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Nuits Saint Georges Domaine Meo Camuzet 2001

2009-06-26 22:05:52 | フランス・ブルゴーニュ

Nuits Saint Georges Domaine Meo Camuzet 2001

メオ・カミュゼのニュイ・サン・ジョルジュには

Premier Cru Aux Murgers
Premier Cru Les Perrieres
Premier Cru Aux Boudots
Au Bas De Combers

と、ただのNuits-Saint-Georgesがあるんですね。




ドメーヌ メオ カミュゼ
DOMAINE MEO-CAMUZET
このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18か月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。


ブルゴーニュ オート コート ド ニュイ, クロ サン フィリベール(単独所有畑)
BOURGOGNE HAUTES-COTES DE NUITS, CLOS SAINT-PHILIBERT (MONOPOLE) 白
クロ ド ヴジョ グラン クリュ
CLOS DE VOUGEOT GRAND CRU 赤
リッシュブール グラン クリュ
RICHEBOURG GRAND CRU 赤
エシェゾー グラン クリュ, レ ルージュ デュ バ
ECHEZEAUX GRAND CRU, LES ROUGES DU BAS 赤
コルトン グラン クリュ, クロ ロニェ
CORTON GRAND CRU, CLOS ROGNET 赤
ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ, オー ブリュレ
VOSNE-ROMANEE 1ER CRU, AUX BRULEES 赤
ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ, オー クロ パラントゥ
VOSNE-ROMANEE 1ER CRU, AU CROS-PARANTOUX 赤
ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ, レ ショーム
VOSNE-ROMANEE 1ER CRU, LES CHAUMES 赤
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ, オー ブドー
NUITS-SAINT-GEORGES 1ER CRU, AUX BOUDOTS 赤
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ, オー ミュルジェ
NUITS-SAINT-GEORGES 1ER CRU, AUX MURGERS 赤
ヴォーヌ ロマネ
VOSNE-ROMANEE 赤
ニュイ サン ジョルジュ,  オーバ ド コンブ
NUITS-SAINT-GEORGES, AU BAS DE COMBE 赤
(株式会社フィネス より)



Meo CamuzetのHPはこちら

日本語版はこちら



これは、e-wineから7000円で落札したものです。相場はどれくらいなんでしょうね。

2009年9月22日抜栓。コルクの丈夫は大丈夫でしたが、抜栓すると、コルクの上まで染みていました。吹いた様子はなし。抜栓直後より果実香がほのかに漂います。コルクには2001年の刻印と、Meo Camuzetの刻印がありました。バスケットに入れてのサーブ。ブルゴーニュタイプのリーデルグラスを使用しました。色はとてもきれいなルビー色。全く色あせていません。エッジもしっかりしています。とてもきれいな色です。グラスに注ぐと、カシス、ブルーベリーの香りがします。スワリングによって果実香が強くなります。とても心地よい香りです。時間とともに、いわゆる野獣香というか、そんな感じの香りがしてきます。一口目はとても繊細で、酸味もほどよくある、とても上品な味わいです。ベリー系の甘さも感じます。繊細さの中にも豊かさがあり、とても複雑な感じです。薄ウマ系かなと思わせるような感じです。しかし、飲むにつれ、複雑さが徐々に強まり、ブルーベリー、カシス、サクランボの果実味があふれ出てきます。薄ウマ系から、濃厚系に30分くらいで変わってきました。とてもおいしい、しかし徐々にアルコール感もでてきて、奥様は「これは酔っぱらう」といってギブアップしていました。非常にパワフルでおいしいです。