札幌市のギター教室から!

札幌市でギター教室を開いている、Kギタースクールの辻林圭です。ギター&ウクレレを弾きたい方はぜひお越し下さい。

初めての詩朗読 雪のわだち

2021年03月04日 | 創作詩★★★ポエム★★★

音声アプリにぼくの詩を朗読させてみました。
この人工的なロボットみたいな言語で朗読させると、とてもおもしろい!

詩は、雪のわだち、というのです。

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詩集の印税がようやく!

2020年11月19日 | 創作詩★★★ポエム★★★

先日、ついに詩集の印税が支払ってもらえる額に達しました!!
長かった!
もう無理なんじゃないかと思ってましたよ。
詩集のようなマイナーなジャンルのさらに無名の物書きの手になるものなので売れなくて当たり前。
1冊売れてもウン十円とかの印税額。
それでも、たくさん読んでもらえたんですね!

いまは、詩作はちょっとひと休み。
でも必ずエネルギーを貯めてまた戻ってきます!

読んでくれた皆さん、どうもありがとう!


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詩 蜘蛛の巣との約束

2020年09月14日 | 創作詩★★★ポエム★★★

電車の待ち時間が余ってるので、この夏に書いた詩でも載せようかな、久しぶりに。
昨日本屋で危うく立原道造の詩集を買いそうになった。既に電子本とか持ってるのに。
日本人の詩人では、彼の詩がぼくには一番合うな。
時々繰り返し読みたくなる。
宮沢賢治もいいけど、ちょっと飽きる。

で、今回書いた詩は過去の詩を流用してるとこもあるが。
今年の夏歩いた、勇払のイメージが少し重なってて、この夏のいい思い出になったよ。
勇払はなかなかいい所でしたな。

(詩:蜘蛛の巣との約束 2020、8)

記憶のなかで
突然姿を現す海。

この駅にきたのは二度目。

開いた電車のドアから
真夏の風が入ってくる。

あのとき蜘蛛の巣との約束。
ただ見届けること。

誰ひとり待つことのない
プラットフォームで
蜘蛛の巣はもうすぐ完成する。


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パターソンという映画をみた

2020年06月22日 | 創作詩★★★ポエム★★★
この監督の映画は2本目。
面白かった。でもちょっと息苦しくもあったな。
バス運転手の日常生活を描いていて、この運転手カイルレン?の趣味というよりは生き甲斐がポエムを作ること。

ひみつのノートに時間があれば言葉を書き込む、という、なんともジミな男の物語?

うん、わしは要約がヘタだな。

彼の詩の書き方は必ずノートに手書き。スマホやパソコンは使わない。
ノートに書いた言葉はほとんど修整しない。だからギリギリまでアタマの中で言葉をこねくりまわす。

という書き方。

昔はぼくもそうでした。
修整でノートはぐちゃぐちゃになったけど。
いまはノートの白いページを見ると何も思いつかないのだよ。

書く意識というのもノートに向かう間は他のことに意識はいかないけど、スマホやパソコンで書くときは周りに意識を散らしておけるのがいい。
そして集めた言葉を使って、即興演奏のように書く。
ノートに向かって言葉を考える、という感じではもう書けないな。

そもそも長文書くのが苦手な人が詩を書けばいいんであって。

初めて会った人に、初めましてと挨拶するような人は詩に向かないと思う。
詩を書く人なら、初めて会った人に対していきなりDEATH!という。

ワケはないか。
無視してちょ。



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2020/06/10

2020年06月10日 | 創作詩★★★ポエム★★★


おおお!先月も私の詩集が1冊売れました!どうもありがとうございました!

そして、あと1冊もしくは2冊?売れると、印税が5000円となり、ついに振り込み可能となります。
ついに生涯初印税となるか??

誰かあと1冊買ってえええ!



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詩 宮廷音楽

2020年05月24日 | 創作詩★★★ポエム★★★



青空を
はこぶ列車の

たった一人の
車掌が
猫背の姿勢で歩くたび

身体中から
星が
こぼれ落ちていく。

生まれたばかりの
星々は

幼い子特有の
意味不明なうたを
歌いながら

次々と青空へ
吸い込まれていく 。

行き着くところは

時空宮殿の
小さな
オーケストラ。



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朗読用詩 天体嗜好症

2020年05月24日 | 創作詩★★★ポエム★★★
天体望遠鏡を
覗きこむ人。

その足はわずかに
宙に浮いている。

天体望遠鏡の中に
棲みついた
一匹の蛾。

ルミアの星座。

ここに5本
線を引いて下さい。

月がすてきな
音符になるように。

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詩 透かし雪

2020年05月24日 | 創作詩★★★ポエム★★★
風がない日の雪道は暖かい
昨夜の足跡を避けて歩いていたら
知らない道に出た

アイスキャンドルの写真を撮ったり
氷柱の写真を撮ったりして
ぶらぶら歩いている

青信号が点滅し
まつげにつく雪

どんなに雪がたくさん降っても
人が歩けばそこは道になる


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これがその朗読とギターの動画です

2020年05月07日 | 創作詩★★★ポエム★★★

それがこの動画です。
全然見られてない動画です。
偶然にしてもよくぞ見つけてくださいました!


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その時に作った詩です

2020年05月05日 | 創作詩★★★ポエム★★★




川の波紋は○ではなくV。
小石が水の流れを変える。
川底は浅く
ぼくは小魚を探すけれど。

たまにノビタキが偵察がてら水を飲みにくる。
時間とともに川面の緑色は濃くなって
マガモが二羽流されていく。

一眼レフカメラを持った若い男が川の中を覗き込む。
川はいつも誰かに覗かれる。
男はやがて青空と雲を撮り始めた。

川はますます濃い緑色をおびていく。

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詩 雨と一緒に

2020年04月28日 | 創作詩★★★ポエム★★★
雨に濡れながら
歩くと
いいことが
あるかも
しれない。

だけど
この雨は
数分後には
きっと止む。

プール帰りの子供たち。
柔らかな頭にバスタオルをかけて
走っていく。

未来を信じている
愛しているような錯覚。

たとえば
橋の下で
雨宿りするのが
ぼく一人だけでは
ないような。

心は子供のままでいい。


予言どおり
雨は数分後に
止んだ。

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印税生活までもうひと息?

2020年03月11日 | 創作詩★★★ポエム★★★


ようやく、ここまでたどり着けました。
あと詩集が4,5冊売れると初めての印税が入ってくるらしい!
振り込みは五千円からなんだとさ。

夢の印税生活は夢だね。
印税はともかく、売れない本の代表な詩集がたくさん読んでもらえて嬉しいッス!


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詩 秘密の部屋

2020年03月02日 | 創作詩★★★ポエム★★★


色彩変異の地平線。
むかい扉が開いて

雲の最頂部。

秘密の部屋に閉じ込められた
すべての時間とすべての嘘。



by kei



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詩 雪炎

2020年02月29日 | 創作詩★★★ポエム★★★
寒さで涙が出る
痺れて痛い。
ぼくの目の前では
雪は下から降る。
雪で生命は焼き尽くされる。

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詩 雪かき百景3

2020年02月29日 | 創作詩★★★ポエム★★★


マンホールから湯気が出ている。
和室の明かりがついている。

ゴミステーションの前を
うろうろしている老人。
タバコの煙が白いのか
吐く息が白いのか

メモ帳の開いたページに
降りかかる雪を
赤鉛筆で塗りつぶし

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