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楽天・星野監督にあえて質問「なぜ日本一に縁がないのか」

2013-10-26 11:13:46 | Weblog
星野監督は日本一に縁がない。

中日監督時代には、2度リーグ優勝の経験があるが、1988年には西武に、1999年には福岡ダイエーに敗れた。
阪神監督時代の2003年にもリーグ制覇を果たし、福岡ダイエーと日本シリーズを戦ったが、ここでも3勝4敗で
敗れてシリーズのチャンピオンフラッグには手が届かなかった。短期決戦の采配は苦手なのか? 星野監督には
聞かれたくない話題かもしれないが、あえて質問してみた。
「なぜ、日本シリーズで勝てなかったと分析していますか?」と。

「これまではペナントレースを勝つことだけに必死で、そこがゴールだと考えていた。その先の日本シリーズへの
意識は正直言ってなかったんだ。指揮官が、そういう気持ちでは、チームに伝染するよな」

では、今回は?
「でも、今回は違う。相手は巨人、日本一というものを強く意識している」

星野監督は“日本一”というビジョンをハッキリと掲げた。
打倒巨人は星野仙一のライフワークを言っていい。ドラフト時の因縁から現役時代も打倒巨人に闘志を
燃やした。40代の若さで中日の監督になってからも対巨人を強烈に意識していて、ロッテの落合博満に巨人が
興味を示しているという情報をつかむと、大量出血を承知で、トレードを仕掛けて掻っ攫った。試合前に選手や
スタッフが巨人の選手やコーチと私語をしているのを見かけるとこっぴどく叱った。常に対巨人への牙を
磨いていた。

「こんな大きな舞台で巨人と戦えるのはある意味幸せだな。うちの若い選手が、球界のチャンピオンを相手にして
どれだけ力を発揮できるか」

永遠のライバルである巨人と、日本シリーズという大舞台で雌雄を決するのだ。星野監督にとって、これ以上の
舞台設定はない。
巨人という存在が星野監督の日本シリーズコンプレックスを払拭させているのである。 

(>>2以降に続く)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131026-00000004-wordleafs-base

まーくんVS読売打線という図式。
総合力だとある程度勝負は見えている気も・・・・。