先週の金曜日、たまたま私たち夫婦だけだったので、夕食は、夫が「京香」に予約を入れてくれました。
「京香」は、創業明治17年の、郡山では老舗のすき焼きとしゃぶしゃぶのお店。
老舗料亭の貫録十分の広いお玄関で靴をあずけ、美しい庭を眺めながら廊下を渡り、個室へと案内されます。
早めに着いてしまったときには、カウンターのある小さなラウンジに通され、飲み物などをいただきながら待つこともあります。
ワインは、シャトー・ポタンサック。すき焼きのコースに合うものを選んでいただきました。
やわらかくコクのあるボルドーの赤。暑い日でしたので心持冷やされて出てきました。
先付やお造りなども美味しく、素材の良さが分かります。
夫はいつも夜の席での利用ですが、私はランチばかり・・・
なので、夜の「京香」に心ウキウキでした(笑)
初めて京香を訪れたのは、郡山に来て間もなくでしたから、彼此20年ほど前。
その頃はまだ大女将さんがご活躍でしたが、足腰に自信がなくなったということで3年ほど前に引退されたそう。
この日は若女将さん(いえ今では歴とした女将さんですね)がいらして、希望通りの時間にお部屋が取れなかったことをお詫びしながら、手際よくすき焼きを作ってくれました。
美味しそうでしょう(笑) 画像を見たら、また行きたくなってしまいました(爆)
こちらの鮑も、柔らかくて美味~♥
今月は誕生月だったけれど、いつも慌ただしく過ぎる8月。
遅いけどお誕生日のお祝いということに・・・とは夫。
ワイン(夫はビール)も、お箸も、お話も弾みます。
女将さんからも「それは、おめでとうございます」と言われ、めでたい年でもないけれど、まあ、ちょっとは嬉しかったかも。
〆のおうどんは、お腹がいっぱいだったので、一人分を二人でシェア。
でも、デザートは別腹
あら~ !
京香にしては可愛らしいデザート(失礼、いつも和風の大人デザートなものだから^_^;)
女将さん・・「ささやかなお誕生日のお祝いにと、板長が頭を捻り、慣れない可愛いデザートを作りました(笑)」と。
グラスには桃が入ったシャンパンカクテル?
アイスクリームに添えたホワイトチョコやもみじの形にくり抜いたレモンの皮のキャンドル立て・・・庭のもみじがコラボ。
可愛いけど、しっとりと和な雰囲気も漂って・・・年を忘れて、しばし乙女チックな心持に(笑)
そして、帰り際のお玄関で大きなサプライズ!
靴を履いた私に女将さんが差し出してくれたのは、真紅のバラの花束
「お誕生日のお祝いです」と。
これには夫も驚き。
前もって誕生祝と告げていたわけではなく、成り行きでお誕生祝になっただけなのに。
嬉しいことばかりの金曜日、まさに花金の夜でした
頂いた花束。
本当に、楽しいひと時をありがとうございました
ozさん作
Stay Hungry.Stay Foolish.
アップル社のCEO、スティーブ・ジョブスが退任したというニュースに、ジョブス派の息子はガックリ。
大分前に観たDVD「バトル・オブ・シリコンバレー」の、スティーブ・ジョブスとビル・ゲイツがアップルとマイクロソフトを立ち上げていくドラマは、フィクションとはいえ、演じていた俳優も御当人たちによく似ていて、まるでドギュメントのように面白かったのを覚えています。
スティーブ・ジョブスが、2005年のスタンフォード大学の卒業式で述べた祝辞が話題になったことがありました。
ジョブス氏の生い立ち、愛や喪失感についてのお話を織り交ぜて、若者たちへの餞に送ったスピーチは、迷える若者たちに多くの勇気と希望をもたらしたのでは思いました。
まだ二十歳だった次男にも、それは深く心に響いたようです。
ジョブス氏のスピーチ⇓
http://sago.livedoor.biz/archives/50251034.html
タイトルに関係なかったのですが、昨日は息子とジョブス氏とゲイツ氏の話をちょっとばかりしたものですから・・・
さて、本題の次男のキーマカレー。
暑さがぶり返し、ジメジメした残暑の昼下がりに、ご飯を作りたくないからコンビニ弁当にしようと言った私に、
え~~~コンビニは嫌だな~。
仕方ない。それなら僕が・・・と、作ってくれたキーマカレー。
玉ねぎと人参はフードプロセッサーでみじん切り、合挽肉と缶詰のドライ大豆、トマトを使って、フライパンで30分もあればできてしまうカレーです。
カレー粉は、次男がいろいろなスパイスを混ぜ合わせて作っているオリジナルでかなり辛いので、ヨーグルトやジャムなど入れて調節していたようです。
湿った空気が肌にまとわりついて気持ち悪かったのですが、辛いカレーで汗をかいた後は、気分もスッキリ!
作った張本人は、うまいうまいと自画自賛して少し食べ過ぎ、お昼寝をしてしまいました・・・(-_-;)
やっぱり、hungryじゃないとやる気は起こらないのね~(^_^;)
ozさん作
夫が「アサヒ酒造のお酒を頂いたよ」というので、てっきり「久保田」かなと思っていたら
新潟県の朝日酒造ではなく山口県の旭日酒造という蔵元のお酒でした。
獺祭 遠心分離 磨き三割九分。純米大吟醸。
初めていただくお酒です。
海外でも人気のモダンな飲み口・・・とは、お酒を下さったUさんのお言葉。
モダンなお酒なのだから、モダンなお料理で・・・とも思ったのですが、会社の冷蔵庫でちょうど飲みごろの温度に冷やされていて
さあ、早く飲んで・・・と聞こえたような(笑)
お味も楽しみだったので、普段の田舎のお総菜ですが、早速封を開けて・・・(^_^;)
ふわっと立ち上る香りがまず上品。そしてスッキリとした飲み口。
私は本醸造のツンとくる感じが好きじゃないので、獺祭のように柔らかく立ち上がる香りにはつい引き寄せられます♥
名前には「獺」がついてオジサンくさいけど、女性好みの飲み口ではないかしら。
旭日酒造さんでは、売り上げの一部を、東日本大震災の復興のために寄付なさっているそうです。
そうと分かれば、頂戴するばかりではなく自腹で買って飲まなくては~(^_^)v
ozさん作
友人に連れて行ってもらった裏磐梯の「アロマテラス」がすっかり気に入って、先週、夫も誘って行ってきました。
グラスワインは日によって銘柄が違い、この日は「蔵王スター」でした。
タケダワイナリーは我が家もご御贔屓で、“ブラッククイーン・古木”をいつも箱買いしていますが、前回美味しかった“バルバロッサ”がどうしても飲みたくてボトルでオーダーしちゃいました。
開け放した窓から流れ込む涼風と小鳥の囀り。
そして、席に着くなり注文したピッツァを焼くために火を入れた窯から、パチパチと薪の爆ぜる音が聞こえてきます。
ほんのり薪の香りに包まれて出てきたマルゲリータは、もちっ、ふわっ、ぱりっ!
素朴でいて、なんとも言えない優しい味わい。乏しい私の語彙ではお伝えできない美味しさ!
そして
次に訪れたときはこれをお願いしようと思っていた、烏骨鶏の卵のカルボナーラ。
クリーミーな中にもパンチェッタの塩気が利いていて、とても美味しかったです。
イタリアに何度か行っている夫と、何十年もイタリアと日本を行ったり来たりの生活をしているオーナーとはお話が弾み、楽しそうでした。
11月から4月までの半年をイタリアで暮らすオーナーは、イタリアで茶道や着付けなど日本の文化を教えたり、学校での講師に招かれたりしているそうです。
今年は、帰国前に東日本大震災が発生し、心配したイタリアのお友だちが日本のためにと募金活動をしてくださったそうです。
オーナーのイタリアでの活動が、写真集にまとめられています。
帰り際には、人懐こい山羊さんたちにもご挨拶 ♥
何度でも通いたいお店になってしまいました。
ozさん作
送り盆を無事終え、お飾りや盆提灯を片づけ終えてホッと一息つきながら、今年のお盆は特別だったと思う。
被災地の方々はどんな思いでお盆を迎え送ったのだろう。
南相馬市へお墓参りに行く時に通る飯舘村は、空間線量が高い避難区域で、車の中でも線量計の値が1.8μ㏜/hに跳ね上がります。
外の線量は、おそらく車内の倍くらいあるかもしれません。
そんな中でも、新盆の供養をしているお宅がありました。
新しい仏様を迷子にするわけにはいかないと思うのでしょう。
夕方洗濯物を畳んでいると、突然近くで蝉の鳴き声がするので辺りを見回すと、網戸に止まったアブラゼミが大音量で鳴いていました。
満身の力を込めて鳴くアブラゼミ。
暗く長い地中の生活から地上に這い上がり、短い夏を1秒でも鳴かずにはいられないのだというように。
8月になって一斉に鳴き始めたアブラゼミも、鳴りを潜めたのか力尽きたのか、ここ数日は静かだったので、思わず「頑張れアブラゼミ!」とエールを送ってしまいました(笑)
あの蝉は地中から出て何日目の蝉だったのかなぁ。
毎年お盆の14日に開催される「あさか野夏祭り郡山花火大会」
今年は、願い事や故人への追悼メッセージを託したメモリアル花火の参加者も募集した花火大会でした。
夜空に咲く大輪の花は、本当に一瞬の煌めきだけど、込められたメッセージは、きっと届いたに違いありません。
お盆には、ふるさとへの思いが募るとき。
たとえ体がそこにない時でも、心をそこに解き放つことができる場所。
お盆にはふるさとへ帰る、そんな当たり前のことを、もう一度叶えるには、大変な努力が必要になってしまった。
ozさん作
7月の下旬、思い立って出かけた、奥会津。
(時差がありすぎですね ゴメンナサイ)
ぴかーっ!と晴れ渡った空に、私の背丈より高く茂る草。
何かわかりますか?
これは、からむしというイラクサ科の植物で、苧麻(ちょま)とも呼ばれる、上布用の原料です。
ここ奥会津の昭和村では、600年もの昔から、高品質の原麻を育ているのです。
夏にこのからむしを刈り取り、皮を剥ぎ繊維を取ります。
繊維は青苧(あおそ)と呼ばれ、「からむし織」になるほか、越後上布や小千谷縮布の原料にも使われているそうです。
からむし引きをしているところ。お話をしながら慣れた手つきです。
手作業で1本ずつからむしを刈り取り、選別や葉落とし、きれいな清水に浸すなどの過程を経てから、丁寧に皮を剥ぎ取ります。
剥いだ皮は再び冷たい清水に浸けおいた後、苧引き具を使って一枚ずつ表皮と繊維に分けられます。
上質な繊維を取りだすために最も熟練を要する、からむし引きという作業です(写真↑)
取り出した繊維は陰干しで乾燥させ、苧績み(おうみ)という糸作りの作業に移ります。
帯1本分の糸を績むのに、縦糸で約40~50日、横糸で約25~30日を要するとても根気のいる手仕事だそうです。
紡がれた糸は、昔ながらの地機や高機にかけられ着尺や帯に仕上げられます。
昭和村のからむし生産とからむし引きの技術は、国選定保存技術に認定され、からむし織は福島県指定重要無形文化財になっています。
村には、からむし織に興味のある若者を全国から募集し、村内で共同生活をしながらからむし織の技術を学ぶ「織姫制度」があり、からむし織技術を受け継ぐ人材育成をしています。
今では、昭和村の人と土地に魅了され、からむし織の伝統と技を自らも伝える人になりたいと、研修を終えた後も村に留まる織姫たちもいます。
からむしで織られた布は、素朴な風合いながらも凛として上品な居ずまいを感じさせます。
軽く涼やかなその着心地は、一度経験するとほかの織物では満足できなくなるとか・・・
まさに、高温多湿の、日本の夏のための素材!(^_^)v
私も織姫になって、からむし織を体験してみたい気持ちになっていたのに、
夫 もう姫じゃないから無理だよ」
私 ×××××・・・<`ヘ´>
昼食は、郷土食伝承館「苧麻庵」で。
どれもあっさりと炊いたり焼いたりしたもので、体内が浄化されるような優しいメニューでした。
記念に、是非ともからむし織の着尺が欲しかったのですけどね~。予算が足りなくて・・・(^_^;)
コースターと栞(笑)
からむし織の里にたくさん咲いていたネジバナ。
ozさん作
一時涼しくなったので、よけいに感じるのでしょうか、夏大好きの私も、ちょっと鬱陶しいです、この暑さ!
どこかへ逃げ出したいな~と思いつつ昼食の後片付けが終わると、目の前のソファーでゴロゴロしているお昼休み中の次男が目に入る。
ここはチャンスかなと思い、諸橋美術館にシャガールのコレクションが加わったことを話したら、予想外の素早い反応で、
「じゃあ、行ってみようか」と。
諸橋近代美術館。池には昨年から白い水連が。
サルバドール・ダリの彫刻・絵画・版画など約350点をメインに、19・20世紀のルノワールやセザンヌ、ピカソなど数多くの巨匠の作品が展示されていて、ダリの美術館として国内外に知られています。
次男は、そのダリの大ファン。
諸橋近代美術館を牢獄のようだと夫は言うけれど、お洒落でハンサムで愛すべき変人ダリの作風に合った、モダンで美しい建物だと思います。
奇人変人に思われているダリですが、妻のガラを生涯敬愛し、反核の作品を描くなどヒューマニズムにも溢れた人なんです。
今回は「ダリ 人間への眼差し」と題したテーマ展示がされていて、子どもの頃に描いた母親の肖像画も展示されています。
そして、私のお目当てはこちら。愛の画家マルク・シャガール。
彼の「テルトル広場」が新しくコレクションに加わり初お披露目ということで、一目会いたくダリ好きの息子を諸橋美術館へと誘ったのです(笑)
妻を敬愛したことではダリに勝るとも劣らないシャガール。愛妻ベラをモチーフにした作品が数多くあります。
この「テルトル広場」に描かれた花嫁も愛妻ベラ。お腹のあたりにはやがて二人の間に宿るであろう子どもが描かれています。
「愛こそが私の芸術のすべてである」と語っていたシャガール。
幻想的な色使い、花や鳥などの詩的なモチーフ。
シャガールの絵を見ていると、悲しいことや辛いことはシャボン玉のようにふんわりと包んでどこかへ飛ばし、ロマンティックで幸せな香りだけがそこに漂う。
いつもそんな心持になります。
ゆっくりしたいけど、お仕事が待っている次男。
家の近くでシュークリームとコーヒーを買って、おうちカフェでした。
マルキーズのシュークリーム。
アーモンドがのったサクサクシューが香ばしく、ホイップ?カスタードはボリュームたっぷりですが甘さ控えめで全然くどくありません。
今日も暑くなりそうです。皆様、熱中症には充分お気をつけ下さいませ。
ozさん作
昨日(6日)、東北電力管内の電力使用率が、東京電力から受けた追加融通分(50万キロワット)を含めた供給量に対して95%以上に達したそうです。
既に4日から30%の追加供給を受けています。
いつもなら窓を開け放し風を入れて、エアコンなんか止めてしまうところですが、今は窓を開けられない地域が多いです。
無闇にエアコンを控えるわけにはいきません。
先日の豪雨で、東北の水力発電所が100万キロワットの供給力を失っています。
高校野球が始まり屋内でテレビ観戦する人も増えるので、この先がちょっと心配です。
電気予報を上手に利用して、節電生活をしなくては・・・
我が家はとりあえず、暑い時には涼しいところへ出かけようかな~、ご近所ですけど(^_^;)
先日、豆腐料理のお店で友人たちとランチ会をしました。
震災後の安否は電話で確認し合いましたが、1年以上会っていなかったので、会食が本当に楽しみでした。
お店の玄関前に設えた、白磁の大皿に浮かぶリンドウ。
白と青と緑のコントラストが、湿気を含んだ重い空気をパッと払うかのような爽やかさでした。
遅刻常習犯の私が今回は2番目に到着し、皆にお天気が心配とからかわれました(^_^;)
実は私、今月がお誕生月なので、お店からお箸と記念写真のプレゼントがありました♪
そうと分かったいたらもっとお洒落をしてきたのに~(^_^;)
Kさん、Mさん、Oさんは、幼稚園ママ時代からの仲良しで、良妻賢母を絵にかいたようなお母様たち。
ところが私は、長男の高校の役員をご一緒したのがきっかけで彼女たちと仲良くなりましたが、彼女たちの良妻賢母には努力しても遠く及ばずの異色キャラ(^_^;)
にもかかわらず、17年のお付き合いが続いています。ママ友仲間としては2番目に長いお付き合いです。
お話に夢中で、お料理の写真はこれだけ(^_^;)
そして話題の関心は、それぞれの3月11日がどんな日だったのかに集中。
Kさんは、なんとジムのプールで泳いでいた時に地震に遭遇。
プールの水面には今まで見たこともないような波が起こり、天井の一部が落ちてきて、溺れるのではと思ったそうです。
その時、ご主人は筑波で学会の最中で、新幹線が止まり10日ほど帰れずにホテル暮らしをしたそうです。
近くには息子さん家族がいるのですが、、原発建屋が水素爆発した時には、3歳と1歳のお孫さんが心配になり、
福島空港は閉鎖していたので、息子さんの機転でお嫁さんとお孫さんを新潟空港まで送り、そこから宮崎のお嫁さんの実家に帰したそうです。
お嫁さんは、寂しいバアバのために毎日メールでお孫ちゃんの動画を送ってくれるそうです。いいお嫁さんだなぁ♥
Mさんは、ご主人の整形外科医院で、午後の診察が始まる2時から1時間だけ受け付けを手伝っているのですが、地震が起きたのはちょうどその時間帯。
患者さんを待合室の中央に集めて、身体を低くして揺れが過ぎるのを待ちましたが、患者さんの中にも、スタッフの中にも泣き出してしまう人がいて、院内は暫く騒然とした状態が続いたそうです。
Oさんと私は自宅にいて地震に遭いましたが、Oさんのマンションは半壊状態、11階から上の居住者は避難して未だにホテル暮らしだそうです。
マンションの改修工事はもう間もなく始まるようです。
お庭の眺めが素敵です。
3.11震災は、それぞれに人生観が変わるような体験でした。
子どもたちや妊婦さん、若い人たちの被ばくは本当に不安ですが、私たち年寄りは、福島で福島のために頑張って福島を元気にしていかなくちゃね!
ということで、まずは経済活動で貢献を。
で、次の経済活動はいつにする?
P.S.
66年前の昨日、広島に原爆が落とされました。
その時の恐怖が未だ消えやらない人々がいらっしゃいます。
私たちはその人たちの言葉を聞き、心に刻まなければならないし、後世に伝えなければいけません。
原爆と原発を同じ土俵で議論するのはどうかと思うと話していたコメンテーターがいましたが、
切り離すことってできるのかしら・・・・?
峠三吉さんの『原爆詩集』から
序
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんによるよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
ozさん作