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Weekend Strummer

ウィークエンド・ストラマー。
世間知らずのオジサンが脈絡無く語る、ギター・アフリカ・自閉症。

ビエンチャンの短足犬、その2。

2009-08-25 00:57:04 | ラオス

先週ご紹介した短足犬の話
より高い場所にオシッコのにおいを付けられるオス犬が、より多くのメス犬と交わる可能性が高くなるとすると、足の長い=身体の大きい犬が増える傾向が強くなるはずである、しかしビエンチャンには短足犬が多く、不思議に思える、という内容でした。

自分が男性であるせいかオス犬の行動に注目して考えておりましたが、もしかしたら短足はオス犬ではなく、メス犬の特徴かも知れない、と思い至りました。
足の短いメスはオスにとって「交尾しやすい相手」なのではないか、と思うんです。身体の大きい足長のメス犬と交尾するためには、オス犬も足長である必要があります。オス犬が短足だと性器の位置が合いにくく、交尾もしにくいのではないかと。
ところがメス犬が短足であれば、オスが小型犬でも受け入れ可能です。
一般家庭から出る残飯を食べて生きているのでしょう、ビエンチャンでは割と自然な形で犬が生きているような気がします。自然に出来たコミュニティの中、好きな犬同士が好きなように交尾をする過程で、交尾しやすい短足雌犬は多くのオス犬から愛され、自分の遺伝子をより多く残すことが出来る。その結果、短足犬が増えるのではないか。
オスの足長アピールとは別のメスの短足戦略。なんちゅうか、「質より量戦略」とでも言いましょうか。ま、それはそれで正しい気がしますけど。

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