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システム開発で、バグが出続ける場合、それを修正するより、まずいことが起こらないように運用するほうが大事

2024-04-21 18:31:40 | 個人的見解
で、昨日書こうと思っていたニュース記事なんだけど、
これ↓について書きたかった
一度総点検して、またなってるよね。

そういう場合は、どんなに点検しても無理で、
バグは出続ける(きっぱり)。



っていうのは、システムがバグになるケースは

 (1)予期しないで起こる理由の場合
 (2)一人称で開発できる人なら気が付くんだけど、
  そこまでの人が(予算上の問題から)携わっていないで
  起きるケース
 (3)大量のチェック量を、かなり適当にやるワーカーさんが
  チェックしている場合
 (4)凡ミス
って、ざっと4つ考えられる。
(一人称、ワーカーさんの意味は、昨日の記事↓に書いた)

このうち、総点検して防げるのは(4)

ただ今回は、たぶん(2)か(3)の理由でなっている
(2)、(3)は、予算を上げない限り、とくに同じ(SIerの)協力会社が
開発する限り、起こり続ける。

っていうのは、「二度とおこらない」っていうのは、その作業をした人が
自分の感触として「二度とおこらない」っていっているか
(または面倒くさくなって「二度と起こらない」と言っているか)で
もっとできる人が見ると、いやいや・・ってことがあるから(多いから)。



なので、こういう場合は、同じ再点検を何度もするよりも、
起こってしまうことを前提として、
起こっても困らないようにシステムを改修したほうが、効果的。

今回の場合だと、最終的にお客様に間違った住民票を出さなければ
良いのだから、住民票を紙に出力する直前に、紙のイメージファイル
からAIで(もしくはXMLやCSVから紙のイメージを作っているなら
そのXMLやCSVから直接)出力するデータのマイナンバーなり
名前なり生年月日なりが、申請者のマイナンバーなり名前なり
生年月日なりとあっているか確認し、違っていたら出力しない
というエラーチェックを追加すれば、少なくとも間違った
住民票は渡さずに済む。

たぶん、このチェックロジックを組むには1人称で動ける
開発者がいるので、開発費用は若干かかるものの、
開発しないで総チェックするほうが、
費用が、もっとかかると思う



まえにみずほ証券の誤発注のとき、
ソフト開発のバグの問題には結局ならずに、
事業継続計画の不備の問題になってしまっていたけど

同じように、
富士通ばかり責めても、

国民から訴訟起こされたら、
結局問題はおこっているのに、
問題を富士通丸投げで何もしない総務省が問題!!
って裁判所に言われかねないと思うけどなあ・・・
(みずほ証券誤発注の裁判から考えると・・・)
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