coffee break おしゃべりしましょ

美味しいものがあれば幸せ♪

二泊三日で・・・

2011-12-29 22:29:48 | 家族




朝、新聞を取りにいくために玄関のドアノブに手を掛けたら、キ~ンとした冷たさが指先から肩まで走りました。
今朝の最低気温は-6℃だったと聞いて、納得。

最高気温は6℃まで上がりその差は12℃。
夫の病室から見上げた空は、何処までも青く気持ち良く晴れ渡っていました。

夫の術後回復は極めて順調で、一昨日に軽いダンピング症状(術後の後遺症)が出て、ちょっとハラハラドキドキはしましたが、問題はないということで年末年始は我が家で過せることになりました。

この外泊がうまくいけば、年が明けて早々に退院できそうです。



窓の外に広がる凛と青く澄み渡るこの空を、誰かと一緒に眺められるのは素敵だね。

今年起こったいろいろな事柄も、一緒に受け止めてくれる人がいたのは幸せだね。

いつかは終わる人生だけど、共に歩む人がいるのは嬉しいね。


ベッドの縁に腰掛けて、暫く空を眺めていました。







                            
                                 ozさん

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年のイヴは・・・

2011-12-24 20:36:44 | 美味しいもの



昨日の祭日、南相馬市に住む友人夫妻が、はるばると夫のお見舞いに来てくれました。

15年前に、夫と同じように胃の手術を受けて今はまるまると元気な(笑)もう一人の友人のメッセージと
私の大好きなガーベラを携えて 。

窓の外には、クリスマス寒波が運んできた分厚い雪雲が低く垂れこめていましたが、
ベビーピンクのガーベラが微笑むフラワーバスケットが、春の陽だまりのように病室をパッと明るくしてくれました。

夫の元気な様子に、友人夫妻も心から安心した様子でした。
葉っぱ子ちゃんも、アドバイスをありがとう


そして、今日はクリスマス・イヴ。

息子二人は、夫が順調に回復してるのを見届けてそれぞれのクリスマス休暇に出かけ、イヴは私と母の2人だけ。
ケーキもご馳走も無い、初めてのクリスマス・・・ちょっと寂しすぎ~
・・・と思っていたら、サンタさんから北海道の美味しい牡蠣が届きました。


夫がいないと、殻が剥けない・・・




で、シンプルにオーブンで焼いて・・・



レモンが無かったので、カクテル用に買い置きしていたライムを搾ったら、これがとても美味しい~


旦那様は病室でお粥なのに、ごめんね。シャンパンを開けました~
思いがけず、オバサンとオバアサンのシャンパンナイトになったイヴでした





そして、ご報告が遅れましたけど、皆様にご心配いただきました妹が夫の入院と入れ替わるように退院いたしました。
退院間際に熱を出し、ちょっとハラハラもしましたけど、左足のリハビリを補助する器具が必要かと懸念されていたのがその必要もなく、自分の足でしっかりと歩き、左手で物を掴むこともできるようになりました。
たくさんのお励ましをありがとうございました



写真は、一昨年のクリスマスの妹宅。
リビングから眺めた、イルミネーションを飾った庭です。
写真には写っていませんが、家屋側のテラスウィンドウの周囲にも飾ってあります。

はじめは庭木に絡ませていただけのイルミネーションでしたが、年々バージョンアップして増えていったようです。
さてさて、来年はどんな風にバージョンアップするのでしょうか~


皆様、どうぞよいクリスマスを~








                           
                                 ozさん

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シュトレン♪

2011-12-23 21:48:59 | 行事・記念日




クリスマスを待ちわびるお菓子、シュトレン。
ほんのりラム酒が香る大人のお味です。

いつもならクリスマスを待たずに食べきってしまうのですが、今年はまだ残っています。

息子たちはクリスマス休暇で今日から出かけてしまったし、残りは私が独り占め(笑)





子どもたちを喜ばせようと、わくわくした気持ちでクリスマスの準備をしていたころに思いを馳せて
しみじみと味わうシュトレン。

イヴの夜が明けたクリスマスの朝、居間のツリーの下に並ぶプレゼントの箱を見つけたときの子どもたちの笑顔。

マウリ・クンナスの『サンタクロースと小人たち』がお気に入りだった息子たちは、フィンランドの山奥のコルバトントリからやって来るサンタさんに、お礼のお手紙を書いて、ツリーの下に置いて待っていました。

時には、折り紙でサンタさんへのプレゼントも用意したりして(笑)

小学校の5年生の時(だったかな?)、サンタクロースはフィンランドの山奥からはるばる来るのではなく、もっと身近なところにいるのだと気付いた長男でしたが
7歳下の弟が、コルバトントリのサンタさんに手紙を書いているときには、付き合って一緒に書いていた優しいお兄ちゃんでした。


クリスマスの思い出を辿ると、そこにはいつも笑顔があったような気がします。


シュトレンを頬張りながらそんなことを思い出し、夜お茶をしているmintでした(^_^;)







                           
                                 ozさん








Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンタが部屋に・・・♪

2011-12-22 23:10:21 | つぶやき




今日から5分粥の食事を終えた昼下がりの病室に、

突然「メリークリスマス

白いお髭のサンタさんがやって来ました





そして、一足早いクリスマスプレゼントが・・・・・。
なんとも微笑ましい演出に、夫と顔を見合わせ思わず笑みがこぼれてしまいました。


クリスチャンではないのに、クリスマスが近づくと心がときめくのは何故?


大人になっても、どこかでサンタを待ちわびているのかもしれないですね(笑)

今日は思いがけず嬉しいひと時をプレゼントされ、心がほっこり温まりました






                           
                                 ozさん

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスツリー

2011-12-19 22:47:36 | 行事・記念日

夫の入院から10日、手術から一週間が経ちました。術後の経過は順調です。

手術の翌日から歩行訓練が始まりとっても痛そうだったのですが、5日目頃から少し楽になったようで、自分のいる階だけでは飽き足らず、上下の階まで探検して歩き回っています。

看護士さんから「点滴スタンドを持ったまま階段を下りないで、ちゃんとエレベーターを使って下さいね~」なんて言われるほど






は、次男が飾ってくれたクリスマスツリー。

夫の手術の前日、病院から帰ると玄関ホールに飾ってありました。

いつもはリビングに飾るのですが、ツリーの定位置になっている場所にはお歳暮などの箱を放置したままだったので、こちらに(^_^;)

イルミネーションとオーナメントの一部だけの簡単な飾りでしたが、巷のクリスマスムードなんて関係ない我が家、と思っていただけに、とても嬉しい次男の気遣いでした。






ただいま~とドアを開けると
明かりを落とした玄関ホールで、星のかけらが降ったように優しく煌めくクリスマスツリー。

気持ちが温かくなる。

夫の順調な回復、この先もきっと大丈夫・・・
感謝の気持ちでいっぱいになる。







                          
                                 ozさん

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長い長い時間

2011-12-13 23:03:03 | 家族




読みかけの本を持ち込みましたが、活字が頭に入りません・・・
テレビも上の空。
とても長く感じた3時間でした。

健康診断で病気が見つかった夫が、12日に無事手術を終えました。

昨夜は、↑のソファーベッドに寝て付き添う予定でしたが、
1時間ごとに看護士さんが来るので大丈夫、私がそんなところに寝ていては、心配で気が休まらないから家に帰りなさいと譲らない夫に根負けし、消灯の時刻とともに帰宅しました。

今日からもう歩行訓練です。
我慢強い夫が、あまり無理をしないといいのですが・・・


心配してくれている友へ、とりあえず報告です。





                           
                                 ozさん

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fly Me to the Moon

2011-12-11 17:50:58 | つぶやき





昨日は皆既月食でしたけど、皆さんはご覧になったでしょうか?
私が気付いたときにはもう零時を過ぎていて、慌てて外へ出たときにはご覧の様なお月様。

満ち欠けの天体ショーは終わっていましたが、まだ赤みが残っていたお月様。
なんとも幻想的です。



こんな月には、ナットキングコールのFly me to the moon 



そして朝は、私にとって初見の雪。



地面の雪は消えてしまったけれど、車をうっすらと覆った雪が残っていました。

3.11から9か月。
あの日も午後から雪が舞い、夜には道路も屋根も白く薄化粧していました。


あの深々と降る白い雪と一緒に、放射能物質が下りてきていたなんて・・・

放射能物質も、雪のように融けて消えたらいいのに。





                           
                                 ozさん

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンバーガーとアメリカングラフィティー

2011-12-09 17:17:05 | 美味しいもの

今朝はちらほらと雪が舞い、とうとう冬将軍のお出まし・・・と思っていたらすぐに止んでしまいました。
本格的に雪が降る前にと、お昼少し前に冬タイヤを積んで車屋さんへと出かけた次男。

お昼にはパスタでも茹でようかな思ってお湯を沸かしてスタンバイしていたら、
「モスのハンバーガー食べない?ボクがおごるよ」とのメールが入りました。

で、買ってきてくれたのがこちら





モスバーガーの“焼きトマト&チーズデミ”だそうです。
何年振り?と思うくらい久しぶりのハンバーガー。

厚切りの焼きトマトとデミソース、ハンバーグの上にはいろいろお野菜のトマト煮、そしてとろ~りチーズがバンズからはみ出して・・・
なかなかの美味でした♪

息子たちが小さい頃は、ジャンクフードと言われるハンバーガーはあまり食べさせないできたのですが、学生時代にはそれなりにお世話になっていたようです。

私も子供には禁じていましたけど、時々無性に食べたくなるハンバーガー(^_^;)
息子も同じだったのか、「久しぶりのハンバーガーだな~」なんて言いながらパクついていました。

ハンバーガーと言えば、銀座の三越前を思い出します。
1970年代の学生の頃、上京したばかりで銀座の歩行者天国で食べたマグドナルドのハンバーガーは、私にとってちょっとしたカルチャーショックでした(笑)

そして、ハンバーガーには別の思い出もありました。
私が小学生のころ、米軍基地で働いていた経験がある伯父の家に遊びに行くと、よくハンバーガーもどきとポテトチップスを作ってくれたのです。
もどきというのは、見た目がホットドッグのようだったから(笑)
中に挟んであるのは確かにハンバーグなのですが、パンがドッグ用の長いパンなのでホットドッグに見えてしまうのです(^_^;)
アニメのポパイに出てくるウィンビーというオジサンが持っているハンバーガーとは見た目がかなり違っていました。
そして、そういう時は必ずといっていいほどフランクシナトラやプラターズのレコードをかけて、ハンバーガーもどきを食べながら、従兄や私にアメリカの家庭のクリスマスパーティーやダンスパーティーのことなどを話してくれたのです。

以来、ハンバーガーとオールディーズは私の中ではピタッと組み合わさったものになっていました。

そして、ハンバーガーとオールディーズのマリアージュを、決定的にしたのはジョージルーカスの映画『アメリカングラフィティー』






この映画を観て、買ったサントラ盤のレコードがこちら





ほら、レコードのジャケットにもハンバーガー&チップス、それとコークの絵があるでしょう。
ローラースケートを履いた彼女がハンバーガーがのったトレイを持って、テーブルの間を行ったり来たり・・・
シックスティーチルドレンが、アメリカに憧れ、アメリカナイズされて行ったのも分かりますよね~

ところで、彼女、誰かに似ていると思いませんか?
去年のフィギアNHK杯で準優勝したアメリカ女子のレイチェルフラットさんが、誰かに似ているとずっと思っていたのですが、この女性だったんだゎ!と、一人納得しています(笑)






                           
                                 ozさん

Comments (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開当 男山

2011-12-06 11:52:49 | 美味しいもの




日曜日の家ご飯。
最近日曜日の夕方にやって来ることが多い長男。土曜日は遊ぶことで忙しいらしいです。
この日も山ほどの洗濯物をお土産にやって来ました。

日曜日は私も家事をしないモードになっているので、あまりあれこれは作らず、ど~んととんかつでした。
大皿に山盛りの千切りキャベツをど~んと置いて、とんかつを揚げた順に運びます。
それを片端から食べていく息子たち(^_^;)

途中で、「今度はボクが揚げるから、お母さんも食べて」と長男。
それでは~と、お言葉に甘えてやっと着席


頂物の『開当男山 大吟醸』を開けました。
なんだか、凄く男らしい名前のお酒ですけどそこは大吟醸、ふんわりと上品な上立ち香で飲み口もさらりとして柔らかい。

感想は、育ちの良い草食系男子?
蔵元さん、どんな方なんだろう(笑)



長男のお土産は、お洗濯物だけではなく、こちらもありました。



堂島ロールはお客様から頂いたものだそう。
そして、桃花堂のスイートポテトは、3年前札幌営業所に転勤したK君が札幌出張の長男と会い、我が家へのお土産にと用意してくれたもの。

あれ、長男のお土産とは言えないですね~(^_^;)



堂島ロールはお馴染みですが、桃花堂は初めての我が家。



ずっしりと重い、まるでお芋丸ごとみたいなスイートポテト。
しっとりと程よい甘さで、お腹いっぱいと言いながら入ってしまいます・・・



本当にK君は気配りの人。もう彼女出来た?と聞いたらまだらしいです。

ビリヤードがハスラー並みに上手でマイキューを持っているK君。テニスも上手♥
ワインソムリエの資格があり、英語もぺらぺら(オーストラリア訛りがあると上司に言われるらしいけど)
だけど・・・フットボールアワーの岩尾君に似ていて、残念!と、みんなに切られていたK君(笑)
懐かしいね~と暫しK君の話題で盛り上がった我が家の夕餉でした。







                            
                                  ozさん



Comments (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉美人~会津の身不知柿 

2011-12-01 15:54:21 | 美味しいもの

私が育った家に柿の木があったわけではないのですが、大きな屋根の農家の庭先に、朱赤に実をつけた柿の木を見ると、妙に懐かしい思いに駆られます。

夫の実家にも、屋根よりも高く伸びた大きな柿の木が3本ほどありました。
そのうちの1本に「身不知柿(みしらず柿)」という柿がありました。

義母が一人暮らしになってからは、柿もぎは手に余るので、いつもご近所の方にお願いして収穫していました。
焼酎を吹き付けて何日か密閉しておくと、渋が抜けてとろみのある美味しい柿になります。

毎年季節になると、義母は、箱詰めにして密閉したものを開封予定日を記して、宅配便で送ってくれたものです。

アルコールで渋を抜いた柿は、日が経つにつれて熟して柔らかくなっていきます。
柔らかさも限界かなと思ったら、一つずつラップで包み冷凍保存して、
クリスマスやお正月のデザートに、半解凍の熟した柿をスプーンですくっていただくのも美味しいですよ♪

義母が他界してから、実家の柿は長いこと食べていません・・・
今頃は、摘む人もいないまま、ぽとり、ぽとりと落ちているのだろうな~。


先週、会津の方から立派な柿を頂いて、そんなことを思い出していたmintです。





送られてきたのは、会津のみしらず柿の中でも逸品と言われるブランド柿「吉美人」
美人と言われるだけあり、シミひとつない艶々のお肌です(笑)

「身不知柿」の名前の由来は、枝が折れるほどに身の程知らずに果実をつけるからという説と、献上したこの柿を召し上がった将軍が、わが身を忘れるほど美味しいと申された、という説を今まで聞いたことがあります。

実家の柿は、小粒で身の程知らずにたくさん実が生るみしらず柿でしたが、
頂いたこちらは、とても大きな林檎ほども大きさがある柿の実です。




天正年間から500年の歴史を持つというみしらず柿を、もっと美味しくするために研究に研究を重ね生まれたのが「吉美人」、と添えられていた柿専門農家7台目の渋川吉美さんの説明書きに書いてありました。

丹精込めて作られた「吉美人」は超大粒で、大きいものには女王柿と言われる7Lサイズがあるそうです。
因みに女王柿1個のお値段は、あの白手袋を掛けた店員さんがいらっしゃる高級果物店のメロンと同じくらいと言いますから@@!

早めの摘蕾摘花で実の数を制限し、大きな果実にするそうです。
渋を抜くアルコールもサトウキビとマンゴーを使った特別な物。

まさに我を忘れてしまう美味しさのみしらず柿です。



そして、こちらは吉美人よりもう少し前に頂いた、普通のみしらず柿。こちらもなかなか立派な柿です。





今年のみしらず柿には、必ずこんなものが入っています。




放射能汚染で苦しむ福島県。

手間を惜しまず愛情を注いで育てた柿も、お嫁に出せるかどうかモニタリング検査にかけなければなりません。

この先何年、この様なことが続くのでしょう。


私が大好きな、大きな屋根の農家の庭先に朱赤の柿が生る風景には続きがあります。
あれほど生っていた柿の実は、枝先に幾つかを残しただけで収穫され、柿の木の枝々が露わになります。
そのシルエットは、晴れた空にくっきりと浮かび上がり、晩秋の寂寥感を誘います。
それもまた好きな眺めなのです。

ところが、今年の柿の木はいつまでも実が枝に残されたま、重く重く枝先にぶら下がっていました。

あるべきものが無くなるのは寂しいですが、無くなってもよいものがいつまでもあるのも哀れな姿です。

柿の朱赤は明るく元気な色なのに、何故かひっそり寂しく見えるのは私だけなのかしら。



柿ひとつ あな静かなる秋の灯に 物思うごと食べ終えにけり    
                     
                         馬場あき子




今日から12月。
あ~ぁ、時間の流れになかなかついて行けないmintです







                             
                                 ozさん

Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする