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ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

バザール型EA

2009-01-13 11:26:39 | Weblog

 従来のEAっていうのは、会社全体のシステムを調査し(to-be)、そしてあるべき姿を分析する(as-if)という形式だった。つまり、全体像を描き挙げ、それを、ブレークダウンし、実装していくという、

伽藍とバザール
http://cruel.org/freeware/cathedral.html


で言えば、伽藍型の開発方法といえる。




 では、バザール型の開発方法はないのか?

 つまり、会社の機能を部分部分につくっていき、それをつなぎ合わせる手法

・・・って、まさにSOAである(^^;)

 でも、その場合、各部分で利用するデータの関連をとるには、どーしたらいいだろう?

 従来(伽藍型)は、会社全体を考え、そこからデータの全体構造、関連を正規化手法にしてER図などで表現し、1事実1箇所、データベースによる関係演算で実現してきた。

 バザール型では、この全体構造をつかめない。プロジェクトが違えば、関連が分からないし、かりに分かったとしても、共通の表現方法を持たなければ、データを利活用できない。

 つまり、全体構造を把握して正規化するようなことを行わないで、データを関連付けれないといけない。




 っておもったら、それに対して、ヒントを言っていた人がいた。
 XMLコンソーシアムDayのXMLDB部会の人の発表で、
 その部会ではゲストを呼んで、いろいろ聞くんだそうだが、
 アメリカのカーナビにXMLDBを入れようとしている人が、

 XMLDBだと、正規化がいらないから・・・

 という言い方をしていた。

 たしかに、今はスピード的に問題あるけど、

 XMLDBだと、正規化しないで入れて、データに関連があれば、XLinkなどで、関連付けるという手もあるかもしれない。




 つーか、データの読み込み、書き出し、管理もSOAで提供するようにして、そのサービスのひとつとして、データの関連性、正規化などのサポートをする、データディクショナリ+管理支援サービスがあれば、XMLだろうがRDBだろうが、関係ないか・・・

P.S 今日の夕方か、あしたあたりに、この辺の話のたとえ話として、

 スーパー(=伽藍)とバザール

ってのを載せたいと思います。


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