予想では、「有田陶器市」より少ないだろうけど、たくさんの観光客が来ているのではないかと思っていました。
が、開いている店は店舗数の6分の1程度。観光客らしき人はポツリ・・・ポツリ。
こんなに寂しいのか。というのが第一印象でした。
しかし、せっかく来たのだからひと通りは楽しんで帰ります。
どうしても見ておきたいのは、有田館の「世界最大の磁器製座りびな7段飾り」です。
高さは2m70cmもあり、後に下がらないと全体の写真が撮れないほどでした。
離れていてはその美しさは分かりませんので、近づいてお内裏様を撮影。
近くで見ると繊細な表現がされていて、3年もの年月をかけて制作されたことに納得がいきます。
全てのモノが磁器製という、珍しい雛飾りでした。
他にも、「今右衛門窯」では、昭和初期に制作された「姫皿、殿皿」が展示されています。
どの会場でも磁器製の雛飾りがあり、いつもの雛飾りとはまた違った楽しみがあります。
しかし、もっと集客しないとこのイベント自体がなくなってしまいそうなほど、閑散としていました。