ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

「プログラマの権利宣言」だって!

2007-04-15 11:37:13 | Weblog

「プログラマの権利宣言」っていうのがあるそうだ。それを訳したのが

プログラマの権利宣言
http://www.aoky.net/articles/jeff_atwood/the_programmers_bill_of_rights.htm


らしい。それによると(以下斜体は上記サイトより編集して引用)


1.すべてのプログラマは2つのモニタを持つ権利を有する
2.すべてのプログラマは高性能なPCを持つべきである
3.すべてのプログラマはマウスとキーボードの選択の権利を有する
4.すべてのプログラマは快適な椅子を持つべきである
5.すべてのプログラマは高速なインターネット接続を持つべきである
6.すべてのプログラマは静かなる仕事環境を持つべきである


うーん、どーなのかなあ?なんか、違う世界の話だ。。
6番以外は、そんなことをするなら、他のもっと人として生きることを許される権利を認めて欲しいと思うなあ。。

もっと、人間として基本的な権利の確保を、ウィリアムのいたずらなら要求します。

こんなかんじ

1.すべてのプログラマは、寝る時間が確保されるべきである
2.すべてのプログラマは、効率的に働けるべきである(=無駄に待機させない)
3.すべてのプログラマは、土日は「休み」を選択する権利を有する
4.すべてのプログラマは、家に帰れないなら、快適に寝られる場所を持つべきである
5.すべてのプログラマは、インターネットを見ていいことにすべきである
6.すべてのプログラマは、静かなる仕事環境を持つべきである

ちょっと説明すると。。(上記プログラマの権利宣言と比較してみてね ^^;番号ごとに対応)




1.すべてのプログラマは、寝る時間が確保されるべきである
 寝ないことによる下落する生産性(ちょっとしたことでも間違えバグが増える)と、遍く利用されるタクシーの費用を考えたら、開発者を1つの開発現場に長時間制限して、終電以降に帰らせ、寝させないのはばかげた話だ。開発者の生産性を最大限にしたいと思うなら、それぞれの開発者が間違いなく6時間は寝させて、仕事が終わらないなら、2交代制にすべきだ。

2.すべてのプログラマは、効率的に働けるべきである(=無駄に待機させない)
 開発者は仕事を成し遂げるために、たくさんやらなきゃいけないことがある。打ち合わせ、プログラム、テスト、雑用、ドキュメントかきなどなど。これらを効率的に行うには、効率的に動けるようなスケジュール、待ち時間(待機時間)の減少が必要になる。
 マネージャーのスケジューリング、段取りがいいほど、彼らの仕事のスピードは、早くなる。
 スケジューリングに悩みすぎる。。っていうのはやりすぎだが、しかし、いつでも、マネージャーは、開発者の段取り、開発者間のつなぎについて、できるかぎりの神経を使うべきだ。
 開発者に、手待ちぶたさに、なにもやらせない時間をつくらないこと。
 テストのために、ずーっと待機して、結局何もしないのに、徹夜させられるのは、無駄な時間でしかない。

3.すべてのプログラマは、土日は「休み」を選択する権利を有する
 大学を卒業後、私はソフトハウスに入ったが、そこでは、ちゃんと土日が休める会社だった(ほんとの話です)。これは私が最初に学んだことだった。新入りの社員に土日も出社させて、ショーもない仕事をさせてもうまくいかない。 「会社の」雑用仕事は、テキトーに仕事させられ、結局技術として身につかない。しかし、開発者は、土日をお休みにすれば自分で勉強する(多くの人は、そう)。土日に休んだ開発者は、開発全体の流れと、実際の仕事の雑用との間の関係を学ぶ。土日を休みにすることで、揺るぎない基本的技術と開発者の感覚が生まれる。プログラマで現在お仕事してる人も、自分のお休みに対して、土日を休んでいいという会社との関係を持つべきだ。それは私たちの技を行う上で必須なお休みなのであり、そのようなものとして「会社は土日を」扱うべきなのだ。
(土日出社が当たり前と思う感覚が、おかしいと思うべきである)

4.すべてのプログラマは、家に帰れないなら、快適に寝られる場所を持つべきである
 現実に目を向けよう。我々は帰れないと、大方どこかで寝ている。どうしてその睡眠時間を快適に、ちゃんと寝られる環境で過ごさないんだ? 開発者には睡眠時間、インターネットカフェのいすや机の上、いすを何個か並べたようなどうにか耐えられる(いや、耐えなれない)寝る場所ではなく、ちゃんと、起きたとき、寝て疲れがとれる、楽になるような、寝られる場所を確保するべきである。
確かに開発者を雇うのは主としてその人が仕事をするためではあるが、開発者が仕事をするために必要な睡眠を確保するための資産も粗末にしないことだ。

5.すべてのプログラマは、インターネットを見ていいことにすべきである
 いいプログラマは悩んだら、他の人や本などにある情報を入手しようとする。そしてインターネットはかつて発明された中で最高の情報入手経路だ。私は紙で書いてあるほうが好きだが、それでも指先に高速でいい反応をしてくれるインターネット検索なくして、何らかの仕事を成し遂げるというのは想像し難く思う。
(だから、仕事に関係のあるものは、みていいことにすべきです。なんか、最近、全面的にインターネット禁止、ダウンロード禁止の会社がある >_<!)

6.すべてのプログラマは、静かなる仕事環境を持つべきである
プログラマは精神的集中を必要とする。プログラマは割り込み駆動の環境で効率的に仕事することはできない。仕事環境がプログラマのフロー状態を守れるように気を使うことだ。そうでないと、彼らはほとんどの時間を、気を散らすものの間で跳ね回って過ごすことになる。
(これは、もとのプログラマの権利宣言とおなじです)




これ以下のことは、元の「プログラマの権利宣言」に書かれていることまったく同じです。

私たちが求めているわずかの権利を認めるのは簡単なことだ。無茶な要求なんかしていない。これはソフトウェア開発者の仕事生活の質のために根本的なことなのだ。あなたの会社でこれが正しく為されていないなら、それを正すのは高くもなければ難しくもない。プログラマとしての権利を主張しよう! そして覚えておいてほしい。あなたは会社を変えることもできるし、「会社を変える」こともできるのだ


 っていうか、ウィリアムのいたずらが言う、上記のことは、むしろ、守るほうが、本当は経営陣はもうかる(2交代制にして、家に帰れるようにすれば、生産性はあがるし、タクシー代、宿泊代は入らないし、残業代もないし(1人16時間と2人で8時間だと、残業の超過賃金分、1人でやったほうが高くなる)。。)んだけどね。。

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