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ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

なぜなぜ分析は意味がない。そんなもんしても、物事の解決には1mmもつながらない!

2019-04-06 12:53:53 | Weblog
おおおお、言い切ったね(と、表題ほど強烈ではなかったんだけど、言い切っていた)
今日、ドトールいったら、斜め前にコンサルタント(自己啓発系らしい)と
それを受けているクライアントがいたので、聞いていたら・・・




(以下、コンサルタントのお言葉を要約・・・多少デフォルメ入ってる?)

なぜ、って社員に聞いても意味ないです。

具体的に話しましょうか、

遅刻してきた社員がいたとします。

なぜ、遅刻したんだ。って聞いたら、答えは
 電車が遅れたからとか
 目覚ましがならなかったから
とか、いろいろ答えると思うんです。

じゃあ、その人は、そう答えたら、次から遅刻しませんか?
「電車が遅れたから」と答えた社員は、
「遅れた理由は外部にあるんだよ、自分ではどうにもできなかったんだよ」と思って
なにもしないかもしれません。
外部に理由を求めたら、自分だけでは解決できないから、物事は解決しないですよね。

だから、「どうしたら、遅れなくなる」という、
問題を解決する方法を聞くわけです。

そうしたら「30分早く家を出る」とか、答えるかもしれません。
その場の苦しみから逃れるために・・・
本当に30分早く家を出れるのなら、その人、遅刻する前に30分はやく家出てます。
できないことだけど、その場から逃れたいから、そんなことを言うんです。

だから、聞くんです。
「30分早く家を出るには、どうしたらいい?」
口から出まかせを言った人は、ここで詰まります。30分起きる時間を早めて・・・
・・・可能なのか?これを考えるところから、解決が始まります。

つまり、

「なぜ」を聞いても、物事は解決しないんです。
 その場をつくろう理由を言って終わるから・・・
「だから、あなたはこれから、どうするの?」を聞くんです。

「なぜ」を聞くのは、人を責める、後ろ向きな発言です。
 聞く人も応える人も、人に対する不信感がつのり、組織は委縮します。

「これから、こうしたいです!」というのは、前向きな発言です。
 ワクワクする答えもでてくるかもしれません。
 だから、組織が活性化します。

失敗が問題なんではないです。だれでも失敗します。そのときに
 「なぜ」と聞いてしまうか、
 「これから、どうするの?」と聞くか、
疑問形の出し方一つで、組織のパフォーマンスは決まってしまうものなのです。
(ここまで)




まえになぜなぜ分析をAIにしても意味ないって書いたけど、

機械学習のなぜなぜ分析は不発に終わるー「なぜ5回」聞いても意味ない
https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/c455fac9d9d7687cf512beb2e3db75cf


感情を持った人間になぜなぜ分析をやらせると、AIよりもっと悪い結果になるんだね。
そのことを感情を殺して仕事をやってきた前の世代は気づかない。

感情を殺して、「お客様は神様」と思うことこそ「仕事」、
全体に合わせて強調してやることこそ「仕事」

という考えだから・・・

その結果、そんな人はいらないと現代ではなってくるんでしょうなあ~
業務経験は、技術的進展が早いとマイナスに働く(=新人のほうが早く立ち上がる)
 https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/fb2ca39e9e9bfaa8c2d72743e585b150

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