coffee break おしゃべりしましょ

美味しいものがあれば幸せ♪

クレマチス

2013-05-31 14:52:11 | 自然・花・ガーデニング

まだ梅雨入りとは言われていないmint地方ですが、昨日までは曇りや雨が続いて梅雨入り同然のお天気でしたが、今日は予報通りのカラリとしたお天気になり、お洗濯に大忙しの半日でした。

最近はブログをサボりがちで、気がつけば5月いっぱい庭を飾ってくれたクレマチスのモンタナローズがそろそろ終盤になっていたので、慌ててブログにアップです。



写真は5月の上旬、朝の陽射しを受けているモンタナローズです。
我が家に初めて迎えたクレマチスが、このモンタナローズでした。
買った時は15㎝程の小さな苗でしたが、すくすくと育ちあっという間に小さな支柱では足りなくなり、
今では3m近いシュロの木に絡み付いて、小さな可愛らしい花をたくさん咲かせるようになりました。
剪定の仕方も分からず、鉢植えのまま植えっぱなしなんですけど、
その成長ぶりは本当に旺盛で、ズボラなmintとは相性抜群です(^_^;)





モンタナローズが満開になるころ、この白いクレマチスが咲き始めます。
お花屋さんで、花の終わりの頃の鉢をおまけに頂いたものです。
大輪の純白のクレマチスですが、名前は忘れました(^^ゞ


 


純白のクレマチスに5、6日遅れて咲き始めるクレマチス、フォンド・メモリーズ。
園芸店で買い求めたものですが、15㎝ほどもある大輪の花が咲いてビックリ!
ホントは小さい花が欲しかったの(^_^;)


昨年仲間入りしたプリンセスダイアナは、蔓が伸びて元気そうなのですが蕾が一つも見当たりません。
遅咲きの品種なので、これからに期待しつつ待つことに。



    


家事に追われ、10時のお茶がお昼近くに・・・
そのままお昼の準備に取り掛かろうと思いましたが、午前のお茶を外せないと言う母。
ではでは、大阪土産のみたらし団子を。。。

え?みたらし団子・・・・・お醤油ダレがかかってませんけど・・・




この大阪のみたらし団子、実は中にお醤油ダレが入っているのです。
ですから、ぱくっと一口でいただかないと中のタレをこぼしてしまいます。

一口サイズなので、おちょぼ口?のmintでも大丈夫です


そうこうしている間にも午後のお茶の時間・・・





                           
                                 ozさん

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友人のチクチク

2013-05-29 10:23:30 | 手作り

九州地方が梅雨入りしたと思ったら近畿、東海地方も梅雨入りだとか。
今まで毎日乾燥注意報が出ていたmint地域も、強い南風の後、昨夜から雨。
今年は早々に衣替えを済ませたので梅雨入りが早まっても慌てないのですが、慌てたのは自分の体型
あれも穿けない、これも穿けない・・・
唯一着れそうなのが、ウェストがあまりシェイプされていないワンピース類ですが、ノースリーブワンピの肩から出ているのは、大根足ならぬ大根腕・・・

そこで、最近ソーイングにハマっている友人にお願いして、二の腕隠しとお腹周り隠しのストールカーディガンを作ってもらいました。




どんな色にも合わせやすいように、淡いベージュの柔らかい生地でお願いしました。


ソーイングの先生が、仙台で同じ生地を見つけてくださったということでこちらも作ってくれました。

 

1着分の生地で、ボレロを2枚。軽くて着心地も◎
本当はとっくに届けてもらっていたのですが、右のボレロに合うお気に入りボタンがなかなか見つからず、やっと昨日ボタンを付けました ^^;

今日みたいな雨の日、薄手のTシャツと七分丈パンツといういでたちでも、ボレロを一枚羽織ると温度調節にもなり、ウェスト周りもさりげなく隠してくれてありがたいです♥



ボレロに付けた貝の花型ボタン。可愛いので多めに買っておきました(可愛いが似合う年でもないのにね^^;)


友人が遠路はるばるお洋服を届けてくれたので、夕ご飯を一緒にアーマテラスで。


本当はダイエットしなきゃいけないのですけどね^^;






                           
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リンカーン

2013-05-25 11:50:13 | 映画・音楽・観劇

遅ればせながら『リンカーン』を観てきました(先週のことです^^;)

 監督:スティーブン・スピルバーグ 
 出演:ダニエル・デイ・ルイス(リンカーン)
     サリー・フィールド(リンカーンの妻)
     
 


誰もが知っているアメリカの大統領、エイブラハム・リンカーンですが、私の知識と言えば、子どもの頃に伝記を読んだことがあるくらいです。
案の定、少しお勉強してから見ればよかったな~とちょっと後悔しました。


リンカーンといえばゲティスバーグの演説「人民の,人民による,人民のための政治・・・」が有名ですが、この映画にその場面は出てきませんし、「奴隷解放宣言」を発令するところも出てきません。
スピルバーグの『リンカーン』は、彼が2期目の大統領選に当選した後から始まります。

1863年に調印された「奴隷解放宣言」は、戦争を早く終わらせるための南部への軍事措置でしかなく、すべての奴隷が解放されるものではありませんでした。また、戦争が終結すれば、その効力を失うという危惧もありました。
すべての奴隷を解放するためには、憲法改正の必要がありました。
リンカーンは、合衆国のすべての奴隷を解放するという条項の、憲法修正第13条案を議会に提出しますが、上院では可決されたものの下院では必要な3分の2の賛成を得ることができませんでした。

再選されたリンカーンは、憲法修正第13条の下院での可決を目指し、閣僚を叱咤激励し、懸命な努力をします。
可決に足りない20票を集めるため、画策し奔走する28日間。
その様子を主軸に描いたのが、今回のスピルバーグ監督の『リンカーン』でした。

「人はみな自由であり、平等である」という大義のために失われた多くの命、流された血と涙。
早く戦争を終結したい思いと、戦争終結前に憲法修正13条案を何としても可決したい思い・・・
それがリンカーンをどれだけ苦しめ悩ませたことでしょうか。

「今、鎖に繋がれている者だけではなく、生まれてくる次の世代すべての命の自由がこの手に委ねられている!」
「決断するのは、今なんだ!」と閣僚を鼓舞するリンカーン。
穏やかで人懐こく、辛抱強いリンカーンですが、時には独裁者のように厳しく主張します。

画面は全編暗く地味なのですが、リンカーンを捉えた映像は、大統領として、家庭人としてのリンカーンの苦悩と優しさがひしひしと伝わり、たった数か月の間の描写なのに、長年アメリカに愛されてきた彼の姿がそこにはありました。


ダニエルルイスが、本物のリンカーンに見えてきてスゴイの一言でしたが、トミーリージョーンズが演じた奴隷解放急進派のタデウス・スティーブンスもまた良かったです。
自由と平等を勝ち取るための彼の捨身の戦いにはホロリ、でした。






                           
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諸橋美術館へ

2013-05-19 01:49:45 | 美術館

1週間も過ぎてしまって、いまさらのアップなのですが・・・(^_^;)



先週の5月11日、諸橋美術館へ行ってきました。
この日は、ダリの誕生日でした。生きていれば彼は109歳のおじいちゃんです。
義父が生きていれば100歳なので、ダリはそんなに古い人ではないのです。


シュルレアリスムの寵児と呼ばれたダリは、自らを天才と称するなど奇人変人ぶりを披露してきた人ですが、作品を見る限りやっぱり天才!

中学の美術の教科書で見た、『記憶の固執』がずっと頭にあり、あのくにゃっとした時計と時計に群がる蟻、長いまつげが見える顔の一部のようなもの、それはダリなのか妻のガラなのか、それとも全く別の生物なのか今でも気になるのですが、それが横たわる海岸のような風景が、死んだように静かで現実を拒絶するような孤独感を感じ、胸がキュンとした覚えがあります。



夫に言わせると、ダリはちょっとキモイそうです(^_^;)
確かに、フロイトやアインシュタインの影響を受けた“偏執狂的批判的方法”と言われる描き方はキモイかも。
でも、ピカソなんかと違って、生涯ガラを愛したダリはロマンティストな人でもあると思うのです。


今年から、ロビー展示の作品が撮影可能になった諸橋美術館。



ダリの彫刻で一番好きな宇宙象。
震災のあった年は、木枠の中に梱包されたまま展示されていました。

(諸橋美術館は冬の間休館しているので、美術品はしっかり梱包されていて震災の被害は無かったそうです)


 
 

オリーブの木に掛かっているぐにゃりとした時計の彫刻、上は「時間のプロフィール」下は「時間の気高さ」
上の段の時計は、涙を流しています。
この柔らかい時計は、ダリの作品にたくさん出てきます。「記憶の固執」で感じたほど強くは無いのですが、ダリは「時間」を畏れているように思えて仕方がありません。

そして、「人の形をしたキャビネット」 やっぱりちょっとグロテスクでしょうか。
逞しい筋肉ですが、女性です。長い髪が覆っていて顔は見えません。
女性の心の中を覗いてみたいという願望がこのような形になったと言われています。

引出もまた、柔らかい時計と同じように、ダリの作品にはたくさん出てきます。
ダリが表現する引出は、フロイトの言う無意識の領域を表しているのだと思います。つまり、意識してはいけないものを閉じ込めておく場所が引出なのでしょう。
ダリは、その無意識の部分を探り、芸術で表現しようとしたのですね。

ダリの作品は、観る度に新しい発見があるように思えます。そこが何度も諸橋美術館に通ってしまう理由かもしれません。


ただ今、美術館ではこの方の作品展も開催中です。



岡本太郎さん。
この方もシュルレアリスム運動にかかわったことがある方ですが、ピカソの影響を多く受けています。
「芸術は爆発だ」は、あまりにも有名なことばですね。






ダリの109回目のお誕生日ということで、先着109名にダリの「柔らかい時計」のマグネットが配られていて
私達もget!







                           
                                 ozさん作    


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椿

2013-05-15 09:55:42 | 自然・花・ガーデニング

ご近所のYさんから、「挿し木ができるので、よろしかったらどうぞ」と、
切り取ったばかりの椿の枝を数本頂きました。
Y家とは敷地は隣り合っているのですが、訪問するにはぐる~っと町内を一周するくらい回らなければならない近くて遠いお隣さん。
だから、お話はいつもフェンス越しで、椿を頂いたのもフェンス越し(笑)
Yさん宅はmint家のすぐ後ろなので、ご主人が丹念に手入れをされている四季の表情が豊かなお庭を、
mint家の洗面所からよく見渡せるのです。
北側にリビングを置きたいくらいです(笑)




中でもこの一輪にとても心惹かれました。
肥後椿というそうです。
夕食の準備に取り掛かるところだったので、適当な花器が見つからずコップに挿してしまいましたけど
竹筒や焼き締めの花器に挿してあげたいですね~

花好きの父に見せるためお仏壇にも一輪、そしてダイニングテーブルの上には3本まとめて。
写真は明日の明るい時間に撮りましょう、と思っていたのですが・・・



翌朝リビングのカーテンを開けに行くと



大輪の花が、惜しげもなくぽとりぽとりと・・・
あまりにも潔い落ち方。

   赤い椿 白い椿と 落ちにけり   河東碧梧桐


まだ十分に美しい落ち椿。




    水入れて 鉢にうけたる 椿かな  

な~んて、鬼貫の句を気取ってみました(^_^;)


こんなにも華やかな姿なのに、花の盛りにぽとりと落ちてしまう様はどこかもの悲しいですね。

来月はヴェルディーのオペラ『椿姫』を観に行く予定があるせいか、何となくヴィオレッタと重なり
初夏の爽やかな日に似合わない、センチメンタルな気持ちになったmintでした。







                           
                                 ozさん



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Mother's Day.

2013-05-13 11:01:02 | 行事・記念日

昨日は、五月を絵にかいたような陽気でした。
庭に出ると、初夏の陽射しをいっぱいに浴びて、牡丹が笑い
群がる葉に照りはえる光が眩しくて
くっきりと映し出された陰翳が小刻みに風に揺れると
庭草のおしゃべりが聞こえてくるようです。



事務所が須賀川にもあった頃、市から配布された牡丹。
何色か分からないけれど、1本だけ自宅に持ち帰って鉢植えにして、それから十数年。



申し訳ないくらいほったらかしなのに、毎年大輪の花を咲かせて楽しませてくれます。
数年前、そろそろ大きな鉢に植え替えてあげなければと鉢を持ち上げると、鉢はビクともせず
なんと!しっかり地面に根付いてしまっていました(^_^;)


     
そんな五月晴れの昨日の母の日は、母を誘ってお豆腐料理のお店「梅の花」に。


 



 

繊維が残るお野菜と桜肉以外は殆ど平らげたのには、夫も私もびっくり!
ここ数年で、こんなことは初めて。
特に白魚の天ぷらと銀たらの西京焼きが気に入ったらしく、私のお皿にまで手を伸ばしていました(^_^;)
以前にも何度か食事をしていましたが、辛口コメントが多く
今回もどうしようか悩んだのですが、誘って良かったです。





息子たちからは・・・







長男はゴルフで、週末ご飯を一緒に囲むことはできませんでしたが、
次男と合同というプレゼントを、律儀にも前日に届けてくれました。

カーネーションが無ければ、父の日か!と思われそうなプレゼントですね(笑)






                           
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筍と行者ニンニクのペペロンチーノ生ハムのっけ

2013-05-08 22:14:27 | 家ご飯

今夜は一人ご飯だったので、パスタにしました。
正確には母と二人ご飯ですが、母はいつも柔らか別メニューのご飯。




筍と行者ニンニクと椎茸のペペロンチーノ。

オリーブオイルとニンニクと唐辛子に、茅乃舎のだし(袋を破って振りかける)を使い、薄口しょうゆとヌクマムを加えた無国籍パスタ、あるいは三重国籍?のペペロンチーノ(笑)

生ハムをのっけたら・・・  ワインが欲しくなります(笑)




頂き物のスペイン産の白ワインを開けたのですが、一口飲んだら「甘い!」
慌てていつものタケダワイナリーの赤に替えました(^_^;)






                           
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「森」のお蕎麦と観音寺川の桜

2013-05-06 23:58:48 | お出かけ

連休に次男の大学の先輩が遊びに来ていました。
5日の日、猪苗代湖に釣りに行った彼らと、磐梯熱海にある蕎麦処「森」で合流し、お昼ご飯を共にしました。



「森」はのおそばは、田舎風の裁ちそばです。
おそばが来るまでの間こんなものを。



焼酎(名前を忘れました)のそば湯割り。
今回遊びに来てくれた大学の先輩というのは女の子ですが、なかなかのイケる口。
夫と息子は運転手なので、そば湯割りをいただいたのは私と彼女だけ(笑)。
焼酎のそば湯割りは初めていただきましたが美味しかったです。


「森」でお蕎麦を食べた後は、息子たちはまた魚釣りへ、私と夫は川桁の観音寺川へ桜観に。



まさに満開の桜でした。

観音寺川は、せせらぎが耳に心地よい小さな川です。
川縁まで下りて腰を下ろしたり寝そべったり、思い思いに桜を楽しむ姿がありました。




食べてしまいたいくらい可愛い(笑)



花の香に ころもはふかくなりにけり 木の下かげの 風のまにまに   紀貫之




桜の木々の間から磐梯山の姿が




毎年、我が家の桜の見納めは、この観音寺川の桜並木です。
満開を過ぎると、磐梯山からの風花のように花弁が舞い、川面を流れます。




桜の下には、こちらも似合います(笑)
川桁の花見団子は、じゅうねん味噌の焼き団子。





♪ 春の小川はさらさら流る。
  岸のすみれやれんげの花に
  にほひめでたく、色うつくしく
  咲けよ咲けよと、ささやく如く。







                           
                                 ozさん

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信州へ~お食事編

2013-05-04 01:41:24 | お出かけ

夕食は、ホテルのメインダイニングルームで。
窓越しに雪を眺めながらの食事は、春であることを忘れそうです。

せっかくなので、ワインは長野県産をと言うことで、小布施ワイナリーのものを選びました。
メルローにカベルネソーヴィニヨンをブレンドした、飲みやすいワインでした。

  

前菜は、ボタン海老とオレンジのカクテル♡


  

子羊ロースのロースト ピスタチオ風味。 
蕪と佐久産コシヒカリのスープ、とっても優しいお味でお米のとろみでまろやか~




お魚は、メバルのタイム蒸し。軽井沢産アメーラトマトと貝の軽いバターソース。
アメーラトマトが、すっごく濃厚で美味しかったです。





お肉は、信州産和牛フィレ肉のグリル マデイラ酒ソース。 
マデイラ酒は、ワインよりは甘くてポルト酒よりは酸味があるお酒。ソースがとってもまろやかです。
グリルのお肉でも、ナイフがスッと通るやわらか~いお肉♪


  

デザートの抹茶ケーキの上のホワイトチョコが、「今日の雪みたいですね」と言ったら
「ありがとうございます。四月の思いがけない雪のことを、エンジェルティアーズと呼ぶんですよ」と言葉が返って来ました。
ロマンティックな呼び方ですね~♥

残ったワインはお部屋に持ち帰って二次会です(笑)



大正時代から使われているメニューカードに、その日にいただいたメニューが書かれています。



朝ごはん



うっとりするような美人のオムレツです。中はトロトロでしたよ。
サラダとパンとオレンジジュース、それとコーヒー。卵料理と飲み物は数種類の中から選びます。


 

グーズベリージャム、つるこけももジャム、信州リンゴジャム。どれも美味しい!
トーストしたパンにたっぷり塗っていただきました。
美味しかったジャムは、ホテルのショップで我が家用にも買いました。

天使の涙の残る庭を眺めながらゆったり流れる朝の時間は、軽井沢を去りがたい気持ちに・・・




帰途に就く前に、旧軽銀座でお買い物。夏は人、人、人の銀座通りもシーズン前なので空いてます。
室生犀星の別荘が近くにあるので、見に行ったのですがお休みでした(T_T)
犀星の別荘のお向かいには、作家森瑤子が執筆に通ったというカフェもあったり、文人は軽井沢がお好き?
小腹が空いたので、ブランジェ浅野屋で軽いランチをして、美味しいパンをたくさん買っていよいよ帰ります。

今回、従兄会があったついでに軽井沢を回りましたが、やっぱり夏に来てみたいですね~




  

碓氷軽井沢ICから上信越道に入り、北関東道、東北道のルートで帰りました。
ICを入って間もなく群馬県に差し掛かります。3時間とちょっとのドライブです。

 

シドニーのスリーシスターズみたいな岩山や、双子のお相撲さんみたいな岩山。
帰り道はすっかり良いお天気になり、私ってやっぱり雪(雨)女?





                           
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信州へ~旧三笠ホテル

2013-05-02 16:13:05 | お出かけ

軽井沢タリアセンに名残りを惜しみながら、次に向かったのが旧三笠ホテル。



三笠ホテルは明治39年、実業家の山本直良(明治製菓や日本郵船の重役)が創業しました。
アメリカで設計を学んだ岡田時太郎が設計し、すべて日本人によって建てられた純西洋式木造ホテルということで、国の重要文化財に指定されています。
ホテルの建設に当たっては、万平ホテルの創設者・佐藤万平が監督をしたそうです。




シャンデリアや英国製のカーペットや家具・・・
鎖国で長いこと内向きになっていた日本の小さな山村に、こんなハイカラな西洋文化が入ってきたことは大きな驚きだったのではないかしら。

 
 

各部屋には暖炉が置かれ、トイレとお風呂は部屋付きではありませんが、タイル張りの水洗トイレ、西洋式のバスタブなど当時の最先端の設備だったようで、外国人だけでなく、近衛文麿・渋沢栄一・大隈重信など政財界人もよく滞在したそうです。




明治19年に、カナダ人の宣教師A・C・ショーと文化大学(今の東京大学)の教師J・M・ディクソンが初めて軽井沢を訪れ、その時ディクソンは、万平ホテルの前身「亀屋」に滞在しました。
西洋料理の知識は無いに等しいので、食事の用意も悪戦苦闘したに違いありません。
言葉だってわかりませんから、ディクソンに「ダイニングは?」と尋ねられ、「大便所」へ案内しちゃった・・・なんて失敗もあったそうです(^_^;)
それでも、懸命なもてなしにディクソンとショーは大変感激したそうです。

そんな経験から、佐藤万平は外国人向けの旅館経営を模索し始め、明治27年には「亀屋ホテル」を開業します。
畳の上にベッド(木枠に縄で編んだクッションの^^;)を置き、仕切りは襖。それでも相部屋で布団という当時の日本旅館よりは良いと、それなりに喜ばれたそうではあります。
2年後に、「亀屋ホテル」を「万平ホテル」と改名します。 (万平ホテル創生期の記憶より抜粋)

それから10年後に、三笠ホテルの建設が始まりますが、現場監督を務めたのが万平ホテル創設者の初代佐藤万平と言いますから、ライバルホテルになるだろうに、万平さんていい人ですね。




明治・大正・昭和と日本の大きな変革期とも言える時代に、外国人、政財界人、文化人が癒しの場所として訪れ発展してきた軽井沢。
素敵な建物がたくさん存在するのも頷けます。


雪に見舞われ、建築物探訪の軽井沢になってしまいましたが、それもまた楽しいものでした。


次回は万平ホテルのお食事です。





                           
                                 ozさん


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