『朝のギター』
静寂の朝、まだ街は眠り
僕の指だけが、そっと弦に触れる
冷たい空気が、少しずつ熱を帯び
小さな音が、部屋に満ちていく
指板を滑るたび、メロディが生まれ
昨日の迷いも、少しずつ溶けていく
まだ拙いコードでも、確かに感じる
音と心が、ひとつになる瞬間
窓から射し込む、やわらかな光
埃の舞う様も、今日だけは美しい
珈琲の香りが、微かに漂い
新しい一日が、音と共に始まる
繰り返すフレーズ、たどたどしい指
それでも僕のギターは、歌い続ける
朝の静けさの中で、響く調べは
希望の音色、未来への扉
練習を終え、ギターを置く
指先には、まだ微かな余韻
今日もまた、この音と共に歩む
朝の光が、僕をそっと包む
こんなの書きやがった、、、