プロメア 2019
60点
消防士VS人体発火能力者たち...
監督はアニメ畑ど真ん中を歩んできた
今石洋之いまいひろゆきさん
オリジナル原作のアニメ作品です
消防庁とのタイアップなどされ
今までになかった
消防士ロボットアクションと
言ったところです
人体発火人間を抑えるためのアイテムが
氷が発射される銃だったり
逆に発火人間の繰り出す炎が三角形だったりと
ヴィジュアル的に隅々までとても面白く
男の子心をくすぐられて
この破天荒な世界設定も
珍しく好意的に受け入れていたんですが
発火人間たちの目的と手段が
あまりにも幼稚だし
人間側の思惑もバカバカしさを
感じてしまったのと
大声セリフでの見栄の切り方、
歌舞伎役者のようなセリフや
確信犯的かもしれませんが
怒涛の
説明的すぎるセリフの連発で
だんだんと
映画への興味が薄れていって
しまいました
あと
話が進むにつれて
人間側も発火人間側も
能力がわけわからなくなっていくので
個人的にロジックを重視してしまうので
そこらへんの根性論?精神論?
かわかりませんが
子供っぽいやりかたは
やっぱり
苦手だなあと、再認識しました...
分断社会のメタファーも
あったりもするんですが
いかんせん、それの解決策が
現実離れしてるような気がして
もう
ため息連発でした...
映像もメカニックデザインも
すごく意欲的で好きなんですけど
ストーリーの対象年齢が
低いと感じる
消防士アニメアクション映画でした