在日の女性のある行動を見て＜NO556＞

私は、何年も前に在日の知り合いがいました。
その女性はとてもいい人でしたが。
ある時、韓国人の観光客と一緒になった時、
彼女は、私を気遣ったのか、その場を離れようと
していました。

このようなことが、何度もありました。
その彼女の気持ちが少しだけ、私にも
わかる気がしたのは、それからしばらくして
私の思い出の中に似たようなことが
あったからです。

ある日電車に乗っていると、
若者とお母さんとおぼしき人が一緒に乗っていました。
お母さんは地方に住んでいるらしく。言葉がまるで
わからないくらいでした。
それでも、若者は嬉しそうに、お母さんと喋って
いましたが、
駅について、若い女性たちが、たくさん乗ってきました。
そうしたら、さっきの若者がまるで、おかあさんを
知らない人のような態度になってしまったのです。

お母さんは話しかけても、知らんぷりの息子を見て
諦めて、窓の外を見ていました。

この光景は息子にとって、故郷のお母さんは人前で
同じ家族として、見られるのが、嫌だったに違い
ないのです。
その女性たちが降りる前に、お母さんと息子は
降りていきました。
駅のホームに降り立って、息子のことを、気にしながら
歩いているお母さんを見て、私は、つい
「親不孝者！」と
心の中でいいました。

駅を出たらきっと、今までの親子に戻ったと、私は
思っていましたが。
最近では、田舎者といっても、そう見えない人が多く
なりました。それに皆標準語を話す人が多いですし、
おしゃれな人も多いです。

どんな、気持ちだったのか、私は若者の気持ちも
凄くよくわかるのです。若いって残酷だなと
思いました、

先の話がだいぶそれましたが、韓国人を見て
その人達を避けるようにしていた、在日の女性は
きっと、その時の若者と同じだと思います。
複雑な思いを日本人の私は、学びました。

blogでも、韓国人をことさら嫌っている人が
いますが、その人は、もしかしたら、在日なのか
なあと、思ったりもしています。

普通の日本人なら、あれほどまでに、嫌いを
いいつづけるのも、疲れてしまうと思うのです。
キット、自分の中の払拭したいものを必死に
言葉で表して、消そうとしているかのように、
私には見えてしまうのです。

あなたのままでいいのに。