何やら身に覚えのない小包が届いた。
昨今の不審物対策なのか、箱の一部にソフトバンクからの商品だという事が書かれていた。
でも、何が送ってきたのか不明。
なにかの懸賞であたったものらしい。
「誰が応募したの?」とお互い顔を見合わせてみたが、誰も反応しない。
しかし、我が家にも右手と携帯がほぼ一体化した奴がいる。
聞くと、うれしそうでもなく「応募した。」と。 問い詰め方は尋問のような勢いだった。ごめん。
さて、何が送ってきたんやろかと箱を眺める。
写真と商品名が書いてある以外は何もない。
でも、写真のように使う事はわかる。
空けてみると。
「こんな所に、お父さん!」
CMの中だけでしか見た事がない、「はじめまして!お父さん!」
取扱説明書がある訳でもなく、これ以上の事はわからないのであちこち触ってみる事にした。
右足をつまむとスイッチが入るらしく、その状態で揺れるとお父さんがしゃべる!
故意に揺らしていくつかの言葉を聞かせていただいた。
これはトイレットペーパーを勢いよく引っ張る時の振動でおとうさんがしゃべるという仕掛けなのだ。
トイレットペーパーを必要とするシチュエーションで、おとうさんにしゃべられたくない気もするが、内容によっては楽しいトイレになるのかもしれない。
そう言えば、いつかソフトバンクの携帯を機種変更した時にサービス内容を記載したトイレットペーパーを頂いた事がある。
トイレに居ながらにして、サービスの訴求をするなんで隙のない会社だと思ったが、単にトイレになにかの執着があるのかもしれんな。
このお父さんが、なんてしゃべるのかご紹介しようと思ったが、これはサプライズだと思うので控えておく。
たまーにラッキーな事があるが、素直に感謝しよう。
ありがとう!