吉田マリア幼稚園のトピックス

写真付きで子どもたちの様子をお知らせします

月曜日の子どもたち

2013年07月01日 | 日記
月曜日はいつも朝、園長先生のお話があります。
今日は「お水」についてのお話でした。

 最初にアフリカの子どもたちの写真を見ました。

これは各クラスの水道のところに貼ってある写真と同じです。
男の子が干上がった川の水たまりから、泥水を汲んでいる写真なのですが、何度もお話を聞いている年長さんは、「この国には水道がないこと」「遠くまで子どもが水を汲みに行くこと」「きれいな水がないので泥水を飲み水として使っていること」などを理解していて、年中さんや年少さんに伝えてくれました。

  

アフリカの子どもたちは一日に「バケツ2杯分のお水」しか使えないけれど、日本の子どもたちは「バケツ28杯分ものお水」を使っています。
このお話を真剣に聞いていた子どもたちは、お水がない国・食べるものがない国の子どもたちのために、自分たちでできることをクラスで考えることにしました。

来週、クラスごとに考えたことを発表します。子どもたちがどんなことを考えてくるのか、とても楽しみです。


先週の金曜日に、年長の男の子のおじいちゃんが「おたまじゃくし」を幼稚園に持ってきてくださいました。
各クラスに“ペットボトルの水槽”を作って分けたり、稲を植えた発泡スチロールの田んぼに放しました。

  

それでも、まだまだたくさんの「おたまじゃくし」がいたので、自由におうちに持っていってもらいました。
(何匹かすくって、牛乳パックに入れて持ち帰りました)

           

おたまじゃくしを持ち帰ったお宅は、生き物のお世話が大変かもしれませんが、おたまじゃくしがかえるに生長していく過程を子どもたちと一緒に“発見”しながら、観察できるといいですね。
小さな生き物の「命」を身近に感じながら、「命」の不思議さや大切さに気付いていくことのできる、とても貴重な体験になると思います。

幼稚園でも、しっかりと観察していきたいと思います。



  

           
     
今日は「りりこ」の植えてある土に「ワラ」を敷きました。
「敷きワラ」といって、雨や水やりなどで土を跳ね上げるのを防いだり、病害が出やすくなるのを防ぐ意味があるのだそうです。

わらを敷いた後、「ワラを敷くと本当に水がはねないね!」と言いながら水やりをしていました。青い実もどんどん大きくなってきていて、毎日の観察がとても楽しみになってきています。

身近にあるたくさんの「命」と触れ合いながら、毎日を過ごしている子どもたちです。