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 巷間の話題をだらだら論評。

中田英寿「人生とは旅であり…」-元ネタは何?流行語大賞も?

2006-08-01 07:05:34 | Weblog
クールな態度や奇抜なファッションで、常に「特別」感を醸し出してきた中田氏。
現役生活最後に発信するメッセージも、さぞかし…と期待を持たせたが、人生を旅に例えた
その心は、少々肩透かし気味。中田氏らしからぬ「平凡」な感じのものだった。

 「たぶん、本当に旅は人生に似ているのだ。どちらも何かを失うことなしに前に進むことはできない…」
(新潮文庫、深夜特急5から)。まったく同じ文章ではないものの、中田氏は昨年12月、自身のホームページ上で
「深夜特急」を愛読していることを明かしている。沢木氏との交友もあり、この大ベストセラーから
影響を受けた可能性は強い。

 マーケティングコンサルタントの西川りゅうじん氏は「ありがちなフレーズではあるが、
あそこまでやった人だから重みもあるのでしょう」と、メッセージのタイトルを評価。文面の凡庸さを、
中田氏のピッチでの足跡がカバーしているという見方だ。

 一方、中田氏はメッセージの中で、引退を新しい自分探しの旅と位置づけた。西川氏によると
「自分探し」とは「豊かな社会ならではの、自己実現の欲求」を象徴する言葉で「癒やし、骨太などと並んで
使い古され、陳腐化している言葉」。これまでの中田氏のイメージを考えると「普通すぎる。
意外、ギャップがあるといえるかもしれません」と分析していた。

 ちなみに「人生とは旅」や「自分探し」などについて、ユーキャン新語・流行語大賞の事務局には、
現時点で問い合わせなどの反響はなし。「しばらくしないと流行語になるかどうかは分からないが、
“イナバウアー”のような目新しさはない言葉」とのことだ。

 中田氏著の単行本「すべてはサッカーのためにnakata.net05―06」には、05年末の引退決意から
W杯、電撃表明に至るまでの葛藤(かっとう)の日々がつづられているという。

記事全文は以下URLで
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060731-OHT1T00078.htm

「すべてはサッカーのために nakata.net 05-06」
http://book.shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=435908-4


中田らしい?すかした人生を旅にたとえたコメントは凡庸、平凡と散々な評価。そもそもこんなコメントを流行語大賞にはならんでしょ・・・・。
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