ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

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上流工程における品質目標の考え方と、プロジェクトが失敗する4つの要因を聞いてきた

2016-10-24 22:09:39 | Twitter
10月24日
この1冊でよくわかる「ソフトウェアテスト、設計書作成、プロジェクト管理」教科書セミナー

を聞いてきた!!その内容をメモメモ




■「テスト設計」の観点から見た品質向上とプロセス改善の戦略
・体系的に学んだ人のあるひと5人くらい
 →属人的
・はじめに
 バルデスについて
  バリューとテストの造語
 自己紹介

・こんな悩みはないですか?
  テストのヌケ・モレ
 →限られた時間の中で→根性主義ではだめ
 →基本の型がだいじ:それを我流にしてしまうとだめ
 
・5分・10分で品質上がる
 →どういう発想で

・基本の型:クオリティゲートについて
 上流工程から下流工程まで考える
  →成功:QCDすべて→品質管理
   移行判定基準・品質基準:かんがえるのむずかしい
   時間がない

・V字モデル
  クオリティゲート:何が出来ていればOKかという考え方
  静的テスト:レビューも
  動的テスト:動くものがある普通のテスト
  考え方の基本が一緒

・上流工程でテストの発想を持っているかどうかが大事
  品質を作りこむ基本の型
  仕様ヌケの発見→手戻りの幅が広いほど、コストがかかる
  テストの発想ばらばら→そろえていく

・V字モデルとアジャイル
 ・アンケート:アジャイルは?すくない
 ・ウォーターフォールとアジャイル:本質は同じ
   設計する→実装する→テストする
  タイムスパンの違い
  成功のポイント:要求定義の段階からテストを考えている

・上流工程にかけるコスト
  不具合が発見されたときにかかる実装コスト
    1:10:40:60:100
  →基本設計で見つけられる修正:へらすことができる
    →5分の手間を省いて、3日かかってしまう
  基本の型:ロスが少ない

・品質低下
  ほおっておくと、本来あるべきものから外れる
  なにができればOKなのか
    →品質は劣化していく:下げ止まりをする
  開発;動くものを作ってから→品質保証;はずれている

・品質管理のポイント
  品質低下を防ぐ=品質目標からの乖離を防ぐ
  ・仕様書を全て実装すればOK?
    →お目にかかったことない。30%
   →未来永劫でてこない:100%の仕様書:コスト

・仕様書が不完全でも、テストは完全でないといけない
  →書かれていないことを読み解く
   リバースエンジニアリングが基本:これができないといけないはずだ
     →トレーニングで身につく
 品質:自分で作れる

・上流工程における品質目標の考え方
 要求分析
  仕様書&取説がないけど、テストできる能力
 フィリップクロスビー
  品質は要求を満たすことである→ペア概念
  要求:望んでいること
 ワインバーグ
  誰かの要求を満たすこと
 TQM:日本人が得意でない部分
  →この発想重要
 プロとして、どんな走り込みをしていますか?

・狩野モデル
  当たり前品質、魅力的品質
   基本要求:品質と要求がペア概念 むずかしい
   変動要求:評価が上がったり、下がったりすること
   潜在要求:魅力的品質

・異常形の部分:あっちゃいけない
 リスクベイスドテスト

・皆さんにとって優先順位が高いところ
  →メンバの癖
 :取り消しキー
  あけたら止まる
  ボディの異常加熱
 →機能仕様書のレビューをする前に行う
  Never Must Want に分解

・動かしてみないと分からない部分はある

・ISO9126 品質特性
 ソフトウェアがいい
  3つ 3つに分解
   外部特性
     機能性
     信頼性
     使用性
   内部品質:エンジニア
     メンテナンス
     別環境
     さくさく動く

 機能性のNever,Must,Want
 信頼性のNever,Must,Want
 使用性のNever,Must,Want
     :
     :
   とわけて考える
→日本のエンジニアは機能性のNever,Must,Wantしか考えない
 →テストの観点つくっていく

・テスト観点:テストを行う上での「切り口」のようなもの

・品質管理は教育に始まり教育に終わる




■設計書作成の標準化のススメ

・オブジェクトブラウザー for Oracle
 他のDBにも対応

・設計書を標準化する2つのポイント
 ・理想の設計書はない

・なぜ設計書はばらばらに
  目的:ドキュメント体系(横軸)
  読み手の特性:詳細度(縦軸)
  他のドキュメントの存在(除いたもの)
 →案件ごとに変わる:パターン化することは出来る
 ※ポイント1:案件のパターンを整理し、パターンごとに標準化する

・ツール
  標準化
   「オブジェクトブラウザ デザイナー」:フレームワーク、テンプレート
 ※ポイント2:設計には設計専用ツールを使う

・機能紹介:デモを使って「オブジェクトブラウザ デザイナー」などの紹介




■この一冊でよくわかるプロジェクト管理の教科書

・「オブジェクトブラウザ シリーズ」とは
 設計、開発、プロジェクト管理などソフトウェア開発全般の合理化、
 生産成向上を実現するツール群

・プロジェクト管理 PMBOK
 プロセスをマネジメントする考えを広めた
   9つの知識エリア:QCDがゴール QCDだけではむずかしい
  →いま10個

 PMBOKの体系
  10の知識エリア

・ピラミッドという体系にした→思ったプロジェクト管理できない
  統合システムにしないと、管理力は上がらない→OBPM

 プロジェクト管理のERP
 脱Excel
   Excel:見える化できない、
         俺流の蔓延→標準のテンプレート
 組織で標準を持たない限り、プロジェクト管理力はUPしない

・プロジェクトが失敗する4つの要因
  (1)そもそも無理な計画
     スケジュール、コスト、スコープ、リスク
  (2)ユーザー側の甘い体質
  (3)体制が不十分
  (4)コミュニケーション不足

・(1)そもそも無理な計画
 受注しちゃいけない;未然に防ぐ
  →見積もり提出時にリスクチェックミーティングを行う
   チェックリストを用意:形骸化しない工夫
   営業が甘くなる中で、辞退すること;リスクに対して真剣に考える

 プロジェクトスタート時にレビュー会
  インセプションデッキで目的供給
  情報共有
   →ガントチャート上にマイルストン

 インセプションデッキ
  アジャイル開発のプロジェクトスタート
  みんなで作る→プロジェクト憲章と違う

・(2)ユーザー側の甘い体質
 最初が肝心。キックオフセットを用意・活用する
 自分たちが分かっているがお客さんが分かっていない→お客さんに理解
 日程の確保
 ステアリングコミッティー
 キックオフセットで何を決める
  体制:意思決定する人、ステアリングコミッティー
  目的と概要
  スケジュール
  要件定義
  コミュニケーションの方法

・(3)体制が不十分
 気合でGoは失敗する。リリース計画をきちんと立てる
   リソースヒストグラム
 スキル管理をこつこつ行う
   スキル照会、

・(4)コミュニケーション不足
 ・最初にツールとルールを決める(めーるはやめる)

・組織の成熟度を高める
 CMMI
 実績・計画・標準・分析
  計画までやらないと管理しているとはいえない
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