この監督の映画は2本目。
面白かった。でもちょっと息苦しくもあったな。
バス運転手の日常生活を描いていて、この運転手カイルレン?の趣味というよりは生き甲斐がポエムを作ること。
ひみつのノートに時間があれば言葉を書き込む、という、なんともジミな男の物語?
うん、わしは要約がヘタだな。
彼の詩の書き方は必ずノートに手書き。スマホやパソコンは使わない。
ノートに書いた言葉はほとんど修整しない。だからギリギリまでアタマの中で言葉をこねくりまわす。
という書き方。
昔はぼくもそうでした。
修整でノートはぐちゃぐちゃになったけど。
いまはノートの白いページを見ると何も思いつかないのだよ。
書く意識というのもノートに向かう間は他のことに意識はいかないけど、スマホやパソコンで書くときは周りに意識を散らしておけるのがいい。
そして集めた言葉を使って、即興演奏のように書く。
ノートに向かって言葉を考える、という感じではもう書けないな。
そもそも長文書くのが苦手な人が詩を書けばいいんであって。
初めて会った人に、初めましてと挨拶するような人は詩に向かないと思う。
詩を書く人なら、初めて会った人に対していきなりDEATH!という。
ワケはないか。
無視してちょ。