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 巷間の話題をだらだら論評。

20代、「海外旅行」する人が激減…お金も時間も余裕なし

2009-07-20 21:45:04 | Weblog
20代の海外旅行者数がこの10年で4割近く減ったことが、旅行大手JTBの調べで分かった。
 安定した職に就けない若者が増える一方、正社員も収入や休暇が減っている。就職氷河期を
 経験した「ロストジェネレーション」の余裕のない暮らしぶりが海外旅行需要にも表れている。

 JTBが法務省の出入国管理統計などをもとに観光、出張などで海外へ出かけた人数の推移を
 まとめたところ、98年には414万人だった20代が、08年は262万人と37%減。この間の
 20代の人口減少率22%を大きく超える落ち込みぶりだ。特に20代女性の98年の海外旅行者数は
 261万人と、男女・年代別で最も多かったが、08年は160万人に激減。
 出張が多い30~50代男性に海外旅行の「主役」の座を譲った形だ。

 一方、60代の海外旅行者はこの10年で154万人から214万人に39%増。この世代の
 人口増加率13%を大幅に上回って伸びている。
 JTBグループの調査会社が08年の海外旅行経験者約2700人に行ったアンケートによると、
 1回の旅行日数は最短の「1~4日」が33%で02年から9ポイント増。旅行費用は1人1回
 平均25.9万円で02年から3.4万円減った。
 行き先も韓国、中国がハワイや米本土を大きく上回り、「安・近・短」志向が鮮明だ。

 調査会社の分析だと、金融不況が起きた97年を境に、勤労者の世帯収入や有給休暇の
 取得日数が減少に転じ、特に若者が観光で海外を旅行する余裕が失われているという。
 http://www.asahi.com/national/update/0719/TKY200907190219.html

所得の減少でお金に余裕がないのはわかるが時間もなしというのははたしてどうか。また、貧乏旅行という言葉が死語になりつつあるように、若い世代の好奇心g減退している??

複数客が出発前に「中止した方がいい」とガイドに 出発後も「引き返したほうがいい」

2009-07-20 08:55:41 | Weblog
北海道大雪山系トムラウシ山(2141メートル)で8人が死亡した遭難事故で、パーティーが前泊
した避難小屋を出発する前に、悪天候や沢の増水、疲労の蓄積などを不安に思った複数のツアー客が
「中止した方がいい」とガイドに申し出ていたことが北海道警への取材でわかった。出発後も
「引き返した方がいい」「救助要請を」と訴えたツアー客がいたという。

 道警は、ツアー客が悪天候で身の危険を感じつつ、ガイドの判断を信じた可能性があるとみており、
関係者からさらに事情を聴く方針だ。

 ツアーは旅行会社アミューズトラベル(東京)の主催で、14日に旭岳温泉を出発し、2泊3日で
四十数キロを縦走するコース。予備日は設けられていなかった。遭難時は55~69歳の15人と
男性ガイド3人という構成だった。

 捜査幹部によると、一行はひんぱんに風雨に打たれ、15日はヒサゴ沼避難小屋で眠ったが、16日
早朝はかなり疲れが残っている客がいたという。さらに小屋の外は激しい風雨で、当初午前5時ごろの
出発を約30分間遅らせた。

 この際、複数のツアー客が、ガイドに「今日は中止した方がいいのではないか」と申し出たという。
しかし、ガイドは午後から天候は回復すると判断し、午前5時30分ごろ出発したという。

 出発してしばらくすると、「体調が非常に悪い」と訴える人が出て、それを聞いた他の客が
「引き返した方がいいのではないか」「救助を求めた方がいいのではないか」とガイドに訴えたと
いうが、ツアーは続行。昼前には山頂に近い北沼付近で女性1人が低体温症で歩行困難となり、
さらに男女4人も進めなくなった。この北沼付近には客5人、ガイド2人の計7人が野営することに
なったが、このうち4人が凍死した。

 アミューズトラベルの松下政市社長は19日記者会見し、16日の出発時のツアー客の体調について、
ガイドから聞き取った話として「みなさん問題ない。歩き始めるときに、体力的に今日は疲れたから
歩けないとか、そういう方はいませんでした」と話した。

▽朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0719/TKY200907190369_01.html

 結局、ガイドがツアーを強行した結果の惨事としてしかこの報道では見えない。かなり油断があったのか強行することを迫られる要素でもあったのか??