閑散広場の立て札

ゲームとか漫画とかについて書く、というブログであったはずですがさて・・・

5年どころか15年の攻防の末

2007年11月27日 06時20分55秒 | ゲームいろいろ
コナミがSFC中期に作った傑作STG、アクスレイ。つってもその完成度の割りに、意外に無名だったりする。BGM面も秀逸で、サントラも出ていたものの、プレミア必至のレア盤なのでまずお目にかかれず……。

っと思っていたところ、GER君から「持ってます」との情報が! 晴れてデータを頂いて、長年の夢だったアクスレイサントラを手に入れることができました。
つーかよく持ってるよなこんなレア盤を……w
ああ、これでようやく、途中で途切れるエピローグの曲を最後まで聴くことができましたわ…w 超感謝!

さて、改めて聴いて思う。やはり一流のゲームはBGMも一流である、と。
いやあ、ゲームをしながらだと効果音に気をとられて、集中して聴けないから解らない部分が多かったのだけど、なんともはや、物凄く細かいところまで音に気を配っているのが分かる。

同じように聴こえてたところでも、実は僅かに音色を変えていたりして。そんな普通気づかないところ変えてても仕方ないって? いやいやそんなこたあない、意識してはわからなくても、無意識下でこの違いって感じ取っているのだわな。アクスレイのBGMは他の凡百のゲームと比べてなんつーかこう透明感というか深みというか、そういうのがあると思ってたんだけど、細部にまでこだわっているからこの違いが現れるのだと思う。

ゲーム部分も非常によく出来ていて、恐らく開発者もこの完成度に相当自信を持っていたのでしょう。最上難度をクリアすると、エンディング後に英語字幕で「アクスレイ2で会いましょう!」といった旨の文章が表示されるのだけど……。
会えませんでした。悲しい歴史やねえ…。

このゲームが出た92年当時ってのは、シューティング冬の時代が叫ばれ始めた頃で、難易度の高騰と格ゲーブームから、ゲームの花形ジャンルであったシューティングが、その座を明け渡し始めた頃(もしくは明け渡した直後)でした。
いやさ、今でこそマニア向けジャンルとして落ち着いた(緩やかに衰退している--;)STGだけど、まだこれくらいの時期の頃は、面白いゲームであればSTGでも他ジャンル並みのヒットが狙える、と業界に携わる人間もまだ信じていた頃だったのかもしれない。

最近のSTGは最初からマニア向けとして作られていて、まあそれは勿論しょうがない事なんだけど、場合によっちゃあハナっから甘えが見えるというか、一般人は遊ばないだろうけどマニアなら解ってくれるよね?むしろ、マニアなら裏事情も察してこんくらいの完成度で許してくれるよね?と、最初からA級STGを創ることを放棄している輩も現れているからね…(トライアングルとかトライアングルとか、あとマイルストーンとかトライアングルとか)

アクスレイの頃はまだ一般人も含めてヒットさせようとしているから、なんちゅーか意気込みが違うのだわな…。BGMもそうだけど、グラフィック、演出、難易度調整、雑魚1匹の配置に至るまで、手抜かりがない。
こういう心血注いで創ったSTGを知ってるから、トライアングルごときが「シューティングの真髄を見せてやる」などと抜かすと、ほんっとーにムカつくんだけどね…w

いや、まあもちろん、アクスレイに問題が無いわけじゃない。特にこのゲーム最大の売りであるはずの、擬似3Dスクロールステージ(今では俯瞰視点、で済むんだけど、当時はこう呼んでた)
これのとっつきがひじょーーに悪い。実際当時買って遊んでみて、最初に思ったのが「失敗したかもしれん…」だったからね…w
奇数ステージがこの擬似3D、偶数が横スクロールとなるわけだけど、横は秀逸縦は要らんなんて評価が一般的だったりして( ̄口 ̄;

バアッキャロオゥ!この擬似3Dステージこそがアクスレイの醍醐味なんじゃないかよ! 確かに最初は慣れるまでに時間がかかるけど、一度慣れたら全然問題ないんだけどなあ…。
確かに基本的に2D表現しか出来ないSFCで、3Dを表現しようという試みは、残念ながら失敗してると言えるかもしれない。あと数年待てば技術が発達して、3D表現を難なくできるようになったのに、とひしひし思う。

だけどまあ、彼方から迫ってくる戦艦や、腕を振り上げる巨人に感動したのも事実なわけですよ…。それまでに見たことのなかったモノ、は、存分に見せてもらいましたですよ。
あと逆に言うと、3D表現が進歩した今でも2Dシューは作れるけど、2Dのまま3D表現しようなんて試みは絶対ムリつーか誰もやらないわけでw
そういう意味でもアクスレイは貴重なんじゃないかと思う、うん。

(当時雑誌等で、この擬似3Dスクロールを、業界初、と謳っていたけど、もっと大昔にパソコン(マイコン)のシャープのX-1で、これと同視点のSTGがあったんだけど…w さすがにこっちは内容が超シンプルだったけど)

ああ、なんかBGMについてだけ書く予定だったのに変に長くなった。しかもみょーにマンセー意見で気味悪いなこりゃ。あーうん鼻で笑ってもらっておけですよ。
シューティングは不得手といわれながら、なんだかんで名作の多かったスーファミシューティングに乾杯。
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ついに来たこの日

2007年11月20日 03時16分07秒 | 旋光の輪舞
危ない危ないと何度も言われつつ、結局しぶとく残り続けてきた松山の旋光の輪舞。
ついに今日を最後にして、撤去の運びとなりました(;;)

いやー、いつか来る、そろそろ来るんじゃ?とは思ってたし、最近は真面目にやってなかったし、ま、しゃーねえと諦める部分もあるんだけど。
やっぱりなあ、ちょっとなあ、切ないなあ…。

今日は最後っつーことでフリープレイとなっており、最後の対戦をTOO君と連ねて参りました。色々とサブキャラ、殆ど使ってないキャラと回って、締めはチャンポA対櫻子A。いや、やっぱなんかこの形だよな最後は…w

これで、OLD発売以来、細かく各ゲーセンで撤去されたり、シングル台になったりしながらも、2年半に渡って残り続けた松山のセンコロは、ひとまず終焉を迎えることになりました。いやまあ、こんなマイナーな対戦ゲーが、地方のゲーセンに残り続けた(残させた)ことがそもそも珍しいことなんだけどさ。ビッグの対戦ゲーの中でもちっと異質なゲームだったんじゃないだろか? ギルティやメルティのような定番ものではなく、常連によるリクエストでもなく。それら以外の普通のゲームが、2年半ずっと残ってたってのは、けっこー変なことなんじゃないかね…?(アルカナとかKOFとかはもう撤去されてるし)

それにしてもうーん、もう無くなると思うと、途端に面白くなってきてしまうのな(--; 実際今日やってても新たに発見があったりで、先日の香川遠征以来微妙にやる気が出てたのも合わさって、なんとも言えず惜しむ気持ちが自分の中に。

このゲームを通じて色んな人と知り合えて、ほんと世界が広がったしねえ。正直もう、センコロの無いゲーセンには行っても仕方が無い、と思ってしまうくらいになっちまったから( ̄^ ̄
(一応注釈いれとくけど、センコロは好きだけどグレフ自体は別にそんなに好きじゃないからねw)

サイヴァーンも撤去されたし、うーん、もうゲーセン行く理由が無いな…。思い返せばまだドームにセンコロがあった頃は、閉店した後外で空が白むまで話すなんてことが日常化してた頃もあったなあ…w センコロを通じて、懐かしき良き思い出がいっぱいできましたでよ。そうやって集まって話すことも、これからは頻度がごく少なくなってしまうかなあ?

とはいえいや、まだまだ遊ぶ機会があるなら遊ぶけどねw とりあえず松山からは無くなってしまったけど、いつかまたそのうちどこかで?と淡い期待も抱かないこともなかったり。

まーもうちょっと書きたいこともあるけど、ひとまず今日はこれで終わり。明日からは帰宅時間が早くなりそーだ…w
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いんたーみっそん

2007年11月16日 19時21分36秒 | サイヴァーン
サイヴァーンが現在ビッグから無くなっているので、うーんまあここらで一息、ちょいとおさらいをば。

ひとまず現在の各ステージ最高得点。
■1面:222万点
ただ勲章をきっちり育てられなかったので4万落ち。226万~230万はいけるかな…?
■2面:407万点
同上で4万落ちの時に出たので、410万以上は出るっぽ。
■3面:596万点
同上で(ry まあ600万は出せる~?
■4面:920万点
イマイチ伸びきらなかった感じ…。あと20万くらいは乗せられる~??
■5面:1430万点
なんのかんので。まだもうちょっといけるなあ。

ちなみに2周目は大概憶えてません。えーと超大雑把でいくなら、2-1が1650万ぐらい?? 2-2が1800万? 2-3が1990万だっけか?
2-4あたりからはもうどうだったか…。大抵調子のいい時に2周目行くとテンパってるからだめなんだよなあ。

一応この間、完全に繋がった上に奇跡が起こって2700万、と書きましたが、奇跡の部分は取れた、と思う。いや、完全に繋がることがそもそも奇跡なんだけどさ…w

なんだかんだで地道に頑張ればちょっとずつ伸びていくっぽいね。そのちょっとずつがまた楽しかったりするんだけど…w
さてはて……。
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猫の手を借りる

2007年11月16日 18時46分53秒 | モンスターハンター
今週のファミ通にMHP2Gの情報載ってましたね~。

で、ついに!というべきか、アイルーをクエストのお供に連れていけるようになるそうでっ。

それそれ!それだよ~ずっと待ってたのはぁ!
思えば無印の頃にオマケで収録されてた、ショー向けのムービーの中に入ってたアイルーと一緒にホフク前進するシーン。
これ見て、ああ話を進めれば猫をつれていけるようになるんやね、と思ったものですよ。

で、結局んなことできなくて時はだいぶ流れましたな(--; ようやく今作での仕様実装。ん~楽しみ楽しみw

他にも色々追加されるようで、旧フィールド復活とか初代からやってる人間にはなかなか嬉しいところ。
まあ楽しみに待つことにしますよ^^
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神様、仏様、稲尾様

2007年11月14日 00時25分05秒 | 野球
突然の訃報にびっくり。あの稲尾和久氏が亡くなったそうです。
江夏豊が某誌で言っていました。野球人で唯一、神と仏と同列に並んだ人、と。

いや、当然ながら自分は現役時代の姿はもちろん、監督時代の姿も見たことはありません。
残した記録があまりに凄すぎて、あまり語ろうという気も起こらない。いや、年間勝利数42なんて、実際に見たことのない人間がどう語れと? せいぜい今と比べて、そう、15勝で一流、20勝が大記録の現代の基準からすると、30勝すら夢のまた夢なのに、42勝ってどんだけ凄い記録なのかと。
そういう方向でしか語る余地はありませんよ(--; 日本より試合数の多いメジャーでさえ、年間の最多勝利数は40勝。もう無茶苦茶としか言いようがない。

自分は歴史というものが好きなので、過去の出来事や人物についての記述を見て思いを馳せることがたまにあるのですが、野球についての過去の記録を見返すたび、稲尾和久の名前は強烈に脳裏に焼きつくのでした。つい50年前、とはいえもう50年前、ともかく伝説と言って差し支えない偉業の数々。ああもう歴史好きからすればたまらん存在ですよ。

その伝説の人が亡くなった。自分は結局にわか野球好きですが、やはりなかなか重いなあ、これは……。

ご冥福を、お祈りします。
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ドラゴンVSワイバーン

2007年11月12日 00時13分34秒 | 野球
アジアシリーズ決勝は面白かったね、うん。いい試合だった。

ってまあ別に、試合の感想は個人的主観からはあまり重要ではなくてw
それよりもね、韓国代表だった、SKワイバーンズの名前が非常に気になるw

いや、SKがなんの略かは別にいいんだけど、ワイバーンてあーたw
前々から週刊ベースボールの韓国球界情報ページを見るたび、思わずニヤリとしてたんだけどもw
一緒に試合観てた親が言いましたよ。「ワイバーンてなんだ?」って。

「ワイバーンてのは、飛竜のことやね」
「ヒリュウ?」
「あ、えーと…」

説明するのに苦労したっちゅーねんw
ドラゴンとかタイガーとか、分かりやすいモンスター系(?)に比べれば、ワイバーンはちょっとマニアックだよなあ。モンハンでは飛竜たちが大暴れしてるけど、あれを全部一緒くたに、ドラゴン、だと思ってる人は多分大勢居ると思う。

しかもワイバーンって、ドラゴンに比べるとどうにも小粒な設定にされることが多いんだよね…。MHシリーズでは火や雷を吹くけど、古典的な(?)ワイバーンの設定では、ブレスの類は吹かない。腕は無くて足と翼(&かぎ爪)のみ。尻尾の先に毒を持つとか。

そういう意味でサイヴァーンの自機たちはありゃワイバーンじゃないんだけどな…w サイバネティクス・ワイバーンの略、らしいんだが、タイトル下にザ・ドラゴンウェポンズ、とか書いてあって、ああなんかもうごっちゃになってんだろかw

昔見たとあるモンスター図鑑では、ドラゴンの危険度が大なのに対し、ワイバーンは危険度中。なーんかうーんw微妙なところのモンスターだよなあ。

そんなところを球団名に持ってくるあたり、なんかなあ、正直韓国は嫌いなんだが^^: こういう微妙なチョイスはすごく自分好みだから困るw

まあ、だからどうなるってわけでもないけどねw とりあえず中日勝って良かったんじゃない? 日本シリーズは閉口したけどねw
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意味はあったかもね

2007年11月08日 03時10分22秒 | PSU
不信感はまだ拭いきれてませんが……それでもいや、なんだこれ、むやみに面白くなっちゃってるぞPSU^^;
まあ相変わらずの、明後日の方向にバグが頻出する仕様なんですがw

アクションゲームとしてちゃんと面白くなったのはやっぱり大きい。とりあえずキャラを動かしてるだけで楽しい、ってレベルにまで達してるから、従来の覆しようのない作業感はかなり薄れたと思う。
メセタ、経験値も溜まりやすくなって、廃人以外もついていけるようになったのも良調整。や、面白くなってる、面白くなってるんだってば。
だけどまだ、開発人の皆様には、これで禊ぎが済んだ、なんて思われちゃあたまったもんじゃないですけどね!w

で、まあ、ぼちぼちとやり続けて、めでたく(残念ながら?)ウォーテクターのレベルが15になってしまったので、手に入るポイントが勿体無いしと、職業代えを実行。レベル3まで中途半端に上げてるフォルテファイター? いやいや、ここは昔から密かにやってみたいと思っていたプロトランザーに。

とはいえ一応セカンドキャラをPLまで育てたことはあったんだけど…。キャラ自体のレベルの低さから、思ったように武器も装備できず、それに伴ってPLならではの立ち回りもできず、イマイチ楽しめぬままに終わってたんだよねえ…。

で、ファーストキャラならその辺はかなり問題なくて、武器も揃えてやってみたんだけど……。

ちょ、これ!
プロトランザー超楽しい!!
やば、これは、ほんとに面白い!薄々思ってはいたけど、WTよりもこっちのが天職かも!?

てか斧強すぎ!当たらないという理由で誰にも使ってもらえなかった頃の斜陽ぶりはどこへ?って感じで、ジャブロッガ?ああーんレッダとドゥカレガで十分だよ!
強くなったし面白みも増したのでいいんだけど、うーんなんかモンハンの時のハンマーと同じような寂しさも感じるな…w 物好きが愛で使う武器、という側面は薄れてしまったかなあ。

まあ面白えっすよイルミナス。前作の悪評が大きすぎたためか(実際今作でも直っていない欠陥が多々あるし)プレイヤー人口は伸び悩んでるみたいだけどね…。まあ自業自得だけどね~。
コメント (4)
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