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「ジブリの森美術館」に行ってきました。

2013年02月03日 | 

先日、ラジオで「ジブリの森美術館」の館長という人が出ていて、美術館の事について話をされていた。

大人だけが見える所じゃなくて、子供目線で見つけられるいろんな仕掛けがあるという事だった。

 

それからすぐに予約状況を見たら、タイミングのいい時期に空きがあったのだ。

早速、パソコンで予約して、とってもめんどくさい「ロッピー」でチケットを買って用意していた。

 

そういえば、まだ前職で東京に住んでいた時に、バイクで三鷹にきた事があった。

その時に、「ジブリの森美術館」を見つけて入ろうとしたら、予約が必要とのことで入れなかった事があったのだ。

 

あれから7~8年経っているかもしれない。

 

やっと実現したという事だ。

 

 

さて、「ジブリの森美術館」は三鷹駅からも、吉祥寺駅からも向かう事ができる。

たぶん、どちらから歩いても15分ちょっとだと思う。

 

昨年になるが、一度吉祥寺には来ていて、今回も美術館の後にゆっくり見て帰りたかったので、行きは三鷹駅から歩いて行くことにした。

 

三鷹駅からは駅を出て左方向の「玉川上水」の横の道を歩いて行くのだ。

もしくは、三鷹駅から出ているシャトルバスを使う事もできる。

 

ちなみにこれが、そのシャトルバスだ。

ジブリの雰囲気が表現されている。

 

玉川上水というのはその先に見えているので、迷う事はなさそう。

延々とこんな雰囲気の道が続いている。

この道を突き当りまで歩くのだ。

 

でも途中にこんな案内標識があったりするので、迷う事はない。

 

ちなみに、この道は「風の散歩道」というらしい。。。

 

突き当りまで行くと道の終わりにも、こんな看板がある。

「ジブリの森美術館」はもう少しだ。

 

やっと着いた!これが入口だ。

 

入るとすぐに「トトロ」が迎えてくれる。

でも、これは本当の受付ではなく、トトロが受け付けにいるというだけだ。

 

そのまま進むとツタの絡まる建物が見えてきた。

 

正式な入口はこちら。

 

なんと、館内は撮影不可だそうだ。

理由はパンフレットに書いてあった。

「ジブリ美術館は物語の入り口です。物語の主人公になるには、カメラを向けるのではなく、この空間をご自身の目で見て、体で感じてください。そして思い出は心の中に大切にしまって持ち帰ってほしい。これが私達の願いです。」(ジブリの森美術館のパンフレットより引用。

 

という事である。

確かに、カメラを持って撮影していては体験が薄れてしまう。

私はカメラをバッグにしまい、自分の目でみて存分に体験する事にした。

 

入口をくぐるとチケットカウンターがあってそこでチケットを渡す。

すると、簡単な説明を受けてパンフレットと入場券を渡してくれる。

 

その入場券が凝っている。

中央部分は、映画フィルムに見立ててあり、光に向けると絵をみる事ができるのだ。

私のは何の映画なんだろうか?私にはわからなかった。

 

館内は撮影不可だが、簡単に説明しておこう。

エントランスからは階段で地下に降りていく。

ここでは、「動きはじめ」の部屋というのがあって、ジブリの様々な作品の展示物や、映画のようなコマ送りをいろんな形で見せてくれる。

中央のロボットの周りを飛ぶ鳥や、奥の動いているように見える人形たちは見る価値がある。

 

地下のもう一つの目玉は「ミニシアター」。

ジブリらしい短編映画が上映されるのだが、1時間に3回の上映で、それぞれ内容が違うのだ。

事前にミニシアター前の絵本で、3つの映画の内容を調べて一番見たい映画を選ぶといいと思う。

たぶん、1回しか見れないんじゃないかな。(確認してないので私見です。)

 

次に1階へ上がる。

一つは挿絵の展示室。ジブリだけでなく、いろんな挿絵が展示されている。

次はアニメができるまでを体感できるような現場の制作過程を順にみていく事が出来る。これは面白い!

絵のセンスだけでなくスピードも求められるし、映画にする際の構成を考えたスケッチなんかもあり、

どんな仕事にも共通している全体像の把握を、アニメ現場らしい方法で作られていたのが印象てきだった。

 

最後は2階だ。

ひとつはネコバスの部屋。

大きなぬいぐるみのネコバスがおいてあって小学生以下ならここでしばらく遊ぶ事が出来る。

そして、美術館のお土産屋さんがある。

狭い店内はごった返していた。

しかし、心理的には買いたくなる。

 

こんな時は、迷ったら買うに限る。

私もいくつか買ってきた。後悔しない為に買ったのだ。

 

そして、実は屋上があるのだ。2階のネコバスの横から一旦外に出て、この階段を上る。

 

すると、このロボットが錆びついたまま置いてある。

しかし、彼は超人気で、たくさんの人が写真を撮っていた。

 

建物が古くなっているとか、かわりばえしないという意見もあるようだが、初回の私はとても楽しんだ。

ゆっくり見て回って1時間半だった。

 

注意しないといけないのは、トイレが立派すぎて、展示室と間違えてしまいそうな事。

実際、入ってみて小便器があったのにはびっくりした。

十分注意して入ればいい話ではあるんだが。。。

 

ほかには、カフェの近くの手洗い場が可愛いかったり。。。

 

人気のカフェには結局入れなかった。

 

総合的にみて、行ってみる価値はあると思う。

入場料も大人1000円と比較的安いし、ディズニーランドとは全くちがうけど、アニメを作る過程や仕組みを楽しみながら見る事ができる。

たくさんの子供たちがいると思っていたが大人同士も多かったので、おっさんっが一人ぐらい混じっても違和感はなかった。

 

帰りは、井の頭公園を通って大道芸を見て、吉祥寺を見て回って帰ってきた。

楽しい休日になった。


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