吉田マリア幼稚園のトピックス

写真付きで子どもたちの様子をお知らせします

クラスで作った「恵方巻」

2021年01月28日 | 日記
今の時期、節分が近くなるとコンビニエンスストアやスーパーなどで目にする「恵方巻」。
今日にじぐみでは、いろいろな色の紙を使って「恵方巻」を作ってみました。

作り方を伝えてみると、「おいしそう!」と目をきらきらさせた子どもたち。
どんな材料を巻いて作るかを話し合ってみました。
出てきた材料は、“まぐろ”、“サーモン”、“お肉”、“きゅうり”、“さくらでんぶ”、“いくら”、“ごぼう”、“たまご”などなど…。

    

さっそく自分の好きな具になりそうな色の紙を選んで、具材作りを始めました。
いくつかの具をご飯で巻いて、のりを巻きます。

    

今年の「恵方」は「南南東」だそうです。
みんなで、南南東の方角を向いて、恵方巻を食べました。
恵方巻はお醤油をつけて食べてもおいしい…という子がいて、「お醤油入れ」も作って楽しみました。

    

「恵方」とは「歳徳神(としとくじん)」という神様のいる場所を指すそうです。
「歳徳神(としとくじん)」はその年の福徳(金運や幸せ)をつかさどる神様のことで、年徳・年神様・正月様などとも呼ばれるそうです。
日本では、昔からなじまれている神様ですね。
歳徳神のいる場所は毎年変わり、そのたびに恵方も変わっていきます。
その方角に向かって、いろいろなことを行うと良いと言われており、かつては節分の恵方巻を食べるときだけではなく、初詣でも恵方の方角の神社に参ったり、初めてのことを行う時は恵方に向かって行うなどしていたのだそうです。
恵方というのは、実はとても身近なものだったんですね。

今は、恵方巻を楽しむ習慣だけが広まっていますが、その由来などを調べてみるのも楽しいですよ。