ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

r>gをソフトウェア業界的に考えてみる(とすんなり理屈が通る)

2015-02-02 10:53:36 | Weblog
今話題というと・・・イスラム国
だけど、それは本家

【イスラム国】仮に拉致された場所が分かった場合、将来的には自衛隊さんが助けてくれるのだろうか?
http://plaza.rakuten.co.jp/struts/diary/201502010000/

で書いたので、

こちらでは、もう一つの話題、ピケティさんについて。

なお、真面目に本を読んでいないので、
ロリポおじさんのIT用語解説みたいに、的外れなことを
言ってるかもしれないけど、
まあ、大目に見てくれ・・・





今、ピケティさんが話題だ。


ピケティ氏、東大で熱弁 格差の世襲化に危機感
http://www.asahi.com/articles/ASH1034ZCH10ULFA003.html


格差の原因は、r>g
r:資本収益率
g:経済成長率 (g)

う~ん、そーだよねえ・・・そのとーりだよねえ・・
ソフトウェア業界の株買ったほうが、
デジタル土方するよりも、儲かるよねえ・・・

ピケティさん批判をする人が、「資本がふえれば、収益が減るはずだから、
そんなことは起こらない」っていうのは、
ソフトウェア業界の人には、まったくもって、
通じない話だよねえ・・・




たしかに、資本を投下して、ソフトウェアをどんどん作っていくと、
その分野の収益率は(陳腐化されていくので)下がっていく
:例:Javaのプログラムは、どんどんみんなが作っていくことにより、
 デジタル土方化がすすみ、利益は出なくなっていった。

だけどソフトウェア株はちがうんだよねえ~
収益が下がると、違う分野のrが高いものをもってきて、
そっちに買い換える。

Web2.0→クラウド→ビッグデータ→ロボット?

だけど、すべての資金がそちらに移るわけではない。
リスクがありすぎる。
なので、リスクを求めず、安全パイを求めるなら、前の技術を使う。

だけど、そうすると、安全パイ技術の陳腐化がすすみすぎ、
ど~しょーもなくなってから、技術革新をして、
また大きなrになり、そうすると、そっちに投資がいき・・・
というのを、繰り返している。




具体的にソフトウェア業界で考えると、
ソフトウェア業界は、右肩上がり

http://www.jisa.or.jp/Portals/0/resource/statistics/download/jittai_chart2012.pdf

と思っているのは、就活生か、業界のお偉いさんだけで、
このグラフは、「新しい分野を足して、成長しているように見せている」
のは、公知の事実。
(のびているのは、2006年。2008年、2009年、2011年だが、
 これは、調査対象の見直しをした年と一致する。見直しをしていないときは
 横ばいまたは、下がっている)

つまり、ソフトウエア業界は、対象範囲を広げているから、伸びているに過ぎない
Web2.0→クラウド→ビッグデータ→ロボット?
と。株もこれらが話題となって、伸びてますよね。




この業界に勤めている人は、株やってる人ほどもうかってない。
株やっている人は、投資効率が高い、新たな分野にいけるが、
実際に仕事をしている人は、システムのお守りをしないといけないから、
新しい分野にはいけない。
さらに、会社的に見ると、新しい事業はお金儲かるかもしれないけど、
リスクがあるから、古い既存システムの作り直しのほうを選ぶ。

なので、まだJava,いやCOBOL/汎用機なのだ。
これなら、リスクない。

リスクがないけど、あまり儲からない資産と
リスクあるけど、儲かる資産

を組み合わせて使うのが基本なので、
今の開発は、モバイルも汎用も・・・ということになっている。




とはいえ、そろそろCOBOLも限界なので、
システム的に変わるんでしょうか・・・COBOLクラウドに?
っていうのが、今の状況なんでしょうかね・・
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« glibc の脆弱性 通称:GHOST... | トップ | まず大きく、ソフトハウスの... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事