あるクラスの座席表を見てなるほどと思った。
名前のうえに読み仮名、下に部活動、係、通学方法が記載されている。
通学方法とは、スクールバスか自転車か、バスならどこ駅から乗るかを載せているのだが、四つの駅からスクールバスを出し全生徒の8割超がその利用者である本校は、ここがきもだ。
朝、席についていない子がいたとする。欠席連絡は入ってない。
この子は○○バスのはずだ、そういえば、JR○○線が遅れてるっていってたな、きっとそのせいでの遅刻であろう、じゃ「遅刻すんな」って怒っちゃだめだなと一瞬で把握できる。
部活の公欠でいない場合もすぐわかる。
本校ならではの微細技術かもしれないが、この細かい工夫で、朝の時間が何秒分かは確実に効率よくなる。
他のクラスの先生にもすすめてみよう。
座席表をカルテ化する授業実践は、今も小学校なんかでは行われてるのだろうか。
ミニマムカルテを学年全員分つくって、今年こそ437名の顔となまえを一致させようと思い立った。
いや、さきに部活の一年生か。大脳の訓練に最適のはずだ。