札幌市のギター教室から!

札幌市でギター教室を開いている、Kギタースクールの辻林圭です。ギター&ウクレレを弾きたい方はぜひお越し下さい。

詩集の売り方と音楽の売り方は似ている

2009年03月30日 | 創作詩★★★ポエム★★★
つまり、どっちも売れない!ということ。ちゃんとしたものCDや詩集をつくるには相当額の資金がいるのに、売れないことはあきらかである、ということ。そう開き直っていけば、かえっておもしろいかもしれない。メジャーに対する誘惑はこの際絶って、低料金&手売りを基本に息長くやっていく、というのがある意味いちばんストレスがたまらないかもしれない。
詩集を売ることについて書いてあったブログの記事を貼っておきます。売れないものを売ろうとするのって、ある意味けなげで楽しい。(と思うべき!)


「ここで話の対象にしている「詩」はいわゆる「現代詩」であって、ポップな歌詞のようなのや、いわゆる「マイ・ポエム」ではありません。
 ですから、売れたといっても知れてるわけで、たとえ、著者負担のない「企画出版」でも印税や稿料のでないケースが多々あります。
 版元としては、「売れても」そうとうきつい分野であり、著者としても「売る」よりも「名誉」が主になってしまっている分野なのです。

 従って、「どうしても売って、多少ともペイしたい」あるいは「刊行費用をなんとか回収したい」という人は可能な限り低価格に抑えた「自費出版」にし、それを自力で販売することがいちばんでせう。
 インターネットの自分のホームページで売ることもできますが、「現代詩」の読者が多いとはいえないので、人を集めるのがなかなかむつかしいでせう。
 「自費出版物登録」サイトのようなページもありますが、自費出版物リンクのようなシステムとか、共同で販売する専門サイトのようなシステムが今後、どんどん登場すれば、ふろしき包みに詩集をかついで書店を営業して回る必要がなくなっていくでせう。

 「売る」よりも「評価が得たい」「名声が得たい」「多くの人に読んでもらいたい」という人は、思潮社など詩書出版社で「企画出版」してもらえるように、あるいは、できるだけ買取り料を少なくしてもらえるように、せいぜい「精進」しませう。

 もちろん、買取り出版でも、ペイ可能なそれなりの値がついていれば、買取り分を自力で売って、コスト(出費)を回収したり、あるいはそれ以上の収入をあげることもできるでせう。」

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ねんりんピック in 北海道!!!

2009年03月27日 | ライブ・コンサート・イベント関連
光栄なことに、この大規模なイベントにKギタースクールも参加させていただくことになりました!
きたえーる会場でギターとウクレレを教えさせていただきます。音楽系の催し物はうちらだけ!やりがいあるなあ!このイベントは北海道のいろいろな場所でおこなわれますが、札幌のきたえーるでは5万人の入場者を見込んでいるようです。ちなみにこれくらいの規模のイベントは去年のサミット以来だそうです。9月5~7日の3日間にわたっておこなわれます。

ぼくはここで音楽系催しの代表として(力はいってるなー!)面白い試みをしようと思っております。体験レッスンの合間にデモ・ライブをしようと思います。来場したお客さんが少しでも楽しんでもらえるように!

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新曲SKY SONG スカイ・ソング

2009年03月26日 | ギター&楽器&作曲関連
まだまだこれから素材集めをせにゃならん曲ですが。タイトルはツマがつけてくれました。sea song、road songにつづくものは空だ!ということで。
ぼくもタイトルが気に入ったよ。これは3部作なのであろうか。
で、いまちょっと考えてるのはかなり特殊な弾き方をおりまぜて、マイケルヘッジスへの讃歌みたいな曲にしようかな、と。彼のエアリアル・バウンダリーズも空の歌だし。それへのオマージュのような路線で考えている。明るい曲になればいいけど、ちょっと違う方向に行くかも。でもどんな曲が出来るか、楽しみだ。

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さよなら冬の日・・・ということで

2009年03月26日 | 創作詩★★★ポエム★★★
雪の公園に
一日中いる ぜいたく。

意味もなく雪の写真を撮り

意味もなく雪山にダイヴし

松の枝の
落し物を拾い

知らない犬の
散歩についていく。

雪の公園に
一日中いる ぜいたく。

意味のないことを
きわめるぜいたく。

遠くに 
列車の言霊を聞きながら。

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瑠璃色スコール(・・・今年は行けるかな~?)

2009年03月25日 | 創作詩★★★ポエム★★★
古い城。会話。
浮きの上に蝶が
羽を休めている。

視力が次第に戻る。
二つの椅子。
太陽の位置。

旅の話。

揃えられたフォークとナイフ

テーブルの端に
 白い帆船が見える。

陶器の代わりのシャコ貝に
 ランの花が映っている。

スコール。桟橋の上から
穴だらけの海面を見る。

瑠璃色の落雷が
水平線と教会を断ち切る。

あ・・・

ネコの目の中まで真っ青だ・・・

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茶門ほっとライブ後感想

2009年03月24日 | ライブ・コンサート・イベント関連
1回目としては大成功でした。
一条綾香さん朗読のオリジナル「銀の光ふるふる」と、
「中華幻想譚 其の三 湖精(こせい)」がおもしろかったです。
キムさんのももちろん面白かった。ラストがいいね。
麻生一夫さんのニ胡は中国の雄大さを感じさせてくれていい気持ち。最近西遊記を読み始めたんだがこういう音楽や朗読を聞いた後だと、よりいっそう面白みがまします。
ちなみに村上春樹もはじめて読んでいるが、これも面白い。何を考えて書いてるんだろう?この人。


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ただのひまつぶ詩さ。

2009年03月17日 | 創作詩★★★ポエム★★★
「いい世界」



いつまでも そこにあるように

枯葉は澄んだ水たまりの

底に 沈んでいる。

風が吹くと

波紋が慌てて広がる

変化は それだけ。


水たまりの 底は

居心地がいい らしい。


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ようやく

2009年03月14日 | 創作詩★★★ポエム★★★
決断力 (角川oneテーマ21)
羽生 善治
角川書店

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いそがしさも一区切り付いて、これから本来の活動が始まりそうな気がします。よかったよかった。よくないのは左指がまだ完治しないことだけど、様子見て病院にいくか。

なんにしても春が目の前というのはうれしいもんだねえ、みなさん。
生徒のAさんが教えてくれたこの本今読んでいます。おもしろいよ。はぶさんは若いのに頭がいいというのか、どちらかといえば作家気質なんだね。読んだり書いたりが好きなんだろうな、きっと。

あ、「アルケミスト」も読み始めた。最初がちとつまらん。

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海の短詩を書いてみた。

2009年03月14日 | 創作詩★★★ポエム★★★
ヤドカリが時を止める。

海の方を向いたドア。
耳鳴りのようなスコール。
ひととき、穴だらけの水面。

猫はねむそうな目を沖の方へ向ける。
(まっ青だ・・・)

雨雲のわずかな隙間にサバニが見える。
旅人を浸食する青。


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続ける力

2009年03月04日 | 創作詩★★★ポエム★★★
続ける力―仕事・勉強で成功する王道 (幻冬舎新書)
伊藤 真
幻冬舎

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まだ読んでる最中ですが、練習がマンネリ気味になってるキミ達、いますぐよみたまへ。いい本だよ。

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ちょっとまじめに

2009年03月04日 | ギター&楽器&作曲関連
ギターなど楽器を続けるうえで、参考になることばをいくつか拾ってみました。
つづきはまた今度載せたいと思います。


○続ける為には強い動機があるだけでは不十分、やるべきことを出来るだけ少なくして、退屈さのハードルを下げる必要がある。

○続かないのは「時間が取れないから」ではない。

○もうダメだと思うときこそ、ゴールが近い。

○やる気を長く維持していくためには、未来の夢を大きく描くことと、目の前の一歩一歩に集中することの、両方のバランスがとても大事。


伊藤真:「続ける力」 幻冬舎新書

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3finger tremoroにいちゃもんつける外人

2009年03月04日 | ギター&楽器&作曲関連
いまは4フィンガートレモロといってますが。いまひとつこの名称もぱっとしない・・・。
でガイジンがこのテクニックはあんたのオリジナルでない、山下が80年代にすでにやっていた、と余計な口を突っ込んできました。そんなことは知ってるよ。でもわしのような複数の指でのトレモロでなく、小指だけでトレモロってこともね。一番の違いは音楽的な中身としての使い方です。ぼくのはオーケストラのバイオリンのようにトレモロで和音をだしながら伴奏として使う、という発想がルーツにあるわけ。単に小指だけでテクニカルなことをしよう、とかそんな目的で使ってるんではない。

山下氏のは(新世界で使ってるのかい?)単音たぶんメロディを持続させるためにトレモロにして、まあ他の指でアルペジョでもしてるのかな?メロディのロングトーン的な意味合いだと推測します。技術的にはほんの少し重複する面はあっても、音楽的のものはまるっきり別物。
てなことをアマチュアのガイジンに言ってもしょうがないか。って、言えないし英語じゃ。

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オススメ本その2

2009年03月03日 | 創作詩★★★ポエム★★★
わしらは怪しい探険隊
椎名 誠
角川書店

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で、これが椎名氏の有名作。今頃読んでも充分おもしろい。パワーで書く文章だと、つくづく思うので、この人の書き方を真似るのは同じく体力(気力も)いりそう。プロレスみたい。
ちなみにギタリストで言うならば、6弦時代のナルシソ・イエペスみたいかな。なんて。

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おすすめ本

2009年03月03日 | 創作詩★★★ポエム★★★
日経ビジネス人文庫 企画がスラスラ湧いてくる アイデアマラソン発想法 (日経ビジネス人文庫)
樋口 健夫
日本経済新聞社

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これがぼくが読んだ良質なアイデア発想本です。初めての人にもわかりやすいように書かれています。著者の樋口様からコメントもいただきましたのでそれも見てね。
シンプルだから継続できる、継続すれば必ずモノになる、ということデスヨ。ぼくもいつか本が出せるようにがんばろうっと。あ、でも本業はギタリストなのでCD出す方が先ですが。こちらの方は練習あるのみ。

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椎名誠を初読み!

2009年03月03日 | 創作詩★★★ポエム★★★
「わしらは怪しい探検隊」をついに読んだ。しいなさんの本はあえて避けていた一つだった。むかしこれらの本がブームになってしいなさんの知名度がわっ、と広まりだした時、若かりし頃本屋で立ち読みして、その軽口を叩いたような饒舌な文章がすきになれず、ケッ!てな調子で放り出していた。が、それでも気になる作家ではありました。本来どくとるマンボウのようなユーモア・エッセイはダイスキなほうなので。
で、ついに今日今頃になってだけど、意をけっして読んでみた。ぼくも大人になったもんだ。
おもしろかった。旅行エッセイの名作だと思った。これだけでも後世に読み継がれるかもしれないような、ぼくとしては北杜夫さんの「どくとるマンボウ航海記」の系列に属するユーモア・エッセイ(エッセイなのか?)の傑作だと思った。
後のプロアマ問わずユーモアエッセイを書く人の多くがしいなさんのスタイルを踏襲、まあパクッテるのもよくわかった。

いずれにしろ、久しぶりにエッセイはおもしろいと思えたひと時だった。
エッセイ風の音楽ってどういうのをさすのかな?そんなのあるかどうかわからないが、サロン音楽みたいのがそうだろうか?
でも、エッセイにはユーモアが必須だとおもう。

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