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無くなってしまう昔のバイト先

2010年05月24日 | Weblog
学生時代には、いろんなバイトをしたものだ。

比較的楽な継続用のバイト、好きな事を楽しむ為のバイト、臨時収入用のバイトなどなど。
余程根気がなかったのか、はたまた好奇心旺盛だったのか、その謎は本人のみぞ知る。
当面ばらすつもりはないので、想像して頂きたい。


さて、たまたま徒歩で通りかかったこの建物。
学生時代にバイトをしていた懐かしい場所なのだが、取り壊されている最中らしく、見るのはたぶんこれが最後の姿になると思う。

ここはステーキやハンバーグを提供するファミリーレストランだった。
ファミリーレストランと言えども、値段はあまり安く無く学生だった頃も、社会人になってからも、お客としてはあまり縁のないレストランだった。

学生の頃にここでバイトをしようと、友人と二人で面接に行った。
友人はホール希望。私は裏方希望。
結果は私だけ採用された。

仕事内容は簡単でとにかく皿洗い、皿洗い、皿洗い・・・バイトの終わる時間までこれが続く。
でも、当時も自動食器洗い機があったので、こびりついた汚れを一通り落としたら、トレイに並べて食洗器に放り込み、洗い上がったら片付けするので、思うほど大変ではない。
しかし、バイトに入った時より帰る時の方が皿が溜まっている時もあって片付かないまま帰るなんて事もあった。


そのバイトの唯一の楽しみはまかないが出る事。
当たり前だが、メニューにはない定食を日替わりで作って頂く。
食べる前に厨房のコックさんに「頂きます!」と言うのが、学生の私には新鮮で気持ち良かった。

その後、何でそのバイトを辞めたのか全く記憶にないが、その建物がずーっと同じ店として残っていたのは、すごい事だと思う。
だけど、無くなるのは寂しい限り。

無くなる最後に写真を撮れたのがラッキーだったと思うようにしよう。
神様が、最後の対面をさせてくれたのだ。ありがとう!
コメント
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