルトリアの王子(以下クッキーorサマル)は単独死亡回数はたった1回。だけどその1回はモンスターとの酒盛り対決で急性アルコール中毒で死ぬというよくわからん死因でw

ローレシアの王子(主人公ゆえ特に決まった名前無し。以下ローレ)とムーンブルクの王女(作中ではマリア。以下マリアorムーン)はそれぞれまあイメージどおりかな?って感じですが、ムーンは「なーに?てれるなんて、あなたらしくないわよ」のセリフに近いイメージかな?
んでムーンことマリア、後世の公式や2次創作とは少々趣きが違いながら、これが結構可愛く描かれてまして。


竪琴弾くマリアたん。


悪魔神官を焼き殺すマリアさん。


キリっとしたマリアさん。
どことなくナウシカのイメージが見える・・・か?


悪魔の鎧を着た脳筋を助けようとするマリアさん。


アップ。まあゲームオーバーのシーンなんで、このままローレ干からびてミイラになって死ぬんですがね(悲惨)

うん、今見るとまあ若干古い感じは否めないものの、やっぱり良い。サマルと同様、完全に上書き食らった自分のドラクエ2のイメージは、未だに妄想するときはこのゲームブック版の絵柄で再生されてますw

あと意外と少数派なんだなあと思ったんですが、このゲームブックのせいで名前もムーンはマリアで完全に固着してしまっております。じゃあサマルはクッキーなん?といわれれば、いやクッキーはやっぱかっこよくねえからさあw サマルは個人的にはカインなのです。これはエニックス版のほうではカインでしたね(ムーンはナナ)

いや自分が始めてプレイした時トンヌラだったからさ……。トンヌラ、すけさん、良くてコナン、パウロ、ぐらいしか見たことなかった時、カインという名のサマルを連れてる友達のデータを見た時は、そりゃあ羨ましかったですともw
トンヌラだとどうしたってトンマを連想してダメだけど、カインになると急に出来る男に見えてくるじゃないのさw カインとアーサーは羨ましかったなあ。

そんなわけで熱が出たついでに、二人の名前がカインとマリアになる組み合わせのローレの名前を考えて試行錯誤してたりするんですが、まあ話長くなったしやや脱線したので今回はこの辺で。

今となってはその後の公式化の流れに飲まれ、歴史の影に埋もれてしまった感もある双葉社製のドラクエⅡ。まだまだもーちょっと痛いこと、このゲームブックで語るよーw

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 葦かびの如く立ち上る奴の名... | トップ | 歴史に埋もれた双葉社のドラ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして。 (師子乃)
2021-02-06 00:21:19
ゲームブックはやったことありませんでしたね。

興味あります!
返信する

コメントを投稿

ゲームいろいろ」カテゴリの最新記事