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ナルトはどこに消えた?ラーメン人気具材の今昔

2009-10-29 00:34:12 | Weblog
トロットロの半熟具合が絶妙な味付け玉子に、噛めば肉汁ジュワーな極厚チャーシュー、
ほどよい大きさでぽいっとつまめ、シャクシャク食感が最高なメンマ!
ラーメンを食べるときには「具」も大きな楽しみです。

そういえば、白地にピンク「の」の字が鮮やかなナルトも定番具材の一つ。
1910年、東京初のラーメン店『来々軒』では、「チャーシュー、ネギ、海苔、メンマ、ナルト」を
トッピングしたラーメンが提供されていたそうです。
でも、最近のラーメンであまり見かけなくなったのはナゼでしょう? ラーメンジャーナリストの北島秀一さんに聞いてみました。

「ナルトがラーメンの具材として起用されたのは、先行していた麺料理である『そば・うどん』文化からの流れ。
醤油色の濃いスープにおける“彩り”の役割が大きかったのではないでしょうか。
ただ、食感、味の両方でズバ抜けているわけではありません。今の多様化したラーメンに入れる
必然性はあまりない。復権は難しいのでは?」

では、ボクをはじめ、みんなが大好きな(言いすぎ?)「味付け玉子」はどうでしょう。
半熟スタイルが登場し始めた90年代ごろから、トッピングメニューとしては磐石の人気を誇っている気がしますけど。

「もともと、汁物系麺類と玉子の相性は抜群です。
さらに、白・黄色の色合いが醤油や味噌の濃い色のスープにバッチリ映える。
このため、ラーメンの彩りとしての地位をナルトから奪ってしまいましたね。
人気の半熟味玉ですが、作り方は実に単純。しかし、家庭で少量を作るのは手間がかかります。
それをラーメン店で 100円程度で食べられたら、割安感もあってうれしいですよね」(北島さん)

激しく同意! +100円ですから、ボクもたいてい味玉をトッピングしちゃいますもん。
しかし、不動と思えるラーメンの具材にも栄枯盛衰がありますね。
日本全国のラーメンを日々食べ歩いている北島さん、最近注目の具材ニューカマーは!?

「最近、『eiji』(札幌)のラーメンで見かけたジュレ系の具材が面白い。
彩りはもちろん、味の変化も期待でき、凝った工夫だと思いますよ。
仕込みの手間があるため、業界に広く浸透していくのは難しいかもしれませんが、
期間限定メニューなどで起用するお店は、今後増えてくるのではないでしょうか」

肉や魚介系の汁を冷やし、煮こごり状にした「ジュレ」ですか。スープの熱でしだいに溶け、
スープに変化をもたらす時限爆弾的な効果も期待できるのはスゴい。
これぞラーメントッピングのダブルインパクトですね?。
今後も、イノベーションがどんどん進むラーメン具材シーンから目が離せません!

アメーバニュース(R25.jp)
http://news.ameba.jp/r25/2009/10/48629.html

言われてみると、あまり見なくなったナルト・・・。ラーメンの具にも流行り廃りがあるのか・・・。ナルトも入れる必然性がないなんて論じられると・・・。

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