coffee break おしゃべりしましょ

美味しいものがあれば幸せ♪

余震が来るたび・・・

2011-07-31 23:42:42 | つぶやき

今日の未明の地震は、遅くまで本を読んでいて床に就いたのが深夜の2時過ぎだった私は、携帯電話の緊急地震速報の音が現実のものと気づくまで数秒間があったようで、夫の声で目が覚め起き上がった時には既に大きく揺れていました。

夫は素早く、寝室から続きの部屋で両手を大きく広げ、お酒が並んだ棚とその横にあるテレビをしっかりと抑えていました(^_^;)



        

寝室の横の、お酒と音楽のコーナー。


カクテルのためのお酒が10本前後置いてあるこの小さな寛ぎのコーナーを、ビールしか飲まない夫がいっしょうけんめい守ってくれました

3・11の時には、この棚からCDやお酒が落ちて、ラムやジンの液体が絨毯に浸み込み、暫く匂いがとれなくて困ったのが頭にあったようです。



地震の震源地は、福島県沖。

浜通りが震度5強で中通りは震度5弱。原発に新しい異常は無しで一安心。


1階に降りて母の様子を見に行くと、枕元のラジオで地震情報を聴いていましたが落ち着いた様子でこちらも一安心。



念のためと思い、リビングからキッチンへと回ってみたけど、何も落ちていない。よかった。



      


実はリビングにもお酒のコーナーが・・・。 こちらは何本あるかちょっと分からない。


どんだけ呑兵衛なの~と思われそうですね(^_^;)


さすがに3.11以降は、段ボール箱に入れてダイニングのカウンター下などに置いていたのですが、ビールを飲まない私は、暑い季節になるとラムやテキーラで・・・したくなるのです。


でも、いちいち段ボール箱から出してでは面倒だし、かっこ悪い・・・

そろそろいいかな~と並べてみた矢先の震度5弱でした(T_T)

幸い被害はなかったけれど、後片付けのことを考えるとお酒の瓶はまた段ボール箱入りでしょうか。

余震のたびに出したりしまったり・・・





そう・・・余震のたびに・・・・・

いろいろな思いを出したりしまったり。


言い出せば溢れそうで、しまっておくには窮屈で。


思いを巡らし始めると、行きつくところはいつも同じ。


       



誰も遊ばない公園。 ふくしまの子どもたちの夏休みは・・・

3.11の前にはもう戻れない。



 

                        
                              ozさん

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那須へドライブ

2011-07-27 21:36:39 | 外ご飯

          

                     那須どうぶつ王国


先日(と言ってもかなり前)、母が久しぶりに訪ねてきた古い友人と出かけたので、ぽっかりできた自由時間に、

こちらも震災後仕事が減り、時々ぽっかりと時間が空く二男が、気分転換にとドライブに誘ってくれました。


もちろん二つ返事でOKです。走り出したらいつの間にか車は那須方面へと向かっていました。

那須の何処と特別目的があるわけでもなく、動物園でも行ってみる?ということになり、その時に思いついた「那須どうぶつ王国」にナビをセットして

ちょっとした、大人の遠足?相手が母親で息子には申し訳ないですけど(笑)


まだ夏休み前で平日ということもあり、動物園は空いていて、ペットと触れ合う広場ではワンコやうさぎものんびりと暇そうにお昼寝中でした


           


猛獣類は見当たらず、写真の他にはゴマフアザラシ、コウノトリ、カンガルー、ラクダ・・・などなど癒し系ばかり(笑)

広い園内はわんわんバスや猫バスで移動します。完全に小さなお子様向けの動物園でした(^_^;)




そして、癒し系の極めつけはは、こちら・・・



            



アルパカの親子。

いやぁ、本当に可愛い。目じりが下がります



それから、さすがお子様向けの動物園。こんなものもありました。


            


自販機に仮面サイダー(笑)
お隣の秘密炭酸ゴレンジャーは、全部赤でした(^_^;)




朝から30℃を超す暑い日ではありましたが、童心に返って歩き回り気持ち良い汗をかくことができました。
友人とのテニスやランチもキャンセル続きだったこの頃、良い気分転換になりました♪


そして、那須へ行くと必ず寄るこちらのお店。



           


NASU SHOZO CAFE


長男の友人が働いていたことがきっかけで通うようになりましたが、ホロホロサクサクの美味しいスコーンもリピートする理由の一つです。


           




ほら、 美味しそうでしょう(笑)









                      
                           ozさん

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山の中のイタリアンレストラン

2011-07-22 16:03:33 | 外ご飯

原発事故のため双葉町から避難していた友人が、ようやく南相馬市に部屋を見つかり落ち着けることになりました。
サテライト校になっていた郡山と相馬の高校に、避難先の猪苗代から通うという過酷な勤務にも終止符。

一時は過労で1週間入院するというアクシデントにも見舞われ、本当に大変な避難生活だったようです。



そんな彼女から、私を連れて行きたい素敵なレストランがあるからと、ランチのお誘いがあり、連休の最後の日に避難先のリステル猪苗代で待ち合わせをしました。


          


何度も来ているリステル猪苗代でしたが、節電のためホテルのティーラウンジも暗く、震災の影響を感じました。
ウィングタワーとコンドミニアムの連絡通路には「がんばろう!福島」 避難者の方はここでいろいろな情報をチェックするそうです。

あれから4か月以上が過ぎ、雪が残っていて寒かったリステルも、今は紫色のラベンダ畑ーが広がり、蝉しぐれに包まれています。
時はどんどん過ぎていくけれど、先はなかなか見えない・・・



彼女が運転するワーゲンで表磐梯から裏磐梯へ。緑滴る裏磐梯高原の道を走りながら、おしゃべりも弾みます。



            


おしゃべりが弾みすぎ、途中ナビから外れたりもしましたが、無事辿りついたイタリアンレストラン「アロマテラス」

森に溶け込むロッジのような可愛い建物です。
イタリアンと聞いていたので違う雰囲気を想像していましたが、敷地内にはハーブを育てる畑、烏骨鶏の飼育小屋、ピッツァを焼く薪窯などがあり、食を大切にするスローライフを感じ、期待が膨らみます。

休日とあって、店内は私たちの予約席を残して満席でした。


          

友人の許可を頂いて、オーナーがイタリアから直接買い付けているというワインをいただいてみます。

「バルバロッサ リセルヴァ」 

???どこかで聞いたことがある名前と思っていたら、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』でジャックスパロウからブラックパール号を奪った海賊のキャプテンが“バルボッサ”
多分関係は無いと思うけど(笑)

いつもピノばかり飲んでいる私には、濃厚な色。やや甘めの香り。
最初の一口の印象は、一瞬でも海賊のバルボッサを思い出したりして申し訳ないと思うような、上品で柔らかい口当たりでした。

タンニンも強すぎずふくよかなボディー、するする~っと喉を通ります。しあわせ~♥

          


オーナーが、お料理が出るまで楽しんで♪と銀のトレーに木の実を持ってきてくださって、木のおもちゃのようなくるみ割りでしばし遊んだ2人。
ねじねじしながらクルミを割るのですが、どうやらクルミの置き方がコツのようです。


アンティパストいろいろ

        

見るからにワインを楽しんでくださいね~っていう、アンティパストでしょう(笑)

        

左のお皿、タレジョというウォッシュタイプのチーズとウンドゥイヤという豚肉に唐辛子を詰めて発酵させたものをのせたブルスケッタ。
これが美味しくて、思わずワインをおかわり(笑)

採れたてお野菜のグリルは、ソース無しでも十分美味しいです♪



          

自家菜園のサラダ。水菜、みつば、わらび、ルッコラetc.
お庭で育てているルッコラは、イタリアの野生種のルッコラだそうです。
胡麻の香りにピリッとした辛みが大人のルッコラ♥


          

友人がチョイスの、クルミソースのタリアテッレ。濃厚なソースがもっちりパスタによく絡み付いて美味でした~♪

そういえば、烏骨鶏も飼っていましたから、烏骨鶏の卵を使ったカルボナーラも食べてみたかったですねぇ。



          

私は、スパゲティー・アラ・ブッタネスカ。
娼婦のパスタという意味のこのパスタ、アンチョビーやオリーブ、ケッパーなどいろいろな食材が入る大好きなパスタです。


これにドルチェとコーヒーが付きます。


開け放した窓からは、鳥の囀りと心地よい風が入ります。

「心ゆくまでゆっくりしてくださいね」のお言葉にすっかり甘えて、満席だった店内は、いつしか私たちとテラス席のワンちゃんを連れた若いご夫婦だけ。


ポットを持ったオーナーが「ネ ヴオーレ アンコーラ?」

私「・・・・?」

コーヒーのおかわりを注ぎに来てくれたのです。

「Si,grazie.」とカッコよく答えられたらよかったのに~(^_^;)



           



ストーブの出番も、街中よりずっと早いのでしょうね。

オーナーは70歳を超えている?と思われる上品なおばあちゃまです。

11月になるとイタリアへ避寒旅行に出かけてしまい、4月まで帰りません。その間アロマテラスはお休みです。

いいな~、そんな生活 ♥


何もかもが、ゆったりと流れるアロマテラス。の私にピッタリな場所を教えてくれた友人に感謝です


この次は、ピッツァと烏骨鶏の卵のカルボナーラだゎ



場所は“裏磐梯道の駅”のすぐそばですが、うっかりすると見落とします。
お店を始めて26年目だそうですが、何度も通っている私たち夫婦はちっとも気が付きませんでした。
お料理の出方も、オーナーのサービスもゆったりとした流れ。せっかちな方には不向きかもしれません(^_^;)










                   
                         ozさん





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おめでとう、世界一!

2011-07-18 06:42:41 | つぶやき

  


“なでしこ”がついに世界一に!

決して恵まれた環境ではなかった日本の女子サッカーでしたが、
とうとう世界の頂点に立ちました。

働きながらサッカーを続ける、苦労人も多い日本チーム。

粘り強く諦めない。

彼女たちの大和撫子魂が、悲願の“世界一”を手にしました。

本当におめでとう!

そして、ありがとう 

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七月、思いいろいろ・・・

2011-07-14 07:14:22 | 家族

         


まだ紫陽花が綺麗なのに、東北地方もいつの間にか梅雨が明けてしまったよう。
平年より2週間早く、昨年より1週間早い梅雨明けだったそうです。

あまりに早い梅雨明けに、夏が大好きな私も、ココロとカラダのギアチェンジができていません


震災以降、ずっと気持ちが晴れたり曇ったりの母に気を取られ、気付いたら半月もブログを放置状態にしていました
今日は、どうしてもなでしこジャパンの試合が観たくて早起き!その勝利に酔いしれながら勢いづいて久々のブログアップです。


              


今月の初めに誕生日を迎え、81歳になった母。

負けず嫌いで、現実的で無駄がない母。
当然子どもたちにも完璧を求める厳しい母でした。

そんな母の厳しさも甲斐がなく、長女の私は、母の遺伝子を一つも譲り受けていないのかと思うほど、競争心は皆無で夢と現の区別もつかない、いつもボ~ッと夢見るのほほん少女でした。

少女はオバサンになったけれど、相も変わらずのほほ~ん♥
多分、これからもずっとのほほ~んな私。

そんな私と同居生活をするようになったのだから、母としても大変だったのかもしれません。

心なしか、最近の母は私に合わせボ~ッとすることが多くなってきたみたい(^_^;)
のほほんパワーは負けず嫌いを負かしてしまったのか(笑)


              


お誕生日の乾杯は「薔薇姫」という日本酒。
アルコール度も低くほんのり甘いので、ワインクーラーでキンと冷やしていただくと美味しい♪

「姫」とつく名前に、昔あった乙女心をくすぐられたようでお気に召した様子の母でした。


孫たちからのプレゼントは、歯医者嫌いで義歯を直さない母に、柔らかな介護食の詰め合わせ。
すき焼き、親子丼、肉じゃが、ハンバーグなどなど、いろいろなレトルト食品が揃っていました。
これがあれば、母の食事にちょっと手抜きができるので、私にとってもありがたいプレゼントかも



そして7月10日は夫の母の命日。
実家のあった南相馬へとお墓参りに行って来ました。


     


梅雨明けの前日でしたが、じりじりのお日様にもくもくと現れた入道雲は、早くも夏本番の勢い!

墓地は日陰が少ないので、どのお墓もぐったりと暑そうでした。


夫が墓石を洗い、私は周囲のお掃除。話題はいつしか義母が亡くなった日のことに。

    前日の朝に電話で話したばかりだったのに、夕方突然入院し病室に駆け付けた。
    その翌朝、まだ5時になる少し前、「冷た~いお水が飲みたい」と義母が言い、
    数時間前にもお水を飲んで吐いてしまい、看護士さんに止められてはいたのですが、
    夫がコンビニに走り500mlのボルヴィックを2本買ってきて1本を開け、
    吸い飲みに移して飲ませてあげると、
    「ああ、美味しい~」と、とても満足げでした。

    そしてその僅か15分後に、静かに息を引き取ってしまった義母。
    たった1泊の入院でした。


    義母が初めてペットボトルに入った水を見たときは、
    「水を買うなんて昔は考えられなかったけどね~」なんて驚いていたけれど、
    冷えたペットボトルの水は想像以上に美味しかったらしく、
    「美味しい、美味しい」と、頻りに感心するものだから、
    夏になるとお水をたくさん買って帰省して、「安いお土産だね~」なんてお互い笑ったものでした。

    そのお水を飲みたいと、亡くなる際に言った義母。


だから、義母の命日には冷やしたボルヴィックをクーラーバッグに入れて持ってきて、綺麗になったお墓の周りに打ち水をする。
そして、残りの水で私たちも喉を潤しながら、義母の真似をして言ってみる「美味しい、美味しい」と。



              


帰り際、墓地の斜面に見つけた夏キノコ?



あともう少しすると、亡き父の誕生日も来る。


思いいろいろの7月・・・





                   
                         ozさん



 




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