高校生の頃は、お弁当にお魚は入れないでと言われていたけれど
社会人になった今は、お魚を入れても大丈夫らしいです。
嗜好もだんだん大人に?
4月28日
鯖の竜田揚げ
牛蒡と牛肉の甘辛煮(牛蒡・牛肉・ニンニクの芽・人参)
ピーマン、パプリカ赤と黄、たまねぎのスパイス炒め
かぼちゃのマッシュ
蒲鉾梅肉はさみ
卵焼きを作ったのに、入れる所がなくなってしまいました
晴耕雨読?+ちょこっと一杯
週末はお天気が悪かったので、久々に本などを開いてみました。
私の大好きな村上春樹の訳で(自称ハルキストです^^;)
レイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」を再読です。
探偵ものですが、フィリップ・マーロウが渋くて、タフで超クール
ハードボイルド小説が特に好きなわけではありませんが、
チャンドラーのサラリとした文章と洗練された会話は何度読んでも面白く大好きです。
例えば
チャンドラーを読んだことがない方でも、きっと聞いたことがあると思うセリフ
「男はタフでなければ生きてはいけない。優しくなければ生きていく資格がない」
ね、聞いたことがあるでしょう
こんな名セリフがちょこちょこ出てきます・
字面だけを追うとキザなようですが、
マーロウという男は、決してキザではありません。
「ロング・グッドバイ」では
自殺したはずのテリー・レノックスが、姿を変えて再びマーロウの前に現れた時
見事な推理を披露したマーロウにレノックスが言うクライマックスでのセリフ
「ギムレットには少し早すぎるね」
という有名なセリフがあります。
デートでバーなんかに行くと、
何人かの男性が必ずチャンドラーの小説を引き合いに出して
ギムレットについての薀蓄を語るに違いありません
さて、何が早すぎるのか、時間?時期?それとも年齢的に?
話せば長いギムレットのことですが、
いわばマーロウとレノックスの友情の杯みたいなギムレット。
このカクテルがいい小道具になって
「ロング・グッドバイ」を上等なハードボイルド小説に仕上げているような気がするのです。
なので、私も「ロング・グッドバイ」をより深く理解する為に
ジンとライムジュースのカクテル「ギムレット」をいただきながら
続きを読むことに・・・
今日もご訪問 ありがとう
ozさん作