ホタテとサーモンのヴィネグレットソース

ヴィネグレットソースはフランスの基本のドレッシングのこと。
サラダを作るのにドレッシングを手作りしないのなら、その人がすることは何もないではないか・・・そこまで無精でいいのか？と、作家のどなたかが仰ってましたが、確かに・・・(^_^;)
それに、市販のドレッシングを買っても、毎日同じ味では飽きてしまいますし、いろいろ買うと冷蔵庫の中で邪魔になってしまいます。
自分で作れば、毎日違ったお味のドレッシングが楽しめますし、無駄がありませんものね(^^)v


駅ビルのスーパーで新鮮なホタテを見つけたので、常に冷凍庫にストックしてあるスモークサーモンと合わせてサラダ感覚のカルパッチョ？シーフードサラダ？的なものをシュワシュワのお供に作りました。

今回はお酢の代わりにレモンの絞り汁を使い、きゅうりを摩り下ろしたものを加えてさっぱりと、見た目にも涼しく・・・見えるでしょうか^_^;

夏はドレッシングもよりさっぱりいただきたいので、基本の比率よりオイルを少なめにしました。
叩いたニンニクと、塩・コショウ、ハーブのディルを加えて基本のヴィネグレットを作り、下ろしたきゅうりの水気をぎゅっと絞って加えます。
甘味が欲しい方は、ハチミツをホンの少し加えるとまろやかに。

その他、玉ねぎやマスタード、ヨーグルト、醤油、擂り胡麻、ケチャップなどなどアレンジはいろいろ・・・
ブルーチーズなんかを加えると、サラダだけでワインが進んじゃいます～


 

ミニステーキと焼き豆腐の野菜あんかけ。
ちょっとミスマッチ？お豆腐の賞味期限が迫っていたので(^_^;)。
しかも具沢山でお豆腐が見えません（笑）


ビール片手に待ち構えている我家のメンズ。
テーブルに出してしまうと、待ってましたとばかりにガツガツ食べ始めるのでなかなか写真が撮れません（笑）
なので、テーブルに出す前に急いでパチリ！としたりで、ブログアップの楽屋裏は結構大変（笑）

この猛暑、いつまで続くのでしょう？しっかり食べて夏バテしないよう頑張りましょうね






　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ozさん作

ランチデート＠遊食庵にしのみや

少し前のこと、ポッカリ時間が空いた次男とランチデート♪
行った先は、青々とした田園の中の道を走ること１０分ちょっと、うっかりすると見落としてしまいそうな案内の立て札を目印に小道を曲がると、間もなく見えてくる「遊食庵にしのみや」
昔風のどっしりした日本家屋の建物です。
庭に面したカウンター席に座り蝉時雨のBGMに包まれると、ああ日本の夏！
一面に張られたガラス窓の向こうを、オニヤンマが行ったり来たりしていました。

ここは以前記事アップしたことがある「くらしき」というお蕎麦屋さんがあった所で、古民家を移築・改装した重量感のある建物です。
和風の建物はそのままに、フランス料理のベテラン西之宮シェフが以前のお店を桑野からこちらに移転し「遊食庵にしのみや」として生まれ変わりました。

ランチセットのサラダとビシソワーズ。
ランチのコース料理をいただく時は前日まで、ディナーコースは３日前までの予約が必要です。
ランチセットは予約無しでもOKです。

ヒレステーキ

ハンバーグステーキ。



ランチセットにはスープ、サラダ、ご飯、デザート、コーヒーが付きます。
オーベルジュの料理長も経験してきた西之宮シェフなので、お味はもちろんビジュアル的にも技が光るお料理です。

庭の渡り石にオニヤンマが止まり、久しぶりに見るトンボに、もっと近くに来ないかなと身を乗り出す息子。
あ、向こうにもいるよ！と、ガラス越しにパチリ
大の男がトンボを見て喜ぶ姿は可笑しいけれど、今はそんな息子の姿を見るとなんだかホッとします。


まだ未熟な人生の中で、今、転換期を迎えようとしている息子。
口数の少ない子なので、あまり多くは語りませんがいろいろ悩みもあるのだろうな～と、庭を眺めている次男の横顔をそっと盗み見ながら思います。
中学高校とテニス部だったのにその名残は無く、夏でも色白で、何処と無く頼りなげに見えてしまう息子、今でも学生さんですか？と言われてしまいます（苦笑）
お世辞を言えない、音楽と食事が同じくらい大切、自分流のオシャレしかしない・・・
あまり協調性があるとは言えない不器用な息子。
「会社と二足の草鞋を履くことはできない、一人で歩いてみたい・・・」と。
いつか言い出すんじゃないかな～とは思っていたけれど・・・
不安なのは親も同じことですが、３０歳まではいろいろ道に迷うのも仕方がないと腹を括りそっと見守ることに。



人はみな、己が欲するものを得る

望んでいるものは何でも、人を待っている山のようなもので、とり逃がすことはない。
しかし、よじ登らねばならない。
ぼくの知るかぎりでは、確かな足取りで出発した野心家はだれでも、目的を達成している、
それもぼくの予想より早く達成している。

われわれの社会は、求めようとしない者には何ひとつ与えない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

アランの言葉をあなたに贈ろう

　







　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ozさん作

野菜パスタぶっかけラー油 by 次男

自宅で仕事だった次男が、気分転換にとお昼を作ってくれました。
名付けて“野菜パスタぶっかけラー油”（笑）

茄子とズッキーニ！ではなく、きゅうりです(^_^;)
ズッキーニはかぼちゃの仲間ですが、見た目はきゅうりと兄弟のように似ていますね。
売るほどあるきゅうりを消費する為、パスタにもきゅうりです。

茄子、きゅうり、しめじ、ベーコン、アンチョビフィレ、にんにくが入っています。
アンチョビとベーコンの塩気があるのでお醤油を隠し味程度に入れたそうです。
盛り付けの最後に食べるラー油をドンとのせました。

頂き物なんですが、肉味噌がたっぷり入ってまさに食べるラー油！
暑さで減退気味の食欲を増進させてくれそうです（私には必要ありませんけど＾＾；）





おまけ

今日は、福島県の浪江という所では、最高気温37.9℃を記録しました。驚きです＠＠；
立秋を過ぎても暑さのピークは留まるところを知りませんね。

そんな今年の猛暑を乗り切るために役立ってくれた、私の必須アイテム。
ハウスオブローゼの夏限定発売のMintleapシリーズで、ボディクールスプレー（ボディー用収れん化粧水）とクールシャンプー。
昨年もお世話になったボディクールスプレーは、今年もまとめ買いしましたが、息子に取られて追加買いしました。
シャンプーは今年の新製品で、こちらも息子に使われ、減りが早いです(^_^;)

特にボディクールは、シャワーの後に限らず暑いと感じた時にスプレーすると、ほてりが瞬時にクールダウンして気分がシャキ～ンとします。
冷え冷え～っとした爽快感が持続するので、お出かけやテニスの時には欠かせません。

予報では、明日も厳しい暑さとのこと、暑さと上手に付き合って残る夏を乗り切りましょう




　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ozさん作

茄子の豚肉巻き＆きゅうりの佃煮

先日、母の実家から大量の茄子ときゅうりをいただきました。
大好きなので嬉しいのですが、毎日食卓に出すには目先を変えないと。。。。。
そこで、以前erikiさんのブログで見た、ポン酢と薬味をたっぷりのせた茄子の豚肉巻きが美味しそうだったので作ってみました。

いつも脇役のお茄子ですが、豚肉をひと巻きするだけで主役級の一品に。
挽肉のはさみ揚げより簡単だし、塩ポン酢を使ったので、いつのも揚げ浸しよりさっぱりした大人の味に仕上がりました。
茗荷が無かったのが残念(T_T)
レシピはerikiさんのブログでどうぞ


そしてきゅうり。
今まではたくさんのきゅうりを頂くときゅうりのキューちゃん漬けを作っていたのですが、今年は叔母のアドバイスを受けて佃煮にしてみました。



塩を振って、一晩重石をしたきゅうりを、合わせ調味料で汁気が無くなるまで煮るだけなので簡単でした。

作り方
きゅうり1.5キロを、醤油６０ｃｃ　お砂糖６０g～　みりん３０ｃｃ　酢３０ｃｃ　せん切り生姜、鷹の爪を合わせた調味料で煮て、火を止めたら塩昆布（ふじっ子）2分の1袋を入れて混ぜ合わせ味を馴染ませます。

調味料は、味加減をみながら途中で調節しているので、だいたいこのくらいかな～という分量なので、参考程度に(^_^;)
重石をしておいたきゅうりからはかなり水分が出ているので、しっかり水切りをするのが大切です。

冷凍もできるので、保存食としていいですね。





おまけ




この夏2回目の沖縄産完熟アップルマンゴーを頂きました



宮崎の「太陽のたまご」には及びませんがとってもジューシーで甘くて美味しいマンゴーです♪




次男にパフェにしてって言われましたが、面倒だったのでアイスクリームを添えてあげました（笑）




　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ozさん作

ちゅるっとおいしく・・・ゴめんジャー

少し前、次男が、家でお昼を食べるからと電話をよこしたので、有り合せのお野菜で天ぷらを揚げて、ゴめんジャー（正確にはヨンめんジャー？）を茹でました。

天ぷらは、茄子とゴーヤ、オクラと納豆のかき揚（ねぎ・大葉・ちりめんじゃこ入り）、それに庭のバジルとミント。
バジルとミント？ってお思いでしょう（笑）
郡山では結構ポイントの高い「わき水」というお蕎麦屋さんでミントの天ぷらをいただき、それ以来我家も時々天ぷらにします。

ところで、ゴめんジャーって何？ですよね(^_^;)

こちら



夏の初めに、次男宛に会津製麺から送られてきた麺の詰め合わせ。
一瞬子どものおもちゃかと思いました(^_^;)
中には五色の麺がはいっていて・・・なるほど、それでゴめんジャーね（笑）
左から、ゆずめんジャー、そばめんジャー、そうめんジャー、うめめんジャー、よもぎめんジャー（爆）
会津製麺が今年創業４０周年を迎え、その特別企画として作った「会津麺隊ゴめんジャー」
“地球上のお年寄りからちびっ子まで”をコンセプトに、上手にすすれなくなったお年寄りや、小さなお子さんも食べやすいようにと、お客様の声をもとに出来上がったのがこちらの麺々（面々）だそうです。
特別企画のある部分でお仕事をさせていただいたので、出来上がった商品を送って下さいました。
そのお味見を兼ねて、そばめんジャー以外の４人のめんジャーを試食させていただきました（笑）
コンセプトどおりの、滑らかで喉越しがよく消化の良さそうな麺でした。
柚子や梅がほんのりと香り、よもぎもなにやら身体に良さそうで、我家のお年寄りの母は特に気に入った模様です。

有名ブランドの美味しいお素麺もいいですが、こんな身体に優しげな麺もたまにはよいものですね。




そして、お素麺のあとのデザートは・・・



うさぎやのどら焼き

いつも頂き物を食べるばかりで、お店には行ったことがありません。
クリスピードーナッツみたいに「まずはその場でできたてをひとつ」が一番美味しいそうなんです。
一度行ってみたいな～






　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ozさん作

湖水浴？＠猪苗代湖

数日前、湖南町に用事があり、出かけたついでに猪苗代湖の舟津浜に寄り道して来ました。
湖面からの風は涼しく、街中の暑さが嘘のようでした。

湖岸はBBQを楽しむグループや家族連れで賑わい、あちこちからいい匂いが漂っていました＜仲間に入りた～い！


気持ちよい風を受けながら湖岸を散策していると、ライフジャケットを着て湖水浴をする可愛い子が・・・

　　

ワンちゃん用のライフジャケットってあるんですね～
あまりにも素敵なワンちゃんたちなので、写真を撮らせていただきました。

　　

二人（二匹）並んでポーズもとってくれましたよ
飼い主さんとのアイコンタクトがバッチリで、とてもお行儀のいい子たちです。

暫らく遊ぶ様子を眺めていたら、オレンジのライフジャケットを着た子は積極的に水に入りますが、ブルーのジャケットを着た子は、水際で立ち止まってしまいます。
どうやら泳ぎは好きではないようで、一人だけデッキチェアーに戻り見学していました（笑）

　　

 もう一回行く？とオレンジの子。もう帰ろうよ～とブルーの子。
（そう言ったかどうかは分りませんが、そんな風に見えました＾＾）

イタリアングレイハウンドという犬種のワンちゃんたちだそうです。
本当に賢いお子たちでした


　　


暑い暑いと言いながらも、季節は少しずつ進んでいます。
湖岸を人気の無いところまで歩いて来ると、ざわざわと鳴る松風が辺りを包み、夏もそろそろ終わりだよ、と言われているような気が・・・
夏が好きな私としては、まだまだ終わって欲しくはないのだけれど。。。。

　　身を変へて一人帰れる山里に聞きしに似たる松風ぞ吹く　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明石の尼君

松風は、源氏が会いに来てくれないと寂しがる明石の尼君を何となく思い出す・・・

　　





で、無理矢理ですが　こちら松風です・・・恋より食い気のmintですから(^_^;)


　　 

京都のお土産で松屋常盤の「味噌松風」

　　　　


西京味噌の香ばしさと抑えた甘味が調和して、昔懐かしい簡素なお味のお菓子です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ozさん作

ベルギービールDEUS

一週間ぶりのブログです。
皆さん夏バテなどしないでお元気にお過ごしでしたか？
私にとってお盆は、お正月の次に忙しい時期。
なのに、ちっとも夏痩せをしません


13日、夏休みに入った長男が、陣中見舞い？という名目でベルギービールを持って夕飯を食べにやって来ました。。。（お見舞いされた気持ちになれないのですが^_^;）
打ち合わせたわけではないけれど、ちょうど全員が揃ったので、ついでだから？１日早いけど私の誕生日もお祝いしちゃおう！ということになりました。
ケーキもご馳走も無い１３日の金曜日、だったんですけどね～(^_^;)
とりあえず、健康な身体と、優しい家族に感謝して、乾杯

ところで、息子が持ってきてくれたDEUS（神）の名を冠したベルギービール。
形といい大きさ（７５０ｍｌ）といい、シャンパン？
ビールだなんて、言われなければ分らないちょっとゴージャスな風格です。

実は、あまりビール好きではないのですが、香りのあるベルギービールは好きなので、真夏の暑い時には、ヒューガルデンホワイトの小瓶をいつも冷蔵庫にストックしておく私です。
でも、今回息子が持ってきてくれたDEUSは初めてお目にかかったビールです。

２～４℃が適温というので、ワインクーラーに氷を入れて冷やしながらいただきました。
泡はビールそのものですが、花のような果物のような？ちょっと複雑な香りは本当にシャンパーニュのよう。
アルコール度も11.5と少々高めです。
既に試飲済みの長男は、悪酔いするとあまり好きではないようです（あ、それで家に持ってきたの？）
夫も、最初の飲み口がまろやかで甘い感じがするので、苦手だと・・・すぐにいつものスーパードライに。。。
もっとも、夫が好きな鰹のお刺身とDEUSでは相性が良くありませんでしたけど(^_^;)

久々にバクバク食べる息子が二人。おかずがいくらあっても足りません
冷凍してあった頂きものの珍珠丸子をレンジでチン。

それでも物足りなそうだったので、画像には残せませんでしたが、茄子を薄切りにしてガーリック炒めにし、アンチョビとペコリーノロマーノをのせてオーブントースターで焼いたら、DEUSとのマリアージュもピッタリでした

次男と私と母は結構お気に入りのDEUSだったので、３人で２本空けてしまいました！
ビールをこんなに飲んだのは多分初めて！
私にとっては美味しいビールでしたが、好き嫌いがはっきり分かれるビールかもしれません。

後でDEUSを検索してみたら、ベルギーで仕込み、一次発酵の後フランスに運び、シャンパーニュと同じ製法で作られているそうです。なるほど～と納得でしたDEUS

美味しいビールをご馳走様でした、息子。

朝夕が涼しくなったと思ったのも束の間、今夜はまた熱帯夜になりそうです。
体調管理をしっかり行って、頑張って残暑を乗り切りましょうね～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ozさん作

次男手作りの野菜とお豆のカレー ＆ アムさん

立秋を過ぎたとたん、レースのカーテンをそよがせて通り抜ける風に、何となく秋の気配が混じっているように思うのは気のせいでしょうか。
今日はエアコン無しでも快適な（私だけかな＾＾；）我家です。
とは言え、厳しい残暑はまだまだやって来るのでしょうね～。

ところで最近お弁当の記事をupしていません。
サボっているわけではなく、お弁当を作らなくてもいい状況になりました。
お弁当を記録しようかと始めたブログですが、お弁当が要らなくなると・・・さて、どうしたものか。

このままブログを閉じてしまうのは寂しいし、考えてもいい案は出てこないので、物忘れに拍車のかかるな私の備忘録的なブログということで、もう少し続けてみようかな・・・と思います。

とりあえず、少し前のお休みの時の次男の手料理を。
毎日暑くて、ご飯を作りたくな～い！と駄々をこねた私を見かねて、次男が作った野菜とお豆のカレー。
具が有り合わせだったので、野菜とお豆のカレーになりました。
たっぷりの玉ねぎと大豆、レッドキドニー、挽肉、トマト、茄子が入っています。
こぶみかんの葉とココナッツミルクも入れたので、ちょっぴりアジアン風

次男のカレーはスパイスから配合します。
GABANの２０種類のスパイスセットを使って、香や辛みを自由に調節し、オリーブオイルで炒めて、瓶に保存して次男の味基本のカレー粉を作っておきます。
その時の気分によって、ライムの葉やココナッツミルクを加えてアジアン風にしたり、グラムマサラやカエンペッパーをもっと入れて激辛にしたり、チャツネやヨーグルトを入れてマイルドにしたりと味の変化を楽しめるのも。

お野菜がたっぷりのサラサラスパイシーなカレーは、夏にピッタリ！
また作って欲しいので、今度は夏バテのふりをしようかな～


そして、これも随分前の画像ですが

　　　　　


頂き物の果物に津軽のアムさんというメロンが。
何方かのお名前？と思うようなネーミングですけど、初めて聞きました。
普通、メロンは蔓が枯れてきたら食べ頃とか、あと何日とか待たされることもあるのですが、
手元に届いたら直ぐに冷やしてお召し上がり下さいとのこと。
要するに完熟で収穫したメロンらしいのです。


　　　　　


画像だけでは分りませんね(^_^;)
メロンの甘さが、隅々まで・・・というか、残った皮が薄くてペラペラになるくらい（笑）どこまでも甘いメロンでした。

Mさん、ごちになりました～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ozさん作

 

 

オルセー美術館展２０１０「ポスト印象派」＠国立新美術館

先日、メープルさんの書道を見てきた、国立新美術館。
もう１つの目的は、オルセー美術館展２０１０「ポスト印象派」を観ることでした。
同館が大改装工事をするために実現した過去最大規模の展覧会で、セザンヌやゴッホなど近代絵画の傑作が１００点以上も展示されています。
芸術に大きなうねりを起こした印象派と、そこから更に一歩内面へと踏み込んだポスト印象派の絵画が、これだけ一堂に集まった展覧会は、かなりの見ごたえでした。


　　　　

図録の表紙はアンリ・ルソーの「蛇使いの女」
税官史の仕事をしながら独学で画風を作り上げていったルソーの絵は、印象派・ポスト印象派のなかでも際立って個性的です。

この時代の画家たちは、実験的に新しい表現法を試みましたが、その革新性はなかなか受け入れてもらえず、下手な絵、ただの印象にしか過ぎない、と酷評されてきました。
美術の教科書で習ったセザンヌの静物画の大胆な構図も、当時は遠近法を無視した稚拙な絵としか捉えられなかったようです。
「私は早く生まれすぎたかもしれない」と言ったセザンヌの言葉は、ポスト印象派の挑戦が決して容易なものではなかったことをよく表していると思います。

　　　　


今回のオルセー展では、ゴッホの絵がとても気になっていました。
低温火傷でお医者通いをしていた数ヶ月前、息子の本棚から借りて読んだ『ゴッホの遺言』が、絵を鑑賞するにあたり今までとは少し違ったゴッホを見せてくれたような気がします。
芸術家たちの共同体を作ろうと夢見て移り住んだアルルで、苦悩し失望し自らの絵筆も断つことになったゴッホ。
人間に対する愛情が深過ぎたのか・・・

どちらかと言うと、もあまり深刻な絵は好きになれないのですが、多種多様な作品・作家を生み出し、後世に強烈なインパクトを残したこの時代は、本当に波乱万丈な、ある意味豊かな時代だったのだと、改めて感動しました。


あんまり時間をかけて観ていたものだから、自分の用をすっかり終えた夫は痺れを切らして待っていました。


帰りは銀座で天ぷらを。
イタリアンかフレンチにしたかったのだけれど、夫を待たせてしまったのでここは夫に譲ることに(^_^;)





ちらっと見えてるお酒は「浦霞」　もちろん夫は運転なので飲めません。
酔いが回り、帰りはず～っと寝ていた私です(^_^;)ゴメン、夫。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ozさん作

 

 

 

ビール祭り２０１０＠開成山公園

毎年恒例になった、開成山公園のビール祭り。
予定していた先週の木曜日は雨が降ってしまったので、日曜日の最終日に行って来ました。

開場して間もない早い時間にも関わらず、連日の茹だる暑さに喉の渇きを癒そうと、冷えた生ビールを求めてゾロゾロと集まった人たちで、テント下の席はほぼ満席でした！
まだまだお日様は高い時間ですが、ドイツバンドの陽気な音楽に乗って、会場は乾杯＆乾杯の波

日によって違うアトラクションのプログラム、この日はレイモミ小野フラスクールのハワイアンフラを見ることができました。
　アロハな気分でビール最高ですね～　
　隣の夫、目を細めて嬉しそうに見ていましたよ～
こちらのフラスクールの代表の小野恵美子先生は、映画「フラガール」のモデルになった方で、蒼井優さんが扮した谷川紀美子は小野先生をモデルにしているんですよ。
実は、私の母も１０年前まで、小野先生のお弟子さんにフラを習っていたんです。シニアコースで。
お教室仲間とハワイのポリネシア文化センターまで行って、何故か花笠音頭を披露してきました(^_^;)
いわきのスパリゾートハワイアンズに行くと、小野舞踊団のフラやタヒチアンのゴージャスなショーが楽しめますョ～と、ちょっと福島をPR（笑）

ビール祭り、いつもは夜ばかりでしたが、お日様の下で冷たい泡泡をグビグビ～ッ＆ぷは～っとする夫の顔。本当に幸せそうでした（笑）
前日の東京往復運転の疲れもこれですっかり癒されたことでしょう。

そして、こんな時のおつまみは、ステーキやフライドチキンもいいのですが、よ～く冷やしたトマトやお味噌をディップに食べる岩瀬キュウリの美味しいこと！
ビールがあまり得意ではない私は、ビールはチビリチビリといただき、トマトとキュウリをパクパク、ムシャムシャ！

ミンミンゼミがドイツバンドとコラボする、開成山公園のサマーフェスタ。
郡山は夏たけなわです！






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ozさん作