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リスクベースの品質管理

2014-01-13 13:48:38 | Weblog
これも情報処理2014年1月号から(P52~)




リスクベースの「品質向上施策上、重要な原則」

原則1:運用で重要な品質の達成を重視する
 1.リスク緩和性
 2.有効性・効率性
 3.満足性・利用状況網羅性

原則2:リワークによって開発に大きな影響を与える欠陥を
  早期に検出する

原則3:対象範囲が狭いところで網羅性を上げる




リスクベース品質向上施策の立案

STEP1.主要シナリオ/機能を列挙
STEP2.重要な品質特性を選択し、品質要求を記述
STEP3.品質要求が満たされない場合のリスクを評価
   原則1→重大さ
   原則2→影響度
STEP4.対策の基本方針を決定
   重大さが大
    (1)設計品質の向上
    (2)検査網羅性の向上
   影響度が大
    (3)早めのV&V
STEP5.対策を選択
(1)設計品質の向上
 設計をしっかり→設計モデル、技法、パターン等

(2)検査網羅性の向上
 レビュー密度、テスト網羅性

(3)早めのV&V
 検証と妥当性を早めに

STEP6.開発プロセスの施策として具体化
(1)設計品質の向上
 欠陥の混入プロセスに

(2)検査網羅性の向上
 どのプロセスで除去すれば効率的か考え

(3)早めのV&V
 早いプロセスで




品質要求を実現するアーキテクチャデザインのプロセス

・入力の確認と整理
・開発範囲の明確化
・設計方針の明確化
・分解と実現
・インターフェースの設計
・詳細設計以降への方針展開

*品質要求の4つの展開方法
  ・構造(ソフトウェアアーキテクチャ)で実現
  ・詳細設計以降の設計方針として展開
  ・機能に展開
  ・分解して要素に割り当て

 
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