ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

メルマガ第八号発行しました

2004-12-30 19:50:37 | コピーされるほど儲かるシステム!
12月30日に、「コピーされるほど儲かるシステム!開発日記」
http://www.geocities.jp/xmldtp/mag.htm
第8号を出しました。

 内容は、下の日記にあるようなことです。

 そのメルマガについての、感想などがもし、あったら、ここの「コメント」にどうぞ!

 メールと、ウィリアムのいたずら自身のブログについては、このブログの
「コピーされるほど儲かるシステム!開発日記」へのメールについて
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/a58b79b40b1148c2f744556e27b76a79
を参照してください

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システム開発論って、いろいろありそうだけど、じつは人件費の関係から一通りになる

2004-12-30 17:33:38 | 開発ネタ
システム開発の進め方として、いろんな進め方があります。
(ウォーターフロー、スパイラル、XP、RADなどなど。。)

 さらに、それらに、いろいろな手法(UMLを利用したオブジェクト
指向など)が結びついて、複雑怪奇。

 しかーし!!実は、言葉がいろいろ変わっているだけで、以下のように
登場人物で考えると、実は手順は、だいたい同じになります。

(1)発注段階で、なにを作るか?とか決める。
 夢を語ったり、希望に満ちたシステムを語り、なんとなーくお金が決まり、
なんとなーく開発がはじまってしまう段階。
 主に、営業と、お偉いSE、ユーザーのお偉いさんが登場する
 わけわかんないコンサルなどが登場することもあり。

(2)なんか、設計してるかんじになる。
  このころから、プロジェクトマネージャーがはっきりしたり、SEさん
 が出てきたりする。
 注意したいのは、「かんじになる」ということ。
 まじめに設計してるプロジェクトもあるが、方法論を振りかざし、矛盾した
仕様を平気で並べて、無駄な時間を過ごしているプロジェクトも、ないとは
いえない。

(3)設計したものを作り始める
 このころから、プログラマさん、SEさん、入り乱れ始める。
 一応、作ってる。

(4)テストする。
 このころから、ユーザーさんの考えと違うと、(3)にいったん戻り、
それでもだめだと(2)に戻る。が、本当は(1)の段階で間違ってる
(開発できっこないだろー!というものを、開発してる)こともあるが、
お偉いさんに被害が及ぶことは少なく、現場の人で、対処させられる。

 そういうことがなければ、登場人物は(3)と同じ(もっと人件費が
安い人を使う場合もあり)
 まさに、そのとおり!というプロジェクトになると、プログラマさん、
SEさんが増えたり、家に帰れなくなる。それでもやばくなると、火消し
屋さんがくる。
 
 で、一般論では、(1)を要求仕様作成、(2)が外部設計、
(3)が、内部設計、コーディング、単体試験(4)が結合・総合試験
となります。
 呼び方などは、各ソフトメーカーで、さまざまです。
 呼び方と作業の対応は、プロジェクトでさまざまです。
 

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  <<開発方法論が違うのに、どうして、手順が同じだといえるの?>>

 不思議ですねー!!
 情報処理試験を受ける人は、この章の内容は、きれいさっぱり忘れてくださいね!

 実は、人件費と、日本の慣習から、こうならざるを得ないはずです。

 上記の(1)の段階は、開発するかどうかを決める段階です。

 その段階(開発するか等を決める段階)はトップマネージメントにかかわります。
 ユーザー会社で出てくるひとは、社長さんなど、お偉いさんです。
 ユーザー会社は社長さん出てくるのに、こっちは、新入社員ってわけには、
日本では、ふつう、行きませんよね。
 なので、開発段階の初めの部分は、受注会社も、営業と、ちょっと偉いSEさん
(課長、部長クラス)が出てきます。

 では、(3)のプログラミングはどうか?

日本では、

  ・大手コンピューター会社に勤務していて、
  ・システム設計もでき、
  ・社長と話してもおかしくないような肩書きをもつ
  ・40台の部長が、
  ・JAVAでバリバリプログラムを書きながら、
  ・年収300万円台

ということは、はっきり、いいきります。   

             ありえません!!

 だいたい、年収500万円くらいでしょう。最低でも。

 年収500万円=月45万円=おおよそ1人月単価80万~100万
 年収300万円=月25万円=おおよそ1人月単価50万~60万

という計算が成り立ちます
(このぐらいの単価にしないと、営業や管理職を養えません)。

 ところが、実際のシステム開発では、開発工程全体で平均すると、
今は1人月単価、70万~80万くらいが、いい線じゃないかな??

 よって、大手が入る場合のシステム開発は、
・はじめに部長など、えらーく給料を取る人が少数でてくる
・開発段階で、安いプログラマやSEが大量にでてくる。
ということになります。

 そして、その安いプログラマやSEを投入する前に、それらの
人たちをリードするSEや、プロジェクトマネージャーが投入され、
その人たちが設計するという構図です。
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以上、次回書こうとしているメルマガのネタでした。

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