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行きつけの床屋がない東京

2012年11月26日 | Weblog

福岡にいる時は、行きつけの激安床屋さんがあったのだ。

勤務先から歩いて数分、いつも髪を切ってくれるご主人は私の好みも知っていてくれて、更に激安ときたもんだ。

 

これ以上の床屋は他にあるまい。と私の中で確率された存在なのだ。

しかし、これほどまでに激安にする必要があるだろうか?

もう少し払ってもいいと、毎回思っている。

 

さて、東京に来てそろそろ2ヶ月。

ほとんど2~3週間のサイクルで髪を切っていた私にとって、行きつけの床屋がないというのはストレスな事なのだ。

 

10月には一度近くの床屋に行ってみた。まあ、普通だった。

そんで、今回はどこか別の床屋も開拓してみたかったのだ。

 

でかけたついでに、調べてみたら駅ビルに床屋がある事がわかった。

「QB HOUSE」という床屋だ。Quick BarBerという意味だろうか?

 

ここの仕組みが斬新で、出店を加速させているという記事を読んだ事があったので、興味を引いたのだ。

 

まず店の前に赤黄青の「あんどん」のようなもののいずれかが点滅している。

私の入店時は赤で15分以上の待ちが必要である事を示していた。

入店すると、自動販売機のようなもので券を購入。

そして、矢印に沿って順番に並んで座る。

その順番に呼ばれ、鏡の前に座る。

 

自分の手荷物や上着は、座る席の鏡の裏が物入れになっていて、知らない間に誰かに取られるという心配はない。

券を渡すと、スタッフの方がバーコードを機械に読ませてスタート。

髪を切る部分は普通の床屋さんと同じだ。

 

消毒ケースに入ったはさみやバリカン等を使って髪を切ってくれるのだが、使用中のはさみは「使用中」と書かれたトレイがあって、

無駄にあちこち置かないように配慮されてる。

 

髪を切り終わったら、掃除機のようなもので頭と顔を中心に落ちた髪を吸い取ってくれる。

私は、ここに違和感を感じないわけではなかった。所詮掃除機だし。。。

 

しかし、これまた無駄に髪の毛を落とさないので、首回りがチクチクしたり、小さな髪の毛の障害は少なかった。

 

そして、最後に、「くしをお持ち帰りされますか?」と聞かれたのだ。

最初は何を言っているかわからなかったが、お客さんに使った「くし」は使い捨てらしい。

なので、欲しいというお客さんに渡しているそうだ。

 

そのクオリティを見てみたくて、もらって帰ってきた。

素材は紙でできているらしく、「折れたりして廃棄する場合は燃えるごみで捨ててください」との事。

 

環境にも配慮されているようだ。

 

ここまでシステマチックに業務を構築されているというのは、大変興味深かった。

手軽というのもありがたい。

 

但し、店主とのコミュニケーションも楽しみの一つである床屋の良さがないに等しいのはさびしい限りだ。

 


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