ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

SysMLとMBSE

2012-07-20 22:35:36 | トピックス
SDM公開講座「現代ソフトウエアエンジニアリングの俯瞰図
の第15回


高信頼設計を実現するモデルベース開発

を聞いてきたのでメモメモ





平成23年度も出るベース開発技術部会
 ・統合システムモデリング技術WG
 ・ユーザーモデリング技術WG
 ・消費者機械安全標準化PT

統合システムモデリングWG
・代表的なモデリング手法を検討
  MDD
  MBD
・MDDとMBDの統合
  →ソフトウェアだけでなんとかなるものではない
  →システムズエンジニアリング

2012年度部会構成

システムズエンジニアリング
・システムエンジニアリングは聞いたことある
  →混同されがち
  →勘違いされがち

現在のシステム開発の特徴
・あらたなエンジニアリング領域への対応
  ・機能安全(ディペンダビリティ)
   IEC61508、ISO26262
     →2年後、規格とってナイト、自動車欧州に輸出できなくなる
  ・環境工学
  ・QCDSE

現在のシステム開発の特徴(2)
・大規模複雑化の加速
   ・統合システム(System-of-System)

システム開発の課題
・エンジニアリング領域の拡大と大規模複雑化
   →ドキュメントの増加
・効果的な記述言語とコミュニケーション方法
   モデルの導入
   MBSE(Model Based Systems Engineering)
   導入のためのマップ

MBSE
   モデルを活用したシステムズエンジニアリング
   SysML

MBSEの基本構造

        検証モデル
          ↑ アシュアランスモデルも?
  要求・制約→対象モデル→構成要素モデル
          ↓
         分析モデル

MBSEのスコープ
  System of System
  System
  エレメント(ハードソフト)
  コンポーネント

Dual Vee Model
  それぞれのレベルでV(必要な開発と検証)

System Of Systemレベル
  システムに分割
  複数のシステムがくみあわさった

Systemレベル
  ハードとソフトにわけていく

エレメント(ソフトウェア)レベル

MBSEの手順
 要求・制約
 ユースケースモデル
 相互作用、振る舞い
 オントロジー
 HWとSWの分割モデル

システムレベルのSysML4本柱
  構造
  振る舞い
  要求
  パラメトリック
    数式
    運動方程式

オープンモデリカでじっこう

パラメトリックとシミュレーション
  EA→シミュレーション

SysMLとトレードオフ

MBSEの利点
 ・要件ヤッケ意の共通理解が容易
 ・複雑なシステム設計過程の管理が容易
 ・設計品質が向上
 ・早い段階から継続的にV&Vでリスク低減
 ・ライフサイクルを通じて価値を提供
 ・モデルにより知識の獲得が容易」

 →形式手法連携(SPINに持っていったりとか)できる
 →粒度を決めておかないと・・・
 →ツールをどう組み合わせていくか
  IPAにピーターホフマンがきた。

ステークホルダーにとって
  早い段階で意識あわせ
  ほしいものを明確にしてくれる
  成果物を作る手順が明確になる

日本の減少
 ESEC2012のIPAブースアンケート
  2/3がSysMLを使っている

ビューポイントとビュー
  アイデアや要求、制約を扱う
   idea view
  システムの使い方や運用方法などを扱う

  機能の構造や振る舞いを定義する
  構成要素への分割を定義する
  Dependanbility Assuranceを扱う
Safety view

MBSEの4+1ビュー

代表的なMBSE手法
・汎用的なもの
   RUP For SE
   HarmonySE(MbSE)
   OOSEM
・ドメインを明確
   EASIS 自動車
   ASSERT高信頼性システム
   GENESYS クロスドメイン


 英語の本
 システムズモデリング言語SysML

Idea Viewの考え方
  アイデアから要求は難しい

指向からのトレーサビリティ
  マインドマップによる指向の構造化
  GSNによるゴールの構造化
  要求図による要求の構造化

ステークホルダー要求の場合
  ステークホルダー要求マップ→ニーズに近い
  マインドマップによる指向の構造化
  GSNによるゴールの構造化

Safety Viewも同様
  ハザード分析結果
  マインドマップによる指向の構造化
  GSNによるゴールの構造化

要求からユースケースへ
  構造化された要求~ユースケースを導く
  ここから先はOOSEMやHARMONY SEでも

GSNからユースケースへ
  名古屋の高田先生は、
  あまりこまかいことをやると、とんでもないことに
    →要求を図にあらわすと、とんでもない量に!

MindMapの例
  スマートグリッド
指向からゴールへ
Assuarance Case(GSNの例)
Claim  Argument  Evidence
(GSM)
ゴール    ストラテジー・サブゴール


アシュアランスケース
   ディペンダビリティケース
    D-CASE
   セキュリティケース

アシュアランスケースの表記

アシュアランスケースと信頼性評価

MBSE導入マップ
  (1)システムズエンジニアリング実施における
    モデリングと基本タスクの対応モデル
  (2)システムズエンジニアリングを日本の産業界に導入するための


   
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ユーザー中心設計を実現する... | トップ | 7月20日(金)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

トピックス」カテゴリの最新記事