NHKの紅白の話題、書きそびれていたら、もう1月終わりそう!!
書くのやめようかなとも思ったんだけど、
この話をもとにした話(J-POP(に限らないけど)は2つに分かれる)を今後も、すると思うので、季節外れだけど、しちゃいます
NHKの紅白は、橋本環奈さんの司会がうまかったから、
(よかったでしたよね!橋本さん。
もう、仲間由紀恵さんの後を継ぎ(来年は確定でしょうが)
10年くらい紅白の司会でいいと思います)
そっちのほうが注目になったけど、
またしても視聴率問題を言い続けている人たちがいました
とか
とか・・・
そもそも論、NHKは民放とちがって、スポンサーがいない。
なので、視聴率を気にする必要はない。
はっきり言うと、NHKにとっては、紅白をリアルタイムで見てもらった場合、
視聴率は上がるけど、お金は入ってこない。
だったら、NHKプラス(で見ている人は、必ず受信料を払っているはず)やNHKオンライン(お金を払わないと見れない)のほうが収入につながるから、
そちらに力を入れているのではなくて?
つまり、1回見て終わりのお年寄りより、
お金を出して何回もリピートしてみてくれる
推しがいる若い人を大切にしているのでは・・・
そう感じるのは、紅白に出てくる歌手(というよりアーチストというべきか)は
・従来のアーティストと
・新時代のアーティストに
二分されるんだけど(2分されることはJ-POP全体で起こっているんだけれど)、新時代のアーチストのほうを徐々に増やしているから・・・
・・・ところが、NHKの紅白を視聴率でディスっている人たちの視点に、その新時代のアーチストの視点が全くなかったので、ちょっと危機感をもって、今回は記事にしてみました。
■J-POPは大きく2つのグループに分かれてる(韓国は1つ)
日本のアーティストは、2020年ころ(YOASOBI,ずとまよ、Adoさんが出だしたあたり)から、大きく2つのグループに分かれている。
1つのグループは、
・アイドルグループとは・・・(こうあるべき)
・歌手とは・・・(こうあるべき)
とか、アーティスト自身が決めたのではない、他人(架空の)視聴者が決めた価値観をもとに、世の中の理想とか希望とかを歌った歌を歌う(なので、恋愛もの多い)グループやアーティスト。
演歌歌手とかアイドルとかは、この部類。
ビルボードとか、チャートとかを気にするのも(他人が決めた軸を気にしているわけだから)この部類。
この場合、グループは(1つの価値観統一されるので)固定的になり、みんな服装などをそろえる形になる。こんな感じ
[紅白]JO1からの紅白出場メッセージ|NHK
白で統一
日向坂46 『キツネ』
色は2種類だけど、なんとなく同じようなまとまりがある
上記のように女性グループだと坂道シリーズ、男性グループはアイドル系はこの「こんなかんじ」というのがあって、それに合わせる感じ。
韓国はこちらが圧倒的多数。(この後説明する「新時代のアーティスト」はあまりない)
たとえば
[紅白]IVEからの紅白出場メッセージ|NHK
白であっているだけでなく、洋服のスタイルはみんな違うんだけど、
セクシー系っぽいのでまとまりがある。
韓国の女性グループ歌手には、この「セクシー系」と「切れ切れダンス」という価値観があり、その結果が、過激な衣装と盛られたり、パンツ丸見えダンスになっていっている。
→これには理由があり、こうなるのが必然なんだけど、長くなるので別ブログで
このような他人が作った価値観をAdoさんは
「うっせいわ」
と一言で言い切った。そして
「新時代」
にアーチストを持っていったわけだが、この新時代を象徴する曲が
「おもかげ」
【milet×Aimer×幾田りら×Vaundy】「おもかげ」| 第73回NHK紅白歌合戦 音源Ver.
みんなうまいけど、
歌い方は自分たちのスタイルがあって違うし、
服装も自分たちのスタイルに沿ってバラバラ、
だけど、そこにまとまった感がある。
グループではなく、フューチャリングという手法
(ないしはずとまよのようにグループが流動的)
このように誰かが決めた軸・価値観に沿って歌うのではなく、
歌が好きで歌ってる、自分の主張または感性があって、
その感性で歌ったり主張を歌っているという感覚、
それが新時代のアーティスト。
この新時代のアーティストは、フューチャリングによって
自分たちの歌を様々に化学反応させているというのが、
現在のJ-POPシーン
この話、具体的に書いたほうがおもしろいので、とりあえずここで
ブログを書き上げて、今後のエントリで具体例をいろいろ書いていく。