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コピーされるほど儲かるシステム!のファイナルアンサー

2021-08-24 08:24:06 | Weblog
このブログは、もともとは、
「コピーされるほど儲かるシステム!開発日記」
というメルマガについて書くためのブログでした。


いつの間にかこのメルマガも自然消滅し、
このブログの目的も変わったので、
結局、コピーされるほど儲かるシステムというのは、どういうシステムなのか、書かずじまいでした。
今日は、そのファイナルアンサーを書いてみたいと思います。



★「コピーされるほど儲かるシステム」とは
・カスタマイズされた高額商品を売ることが目的のビジネスにおいて、
・その顧客獲得のために、一般的な動画や電子書籍などを出した場合、
 その動画、電子書籍はコピーされて広まったほうが儲かる!

詳しく書くと…

顧客とは大きく4種類に分かれます。

(1)潜在顧客
 お客となり得る人で、商品を購入していないし、
 連絡先、メールアドレスも何も知らない人

(2)見込み客
 商品は買ってもらっていないので、お客様ではないんだけど、
 展示会や試供品・プレゼント提供などで、
 連絡先、メールアドレスは知っている人

(3)一般顧客
 なんらかの商品(たいていは低額商品)を買ってくれたお客様
 連絡先、メールアドレスは知っている
 (アフターサービスのための登録で)

(4)得意先
 多くの注文がある、ないしは、高額商品を買ってくれたお客様
 連絡先、メールアドレス、それ以上のことも知っている

このとき、「(4)得意先」でマネタイズすることを考えた場合、
(2)の見込み客に配る無料の試供品、サンプル動画などは
どんどんコピーしてもらったほうがいい。
そのため、コピーされたほうが儲かる。

 かりに、(4)のものをコピーされた場合、(4)のものがカスタマイズされているものなら、顧客が違えば、それをコピーしても意味がない。



 わかりやすい例で、
「中小企業診断士が補助金申請支援業務を行う場合」
で説明しますね。

(1)潜在顧客に対して
 HPやYouTubeで補助金申請について説明、
 「無料電子書籍あげます」として、メールアドレスを聞き出す

(2)見込み客に対して
 電子書籍を提供する。
 その時受け取ったメールアドレスをもとにメルマガ発行
 「今こんな補助金があります。この補助金を狙いたい人は、
 セミナーに参加してね!」とセミナーを勧誘する

(3)一般顧客
 セミナーで一般的な話(申請の仕方)をする。
 このセミナーは3000円~5000円、30人くらい
 このセミナーで、
 自分たちでやるのもいいけど、大変だよね。
 そういう人は、個別に補助金支援!と個別を持ち出す。

(4)得意先
 補助金申請支援業務、これが売りたいもの。
 相場は成功報酬で10%くらいなのかしら・・・
 (診断士協会的には、たしか成功報酬にしてはいけないんだっけ?)
 500万の機械を買うとして、その半額補助で10%が売り上げとすると
 25万円、月に平均2~3件ぐらい受けるってことになるのかな。
 だとすると、さっきのセミナーで成約率10%でいいことになる。

この場合、売りたいのは(4)、で申請書のコピーが仮に出回っても(いや、出回るのは守秘義務的には問題だし、出回ることはないけど)ほかの会社の人には意味はない。もし、そのコピーみて自分の会社で申請できるなら、多分その人は、(2)の電子書籍をみて、ないしは(3)のセミナーに出席すれば自分でできるので、その人は対象ではない。
 コピーされるのは、(2)の電子書籍となるが、この書籍がコピーされても、これには一般論しか書かれていないので、「いつ申請したらいいか」というのはメルマガ登録しないとわからない。つまり、(2)の電子書籍がコピーされるほど、メルマガ登録が増え、(3)、(4)が増えて儲かる!
 これが、コピーされるほど儲かるシステムのからくり!



 この手のマーケティングの話、このブログでは今まで取り上げていなかったけど、営業のDXを考える上ではとても重要で、やんないとわかんないと思うので、今後取り上げていこうと思っています。

(気まぐれなので、期待しないで待っててね!)

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