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「電子政府“無責任”の連鎖を断て!」というインサイダー覆面座談会の記事

2006-08-18 11:59:16 | Weblog

ここの記事
崖っぷち!電子政府~迷走する4500億円プロジェクトの行方・第4回:
インサイダー覆面座談会「電子政府“無責任”の連鎖を断て!」―前編 (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0608/18/news002.html


あんまり過激なことは書いてない。
まあ、あたりまえっつーか。。。
(以下斜体は上記記事より引用)





だいたいね、最適化計画に技術体系を書かなくていいって決めたのは誰、と言いたい。EA(エンタープライズアーキテクチャ)をやるんだったら、技術体系を書かなければ、アーキテクチャは決まらないでしょ。だから、ポンチ絵ばかりの最適化計画になって、行管局はそのチェックしかしてない。


としているけど、これは、「いや、技術というのは後から決めるべき」という論理(そーいう要件定義の決め方もある。たしか、要件プロセス完全修得法がその立場の気がした)をもってこられちゃうと、逃げ切れちゃう。

 もっとつっこんで、「EAにおいて、技術体系を決められる”人材”がいたのか?決めるために考えなきゃいけない要件と、検討できるだけの情報を集められる人材はいたのか」って考えると、おもしろいかも。。。だれも決められなかったら、フレームワークきまんないから、出来ないのあたりまえジャン(^^;)
(注:担当者ではない。担当の人にその能力がなければ、それは単なる押し付けである)






まず経済産業省あたりをモデル官庁として導入し、CIO補佐官の在り方も含めて1年ぐらい試行期間を置くべきだったんだよ。次は総務省、その次は財務省と段階的に導入すればいいのに、行管局は一斉に入れたでしょ。


おっしゃるとおりで、これは前にも書いたけど、会社の合併みたいに、
1.1つをシステム化して
2.もう一つを統合あるいは新しく作り直して
3.それを広げていく
っていう形にしないと、基準が無いから、なかなかきまらないよね。

 いっぺんにいっせいにシステムを作る、ビックバン式の開発は、仕様を切る人間が全体像を見切っていないと難しいんだけど(見切れればできる)まったくあたらしい全官庁のシステム全体像を見切れっていわれてもねえ(^^;)




 ただ、問題は、こういうことじゃなくって、こういう声が一般紙(新聞)でも取り上げられて、電子政府プロジェクトの一部は廃止とか縮小ってなったら。。この業界の影響って大きいんじゃないか?

 電子政府を旗振っていたのは、竹中平蔵氏らのIT戦略本部(高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部)なわけでえ、ってことは、今度の安倍内閣(ってきめつけてますけど ^^;麻生内閣、谷垣内閣はないでしょう ^^;)で、竹中氏が主要ポストを占めないと。。。
 つーか、占められるのか(>_<!)・・・

そー言う意味でも

電子政府評価委員会(第1回)議事次第
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/densihyouka/dai1/1gijisidai.html

は注目?

今読み時間ないので、あとでよんでみよーっと!!

P.S でも、個人的には、北海道の雪を東京に運んで、”あっちい東京を冷ますんだ!”プロジェクト、「雪氷輸送物流システム検討調査」 が出ている苫小牧東部地域開発検討会(第6回)の議事録のほうが、興味しんしんなんだけど(^^;)


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