ニュース斜め読み

 巷間の話題をだらだら論評。

阪神タイガースオーナー 黒田の広島残留を受けて、井川のメジャー移籍に『待った!!』

2006-11-07 06:57:20 | Weblog
黒田が獲れんなら、井川にも待ったや!! 阪神の宮崎恒彰オーナー(63)が6日、
井川慶投手(27)のポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍に改めて難色を示した。
FA補強の目玉だった広島・黒田が急転の残留。7日にも正式容認する流れだったが、球団に再考を促した。

海の向こうへ後押しする声にも、すんなりと首を縦に振ることはできない。
“想定外”のことが起きたなら、なおさらだ。井川のメジャー挑戦に宮崎オーナーが改めて『待った』をかけた。

「井川を出すとはいっていない。原点はファン。ファンが納得してくれるようにする必要がある。
だから、夢も聞きたいが、それでチームがガタガタになってもね」

この日、電鉄本社で牧田球団社長と沼沢球団本部長から報告を受けた。星野SDが
「タイガースの代表として行ってこい」と発言するなど、移籍容認へのムードが強まる。
しかし、総帥の思いは一貫するどころか、むしろ強まっていた。

「ショックや…」

沼沢本部長のつぶやきが、すべてを物語る。計算に入れていた広島の黒田が、
FA権を行使せずに残留を表明した。

球団側では権利行使が濃厚で巨人やソフトバンクなどが名乗りをあげても、
地元の関西でもある阪神が有利との情報をキャッチ。『井川⇔黒田』という早期決着の
青写真を描いていた。チーム最多の14勝を挙げるエース左腕を“放出”しても、
黒田で穴埋めできるはずだったが、最悪のシナリオだった。

いくらなんでもこれは阪神側が身勝手やろ・・・。黒田で井川の穴埋めという計算が成り立たないとはいえ、それで残留せえとは・・。だったら最初から容認すなと。