ものものさんのブログのコンサルタントの中に、
でも「考えることを迫る」ことを可能にするには、かなりのブランドや権威を持たないと難しいだろうなぁ。
ってあったので、このことについてのお話。
たぶん、コンサルタントの世界のなかでいえば、これをやらせる方法として、コーチングが存在するんでしょうね。ということで、コーチングについては、atsushifxさんの「流行ってるみたいですよ」にも取り上げられているけど、たしかに、数年前から、はやりのようですね。
中小企業診断士の実務更新研修(ことしで、実務研修は終わりだけど)なんかだと、コーチングがいちばん面白い(つーか、ほかのつまんなーい!)ので、コーチングに何度も出てしまい、まあ、一応そのやり方というのを教わってくるのですが(といっても、コーチのプロである、コーチ21の人たちには、ぜんぜん及びもしないわけですが)そこで、習うことは、
コーチングは、相手に考えさせえる(考えることを迫る?)ことであり、その方法として、質問によって、相手に考えさせるわけですが(この辺、ソクラテスの問答法と同じなわけね)
その方法は、
・限定質問をしない(2者択一で答えられる質問でなく、どうしたいというように聞く)
・肯定的にする
・・・あとひとつ、なんだっけ??
とかあったと思います。
もちろん、ソクラテスの問答法みたいにやるわけですから、このブログのかなーり前のほうに書いたとおり、ソクラテスの問答法を応用すると、わるいおにいさんが、きれいなおねーさまをふーぞくに売り飛ばす方法になってしまうので、そのような手法は、コーチングでは禁じられています。
(つまり、自分の意図に反する質問に対し反論し、自分の意図に沿った質問を肯定するというような行為は禁止されています。基本的に、相手の言葉を受け入れてあげる)
で、なんで、コンピューターのブログにこんなことを書いているのかというと、コーチングの手法をとりいれ、業務のヒアリングができるのではないか?考えることを迫るんだから、それがいいじゃないか?と思われるかたが、いらっしゃると思うからです。
ウィリアムのいたずらも、はじめ、そう思ったんだけど、最近は、どーなのどーなの?と思います。
コーチングのやりかたは、限定質問をしません。なので、話がまとまんなかったり、ひろがってしまったりします。なんで、まとまりのない話になってしまったりします(たぶん、コーチ21出身のプロコーチなんかだと、テクニックを持っていて、ちがうのかもしんないけど・・・それを受講するほど、金がなかったりする)
そいと、コーチングの質問は、4W2H(1Hだったかな?)で、(5W1Hの中にある)Whyというのを、ききません。Whyというのは、相手を責める質問になるから。なので、これはこれでいいですけど、目的を知りたがる人だと、使いにくいかも。ついつい、「なぜーなぜーあなーたは」と聞いてしまうかも。
てなかんじで、実際に意識してやろうとすると、やりにくいかも。。。
プロレベルになると、またちがうんだろうけどね。
でも今度、プロコーチになってしまったら、システム開発なんて、やんないよねえ、きっと。
プロコーチ=コンサルでかっこいいし、おかねいっぱいもらえるしさ。
(そのための、投資金額が、またたいへんなんだけどね)
そーいえば、更新研修の講師って、いつも、黒須先生と、米澤先生だけど、黒須先生はSEさんだったみたいだし。。
あ、ただ、一言つけくわえると、コーチングは、上司が部下を動かすのに使うより、部下が上司にしたほうがやりやすいといわれる。
なぜなら、上司が部下に「どう思う?」と聞いても、部下は何も考えてない、それを考えるのが上司の仕事だろう!って思っていることが多いんだけど、逆に、部下が上司に聞くと、「だからあ、おまえにやってほしいことは、”これなんだよお”」と、明確にやって欲しいことを思っている場合が多いからなんだそうな。
うん?そーするとだよ、
上司が部下に、コーチングする
+わるいおにいさんが、きれいなおねーさまをふーぞくに売り飛ばす方法
=上司のことを、操れる!?
そして、
わるいおにいさんが、きれいなおねーさまをふーぞくに売り飛ばす方法
=自分の意図に反する質問に対し反論し、自分の意図に沿った質問を肯定するというような行為!?
。。。実践してみて、どうなっても、ウィリアムのいたずらは、責任は持ちません。
コーチングは自己責任で(^^)v