コナミがSFC中期に作った傑作STG、アクスレイ。つってもその完成度の割りに、意外に無名だったりする。BGM面も秀逸で、サントラも出ていたものの、プレミア必至のレア盤なのでまずお目にかかれず……。
っと思っていたところ、GER君から「持ってます」との情報が! 晴れてデータを頂いて、長年の夢だったアクスレイサントラを手に入れることができました。
つーかよく持ってるよなこんなレア盤を……w
ああ、これでようやく、途中で途切れるエピローグの曲を最後まで聴くことができましたわ…w 超感謝!
さて、改めて聴いて思う。やはり一流のゲームはBGMも一流である、と。
いやあ、ゲームをしながらだと効果音に気をとられて、集中して聴けないから解らない部分が多かったのだけど、なんともはや、物凄く細かいところまで音に気を配っているのが分かる。
同じように聴こえてたところでも、実は僅かに音色を変えていたりして。そんな普通気づかないところ変えてても仕方ないって? いやいやそんなこたあない、意識してはわからなくても、無意識下でこの違いって感じ取っているのだわな。アクスレイのBGMは他の凡百のゲームと比べてなんつーかこう透明感というか深みというか、そういうのがあると思ってたんだけど、細部にまでこだわっているからこの違いが現れるのだと思う。
ゲーム部分も非常によく出来ていて、恐らく開発者もこの完成度に相当自信を持っていたのでしょう。最上難度をクリアすると、エンディング後に英語字幕で「アクスレイ2で会いましょう!」といった旨の文章が表示されるのだけど……。
会えませんでした。悲しい歴史やねえ…。
このゲームが出た92年当時ってのは、シューティング冬の時代が叫ばれ始めた頃で、難易度の高騰と格ゲーブームから、ゲームの花形ジャンルであったシューティングが、その座を明け渡し始めた頃(もしくは明け渡した直後)でした。
いやさ、今でこそマニア向けジャンルとして落ち着いた(緩やかに衰退している--;)STGだけど、まだこれくらいの時期の頃は、面白いゲームであればSTGでも他ジャンル並みのヒットが狙える、と業界に携わる人間もまだ信じていた頃だったのかもしれない。
最近のSTGは最初からマニア向けとして作られていて、まあそれは勿論しょうがない事なんだけど、場合によっちゃあハナっから甘えが見えるというか、一般人は遊ばないだろうけどマニアなら解ってくれるよね?むしろ、マニアなら裏事情も察してこんくらいの完成度で許してくれるよね?と、最初からA級STGを創ることを放棄している輩も現れているからね…(トライアングルとかトライアングルとか、あとマイルストーンとかトライアングルとか)
アクスレイの頃はまだ一般人も含めてヒットさせようとしているから、なんちゅーか意気込みが違うのだわな…。BGMもそうだけど、グラフィック、演出、難易度調整、雑魚1匹の配置に至るまで、手抜かりがない。
こういう心血注いで創ったSTGを知ってるから、トライアングルごときが「シューティングの真髄を見せてやる」などと抜かすと、ほんっとーにムカつくんだけどね…w
いや、まあもちろん、アクスレイに問題が無いわけじゃない。特にこのゲーム最大の売りであるはずの、擬似3Dスクロールステージ(今では俯瞰視点、で済むんだけど、当時はこう呼んでた)
これのとっつきがひじょーーに悪い。実際当時買って遊んでみて、最初に思ったのが「失敗したかもしれん…」だったからね…w
奇数ステージがこの擬似3D、偶数が横スクロールとなるわけだけど、横は秀逸縦は要らんなんて評価が一般的だったりして( ̄口 ̄;
バアッキャロオゥ!この擬似3Dステージこそがアクスレイの醍醐味なんじゃないかよ! 確かに最初は慣れるまでに時間がかかるけど、一度慣れたら全然問題ないんだけどなあ…。
確かに基本的に2D表現しか出来ないSFCで、3Dを表現しようという試みは、残念ながら失敗してると言えるかもしれない。あと数年待てば技術が発達して、3D表現を難なくできるようになったのに、とひしひし思う。
だけどまあ、彼方から迫ってくる戦艦や、腕を振り上げる巨人に感動したのも事実なわけですよ…。それまでに見たことのなかったモノ、は、存分に見せてもらいましたですよ。
あと逆に言うと、3D表現が進歩した今でも2Dシューは作れるけど、2Dのまま3D表現しようなんて試みは絶対ムリつーか誰もやらないわけでw
そういう意味でもアクスレイは貴重なんじゃないかと思う、うん。
(当時雑誌等で、この擬似3Dスクロールを、業界初、と謳っていたけど、もっと大昔にパソコン(マイコン)のシャープのX-1で、これと同視点のSTGがあったんだけど…w さすがにこっちは内容が超シンプルだったけど)
ああ、なんかBGMについてだけ書く予定だったのに変に長くなった。しかもみょーにマンセー意見で気味悪いなこりゃ。あーうん鼻で笑ってもらっておけですよ。
シューティングは不得手といわれながら、なんだかんで名作の多かったスーファミシューティングに乾杯。
っと思っていたところ、GER君から「持ってます」との情報が! 晴れてデータを頂いて、長年の夢だったアクスレイサントラを手に入れることができました。
つーかよく持ってるよなこんなレア盤を……w
ああ、これでようやく、途中で途切れるエピローグの曲を最後まで聴くことができましたわ…w 超感謝!
さて、改めて聴いて思う。やはり一流のゲームはBGMも一流である、と。
いやあ、ゲームをしながらだと効果音に気をとられて、集中して聴けないから解らない部分が多かったのだけど、なんともはや、物凄く細かいところまで音に気を配っているのが分かる。
同じように聴こえてたところでも、実は僅かに音色を変えていたりして。そんな普通気づかないところ変えてても仕方ないって? いやいやそんなこたあない、意識してはわからなくても、無意識下でこの違いって感じ取っているのだわな。アクスレイのBGMは他の凡百のゲームと比べてなんつーかこう透明感というか深みというか、そういうのがあると思ってたんだけど、細部にまでこだわっているからこの違いが現れるのだと思う。
ゲーム部分も非常によく出来ていて、恐らく開発者もこの完成度に相当自信を持っていたのでしょう。最上難度をクリアすると、エンディング後に英語字幕で「アクスレイ2で会いましょう!」といった旨の文章が表示されるのだけど……。
会えませんでした。悲しい歴史やねえ…。
このゲームが出た92年当時ってのは、シューティング冬の時代が叫ばれ始めた頃で、難易度の高騰と格ゲーブームから、ゲームの花形ジャンルであったシューティングが、その座を明け渡し始めた頃(もしくは明け渡した直後)でした。
いやさ、今でこそマニア向けジャンルとして落ち着いた(緩やかに衰退している--;)STGだけど、まだこれくらいの時期の頃は、面白いゲームであればSTGでも他ジャンル並みのヒットが狙える、と業界に携わる人間もまだ信じていた頃だったのかもしれない。
最近のSTGは最初からマニア向けとして作られていて、まあそれは勿論しょうがない事なんだけど、場合によっちゃあハナっから甘えが見えるというか、一般人は遊ばないだろうけどマニアなら解ってくれるよね?むしろ、マニアなら裏事情も察してこんくらいの完成度で許してくれるよね?と、最初からA級STGを創ることを放棄している輩も現れているからね…(トライアングルとかトライアングルとか、あとマイルストーンとかトライアングルとか)
アクスレイの頃はまだ一般人も含めてヒットさせようとしているから、なんちゅーか意気込みが違うのだわな…。BGMもそうだけど、グラフィック、演出、難易度調整、雑魚1匹の配置に至るまで、手抜かりがない。
こういう心血注いで創ったSTGを知ってるから、トライアングルごときが「シューティングの真髄を見せてやる」などと抜かすと、ほんっとーにムカつくんだけどね…w
いや、まあもちろん、アクスレイに問題が無いわけじゃない。特にこのゲーム最大の売りであるはずの、擬似3Dスクロールステージ(今では俯瞰視点、で済むんだけど、当時はこう呼んでた)
これのとっつきがひじょーーに悪い。実際当時買って遊んでみて、最初に思ったのが「失敗したかもしれん…」だったからね…w
奇数ステージがこの擬似3D、偶数が横スクロールとなるわけだけど、横は秀逸縦は要らんなんて評価が一般的だったりして( ̄口 ̄;
バアッキャロオゥ!この擬似3Dステージこそがアクスレイの醍醐味なんじゃないかよ! 確かに最初は慣れるまでに時間がかかるけど、一度慣れたら全然問題ないんだけどなあ…。
確かに基本的に2D表現しか出来ないSFCで、3Dを表現しようという試みは、残念ながら失敗してると言えるかもしれない。あと数年待てば技術が発達して、3D表現を難なくできるようになったのに、とひしひし思う。
だけどまあ、彼方から迫ってくる戦艦や、腕を振り上げる巨人に感動したのも事実なわけですよ…。それまでに見たことのなかったモノ、は、存分に見せてもらいましたですよ。
あと逆に言うと、3D表現が進歩した今でも2Dシューは作れるけど、2Dのまま3D表現しようなんて試みは絶対ムリつーか誰もやらないわけでw
そういう意味でもアクスレイは貴重なんじゃないかと思う、うん。
(当時雑誌等で、この擬似3Dスクロールを、業界初、と謳っていたけど、もっと大昔にパソコン(マイコン)のシャープのX-1で、これと同視点のSTGがあったんだけど…w さすがにこっちは内容が超シンプルだったけど)
ああ、なんかBGMについてだけ書く予定だったのに変に長くなった。しかもみょーにマンセー意見で気味悪いなこりゃ。あーうん鼻で笑ってもらっておけですよ。
シューティングは不得手といわれながら、なんだかんで名作の多かったスーファミシューティングに乾杯。